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GSK、「RSウイルス感染症と予防に関する日本人の意識調査」結果を発表

グラクソ・スミスクライン株式会社
・「RSウイルス感染症」という疾患名を60%以上の回答者が認知している一方で、疾患についてある程度以上知っている人は20%未満 ・「RSウイルスは大人にも感染する」と正しく認知している人は30%未満 ・「RSウイルス感染症は日常生活に影響を与える」と回答した割合は、インフルエンザや新型コロナウイルス感染症と比べ少ない


グラクソ・スミスクライン株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:ポール・リレット、以下 GSK)は、全国の60歳以上の男女約6,500名を対象に、RSウイルス感染症と予防の認知について理解することを目的とした「RSウイルス感染症と予防に関する日本人の意識調査」(*1)の結果を発表しました。

今回の意識調査では、「RSウイルス感染症」という疾患名を60%以上が認知している一方で、疾患についてある程度以上知っている人の割合は20%未満であり、インフルエンザや新型コロナウイルス感染症(95%以上)と比べ、疾患の認知度は低いことが示されました。また、「RSウイルスは大人にも感染する」と正しく認知しているのは30%未満でした。

「RSウイルス感染症」という疾患名を60%以上の回答者が認知している一方で、疾患についてある程度以上知っている人は20%未満
「RSウイルス感染症」という疾患名について64%の回答者が認知している一方で、疾患についてある程度知っている、詳しく知っていると回答した人の割合は17%でした。インフルエンザや新型コロナウイルス感染症の96%と比べ、RSウイルス感染症の認知度は低いことが示されました。

「RSウイルスは大人にも感染する」と正しく認知している人は30%未満
高齢者、慢性の基礎疾患(喘息、COPD、心疾患など)をもつ人、免疫機能が低下している人は、RSウイルス感染症の重症化リスクが高く、肺炎、入院、死亡などの重篤な転帰につながる可能性があります(*2,*3,*4,*5)。しかし、「RSウイルスは大人にも感染する」と正しく認知している人は28%でした。

「RSウイルス感染症は日常生活に影響を与える」と回答した人の割合は、インフルエンザなどの感染症と比べ、少ない
疾患の感染リスクや症状の悪化、入院など日常生活への影響に関する認知度について、「RSウイルス感染症は日常生活に影響を与える」と回答した人の割合は30%と、インフルエンザ(90%)や新型コロナウイルス感染症(92%)と比べ、少ないことが示されました。

RSウイルス(呼吸器合胞体ウイルス)について


RSウイルスは、肺および呼吸器に影響を及ぼす一般的な感染性ウイルスです。乳児では重症化することもあり、2歳までにほぼ100%の小児がRSウイルスに少なくとも一度は感染するとされています(*6)。その後も感染と発病を繰り返しますが、特に、高齢者、慢性の基礎疾患(喘息、COPD、心疾患など)のある方、免疫機能が低下している方は、RSウイルス感染症の重症化リスクが高く、肺炎、入院、死亡などの重篤な転帰につながる可能性があります(*2,*3,*4,*5)。また、RSウイルス感染症は、喘息、慢性閉塞性肺疾患(COPD)、心疾患などの基礎疾患の増悪の原因となることもあります(*2,*7)。

60歳以上の成人において、先進国では毎年RSウイルス感染症によって47万人以上の入院と約33,000人の院内死亡、日本では約63,000人の入院と約4,500人の院内死亡が推定されます(*8)。

グラクソ・スミスクライン(GSK)について


GSKは、サイエンス、テクノロジー、人財を結集し、力を合わせて病に先手を打つことを存在意義とするバイオ医薬品のグローバルリーダーです。GSKは、免疫学、遺伝学、先端テクノロジーを駆使し、感染症、免疫・呼吸器疾患、オンコロジーをはじめとする疾患領域の研究開発に注力しています。そして、ワクチン、スペシャリティ医薬品、ジェネラル医薬品を通じて、病気の予防と治療に貢献します。詳細情報は https://jp.gsk.com をご参照ください。

(*1) GSK「RSウイルス感染症と予防に関する日本人の意識調査」(日本人60歳以上男女6,502名対象としたオンライン調査、2023年11月1日~11月2日実施)
(*2) Centers for Disease Control and Prevention (CDC), RSV in Older Adults and Adults with Chronic Medical Conditions, 2023.
(*3) Belongia EA et al: Open Forum Infect Dis 2018; 5(12), ofy316.
(*4) Branche AR et al. Incidence of Respiratory Syncytial Virus Infection Among Hospitalized Adults, 2017-2020, Clin Infect Dis 2022;74: 1004-1011.
(*5) Wyffels V et al: Adv Ther 2020; 37(3),1203-1217.
(*6) NIID国立感染症研究所 IDWR 2004年第22号 
(*7) Ivey KS et al: J Am Coll Cardiol 2018; 71(14), 1574-1583.
(*8) Savic M, Penders Y, Shi T, Branche A, Pirçon J-Y. Respiratory syncytial virus disease burden in adults aged 60 years and older in high-income countries: a systematic literature review and meta-analysis, Influenza Other Respir Viruses 2022 2023; 17:e13031.

【プレスリリースはこちらのPDF版でもご覧になれます。】
https://prtimes.jp/a/?f=d95928-15-339bbc27d1f23290507ab8baedfcd0a2.pdf
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