東京都在宅医療推進強化事業でレイヤードが西東京市医師会の医療DXを支援
株式会社レイヤード
レイヤードの電話自動応答システム、WEB問診、PRM(医療版CRM)を活用して24時間診療体制づくり
東京都の西東京市医師会は、東京都在宅医療推進強化事業の一環で、株式会社レイヤード(本社:福岡市博多区、代表取締役社長:毛塚牧人)が提供する電話自動応答システムIver、WEB問診Symview、PRM(医療版CRM)Kakariteを導入することを決定しました。レイヤードは、医療DXにより、西東京市医師会の往診医療機関がスムーズな情報連携を行えるよう支援してまいります。
導入の背景
東京都は、今後の高齢化の進展による在宅医療の需要増加に加え、オンライン診療などコロナ禍で受療行動が変容したこと、また、24時間診療体制など切れ目のない在宅医療の提供体制の構築に向けた取組状況は、区市町村により差があることを課題とし、在宅医療提供体制の充実を図ることを目的に、在宅医療推進強化事業を進めています。
在宅医療推進強化事業では、地域における24時間診療体制の構築を支援するため、ICTシステム等を活用した医療DXを推進していきます。
西東京市医師会では、行政とともに2025年問題に対処するべく、健康寿命を延ばしながら医療や介護が適切に連携して暮らしを支えられる仕組みとして「地域包括ケアシステム」構築に積極的に取り組んでいます。その一環として、東京都の事業に応募し採択されました。
西東京市の医療DX化構想、地域の往診医療機関での患者管理
東京都に採択された西東京市医師会の医療DX化構想は、レイヤード社が提供する電話自動応答システムIver(アイバー)、WEB問診Symview(シムビュー)、PRM(医療版CRM)Kakarite(カカリテ)を活用して、地域の往診医療機関間で患者管理を行い、24時間の診療体制を構築するというものです。
電話自動応答システムIverは、コールセンターのように用件ごとにメニューが設定でき、メニューごとに電話の転送やSMS送信、自動音声案内などの対応が可能です。さらに、曜日や時間帯などカレンダーを利用して転送先の電話番号を設定することができます。これにより夜間や休日の電話転送先をきめ細かく設定することができ、夜間休日当番医師等へ適切に自動転送できる仕組みの構築が可能となります。
また、WEB問診Symviewは患者家族や訪問看護師等の医療者のスマートフォンで詳細な問診の入力ができるだけでなく、医療機関の管理画面には医師が要点をつかみやすいカルテ用語に自動変換されて問診内容が保存されます。そのため、患者ごとにより詳細な情報を、医師は手間なく把握することができ、緊急性の有無等の判断に役立ちます。
PRM Kakariteは、いわゆる医療版のCRMで、患者情報管理システムです。医療機関では電子カルテ、レセプトコンピュータ、予約や問診システム等、各システムで患者情報がそれぞれに管理されています。Kakariteはこれらの患者情報を集約し一元管理することで、長期的な治療を必要とする在宅患者の情報も網羅的に把握できるようになります。(Kakariteは現在β版の提供)
西東京市医師会では、この3つのシステムを活用し、地域で在宅患者を24時間診療できる体制づくりを目指します。
緊急時、患者家族、または訪問看護師等の医療者が主治医の番号=Iverに電話をします。緊急の場合は、夜間休日当番医師に電話を転送、それ以外の場合はSMSでWEB問診Symviewの入力用URLを送信します。詳細な状況を問診に入力してもらい、夜間休日当番医師が確認します。患者家族は、緊急かどうか判断できず躊躇してしまうこともありますが、WEB問診で患者の状態を詳細に知らせることで、夜間休日当番医師は緊急かどうかを判断し、適切に対応することが可能になります。
PRM Kakariteは、往診医療機関間での患者サマリーの共有に活用する予定です。夜間・休日に容態が変化する可能性がある在宅患者がいれば事前に患者サマリーをKakariteで共有し、夜間休日当番医師がこれまでの経過も確認できるようにします。また、夜間休日当番医師が対応した患者について主治医等への申送りをKakariteで行うことができます。Kakariteにより、患者情報のスムーズな連携を実現します。
患者家族には、24時間体制で診療してもらえるという安心感を提供しながら、地域の患者を地域全体で診られるようにすることで医師・医療者の負担を軽減できることも期待されます。
西東京医師会 コメント
副会長 平塚龍太 先生
電話自動応答システムIver、WEB問診Symview、PRM Kakarite(患者情報共有ツール)を使うことで、訪問診療も含めて、患者を最期まで診ようとするかかりつけ医を支援します。
Iverには輪番制による主治医の負担軽減を、Symviewに診療の質向上、患者家族の不安軽減を、Kakariteには共通する電子カルテを使わずにできるクリニック間での情報共有ツールとしての役割を期待しております。
これらにより地域で患者を最期まで支える体制作り、クリニック同士の連携強化に繋げたいと考えております。
地域福祉担当理事 中山浩二 先生
西東京市医師会では、電話自動応答システム、WEB問診システム、患者情報管理システムの3つのシステムを活用することで、地域の往診医療機関間で在宅患者の管理を行い、24時間の診療体制構築が促進されることを期待しております。
患者家族には、24時間体制で診療してもらえるという安心感を与え、地域の患者を地域全体で診られるようにすることで医師・医療者の負担が軽減されることを期待しております。
レイヤードについて
株式会社レイヤードは、医療者と患者の接点をサポートし、医療DXを支援しています。
患者の受診動線に対応するプロダクトをマイクロサービスとして提供し、電話・WEBから予約~問診~外来受診/オンライン診療、その後の患者フォローアップまでの一連をレイヤードプロダクトで一気通貫にサポートすることができます。各プロダクトが連携することで、医療者・患者双方にとってスムーズな医療体験の実現を目指します。
レイヤードのプロダクトは、連携性を重視しつつ、1つ1つのプロダクトは独立しているため、必要なパーツのみを利用することも可能です。また、他社システムとの連携も積極的に支援していますので、各医療機関の課題に合わせて柔軟に対応いたします。
WEB問診Symview
シムビューは2018年11月に正式リリースし、全国約1,600施設(2023年9月末現在)の医科診療所、地方自治体、医師会に採用されているクラウド型のWEB問診システムです。2023年10月にはシムビューを利用して入力された問診データが月間120万件を超えました。
特許技術(特許第7072817号)を活用し、患者の主訴や年齢、性別ごとに質問を出し分けることができ、熟練した医療者のような問診を実現します。患者の医療ニーズを深く理解できることはもちろん、来院前に患者情報を収集・分析できるため、業務効率化や感染対策にも役立ちます。
電子カルテや予約システムなどの周辺システムは、他社のシステムとも積極的に連携しており、医療現場の使いやすさを重視した受診フローの構築をサポートしています。
詳細:https://layered.inc/symview
電話自動応答システムIver
アイバーは、日本で唯一、医療専用のクラウド型電話自動応答システムです。2021年7月のリリース以来、コロナ禍で発熱外来やワクチンの問合せが急増した医療現場の電話業務の効率化を支援してきました。診療所を中心に、全国400施設以上の医療機関で利用されています。
医療現場でよくある問合せ内容を標準メニューとしてセットしており、各医療機関で手間なく導入することができます。また、曜日や時間帯で電話の転送先を変更できたり、患者が音声録音を残した際に指定の宛先にメールやSMSの通知を飛ばすことができる等、医療現場だからこそ必要な機能を搭載しており、夜間や休日の緊急対応にも活用できます。
詳細:https://layered.inc/iver
PRM Kakarite
カカリテは、患者情報を集約し、患者一人ひとりに最適化されたタイミングでのフォローアップを実現するプロダクト。個別化されたコミュニケーションより、患者の安心感を醸成してかかりつけ医機能を強化します。治療の途中離脱を防止し、重症化予防への貢献も目指します。(現在はβ版のみ提供)
詳細:https://layered.inc/kakarite
株式会社レイヤード
医療をもっと、わかりやすく。生活者に納得の医療を。医療者に持続可能性を。
代表:毛塚牧人
設立:1998年7月
事業:クラウドサービス事業・プロフェッショナルサービス事業・メディア事業
拠点:
本社 福岡市博多区博多駅中央街8-27 第16岡部ビル5F
東京 東京都港区芝公園2-2-22 芝公園ビル7F
大阪 大阪市淀川区西中島4-11-21 新大阪コパービル6F 603
名古屋 名古屋市中村区名駅3丁目28-12 大名古屋ビルヂング11階
URL: https://layered.inc
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レイヤードの電話自動応答システム、WEB問診、PRM(医療版CRM)を活用して24時間診療体制づくり
東京都の西東京市医師会は、東京都在宅医療推進強化事業の一環で、株式会社レイヤード(本社:福岡市博多区、代表取締役社長:毛塚牧人)が提供する電話自動応答システムIver、WEB問診Symview、PRM(医療版CRM)Kakariteを導入することを決定しました。レイヤードは、医療DXにより、西東京市医師会の往診医療機関がスムーズな情報連携を行えるよう支援してまいります。
導入の背景
東京都は、今後の高齢化の進展による在宅医療の需要増加に加え、オンライン診療などコロナ禍で受療行動が変容したこと、また、24時間診療体制など切れ目のない在宅医療の提供体制の構築に向けた取組状況は、区市町村により差があることを課題とし、在宅医療提供体制の充実を図ることを目的に、在宅医療推進強化事業を進めています。
在宅医療推進強化事業では、地域における24時間診療体制の構築を支援するため、ICTシステム等を活用した医療DXを推進していきます。
西東京市医師会では、行政とともに2025年問題に対処するべく、健康寿命を延ばしながら医療や介護が適切に連携して暮らしを支えられる仕組みとして「地域包括ケアシステム」構築に積極的に取り組んでいます。その一環として、東京都の事業に応募し採択されました。
西東京市の医療DX化構想、地域の往診医療機関での患者管理
東京都に採択された西東京市医師会の医療DX化構想は、レイヤード社が提供する電話自動応答システムIver(アイバー)、WEB問診Symview(シムビュー)、PRM(医療版CRM)Kakarite(カカリテ)を活用して、地域の往診医療機関間で患者管理を行い、24時間の診療体制を構築するというものです。
電話自動応答システムIverは、コールセンターのように用件ごとにメニューが設定でき、メニューごとに電話の転送やSMS送信、自動音声案内などの対応が可能です。さらに、曜日や時間帯などカレンダーを利用して転送先の電話番号を設定することができます。これにより夜間や休日の電話転送先をきめ細かく設定することができ、夜間休日当番医師等へ適切に自動転送できる仕組みの構築が可能となります。
また、WEB問診Symviewは患者家族や訪問看護師等の医療者のスマートフォンで詳細な問診の入力ができるだけでなく、医療機関の管理画面には医師が要点をつかみやすいカルテ用語に自動変換されて問診内容が保存されます。そのため、患者ごとにより詳細な情報を、医師は手間なく把握することができ、緊急性の有無等の判断に役立ちます。
PRM Kakariteは、いわゆる医療版のCRMで、患者情報管理システムです。医療機関では電子カルテ、レセプトコンピュータ、予約や問診システム等、各システムで患者情報がそれぞれに管理されています。Kakariteはこれらの患者情報を集約し一元管理することで、長期的な治療を必要とする在宅患者の情報も網羅的に把握できるようになります。(Kakariteは現在β版の提供)
西東京市医師会では、この3つのシステムを活用し、地域で在宅患者を24時間診療できる体制づくりを目指します。
緊急時、患者家族、または訪問看護師等の医療者が主治医の番号=Iverに電話をします。緊急の場合は、夜間休日当番医師に電話を転送、それ以外の場合はSMSでWEB問診Symviewの入力用URLを送信します。詳細な状況を問診に入力してもらい、夜間休日当番医師が確認します。患者家族は、緊急かどうか判断できず躊躇してしまうこともありますが、WEB問診で患者の状態を詳細に知らせることで、夜間休日当番医師は緊急かどうかを判断し、適切に対応することが可能になります。
PRM Kakariteは、往診医療機関間での患者サマリーの共有に活用する予定です。夜間・休日に容態が変化する可能性がある在宅患者がいれば事前に患者サマリーをKakariteで共有し、夜間休日当番医師がこれまでの経過も確認できるようにします。また、夜間休日当番医師が対応した患者について主治医等への申送りをKakariteで行うことができます。Kakariteにより、患者情報のスムーズな連携を実現します。
患者家族には、24時間体制で診療してもらえるという安心感を提供しながら、地域の患者を地域全体で診られるようにすることで医師・医療者の負担を軽減できることも期待されます。
西東京医師会 コメント
副会長 平塚龍太 先生
電話自動応答システムIver、WEB問診Symview、PRM Kakarite(患者情報共有ツール)を使うことで、訪問診療も含めて、患者を最期まで診ようとするかかりつけ医を支援します。
Iverには輪番制による主治医の負担軽減を、Symviewに診療の質向上、患者家族の不安軽減を、Kakariteには共通する電子カルテを使わずにできるクリニック間での情報共有ツールとしての役割を期待しております。
これらにより地域で患者を最期まで支える体制作り、クリニック同士の連携強化に繋げたいと考えております。
地域福祉担当理事 中山浩二 先生
西東京市医師会では、電話自動応答システム、WEB問診システム、患者情報管理システムの3つのシステムを活用することで、地域の往診医療機関間で在宅患者の管理を行い、24時間の診療体制構築が促進されることを期待しております。
患者家族には、24時間体制で診療してもらえるという安心感を与え、地域の患者を地域全体で診られるようにすることで医師・医療者の負担が軽減されることを期待しております。
レイヤードについて
株式会社レイヤードは、医療者と患者の接点をサポートし、医療DXを支援しています。
患者の受診動線に対応するプロダクトをマイクロサービスとして提供し、電話・WEBから予約~問診~外来受診/オンライン診療、その後の患者フォローアップまでの一連をレイヤードプロダクトで一気通貫にサポートすることができます。各プロダクトが連携することで、医療者・患者双方にとってスムーズな医療体験の実現を目指します。
レイヤードのプロダクトは、連携性を重視しつつ、1つ1つのプロダクトは独立しているため、必要なパーツのみを利用することも可能です。また、他社システムとの連携も積極的に支援していますので、各医療機関の課題に合わせて柔軟に対応いたします。
WEB問診Symview
シムビューは2018年11月に正式リリースし、全国約1,600施設(2023年9月末現在)の医科診療所、地方自治体、医師会に採用されているクラウド型のWEB問診システムです。2023年10月にはシムビューを利用して入力された問診データが月間120万件を超えました。
特許技術(特許第7072817号)を活用し、患者の主訴や年齢、性別ごとに質問を出し分けることができ、熟練した医療者のような問診を実現します。患者の医療ニーズを深く理解できることはもちろん、来院前に患者情報を収集・分析できるため、業務効率化や感染対策にも役立ちます。
電子カルテや予約システムなどの周辺システムは、他社のシステムとも積極的に連携しており、医療現場の使いやすさを重視した受診フローの構築をサポートしています。
詳細:https://layered.inc/symview
電話自動応答システムIver
アイバーは、日本で唯一、医療専用のクラウド型電話自動応答システムです。2021年7月のリリース以来、コロナ禍で発熱外来やワクチンの問合せが急増した医療現場の電話業務の効率化を支援してきました。診療所を中心に、全国400施設以上の医療機関で利用されています。
医療現場でよくある問合せ内容を標準メニューとしてセットしており、各医療機関で手間なく導入することができます。また、曜日や時間帯で電話の転送先を変更できたり、患者が音声録音を残した際に指定の宛先にメールやSMSの通知を飛ばすことができる等、医療現場だからこそ必要な機能を搭載しており、夜間や休日の緊急対応にも活用できます。
詳細:https://layered.inc/iver
PRM Kakarite
カカリテは、患者情報を集約し、患者一人ひとりに最適化されたタイミングでのフォローアップを実現するプロダクト。個別化されたコミュニケーションより、患者の安心感を醸成してかかりつけ医機能を強化します。治療の途中離脱を防止し、重症化予防への貢献も目指します。(現在はβ版のみ提供)
詳細:https://layered.inc/kakarite
株式会社レイヤード
医療をもっと、わかりやすく。生活者に納得の医療を。医療者に持続可能性を。
代表:毛塚牧人
設立:1998年7月
事業:クラウドサービス事業・プロフェッショナルサービス事業・メディア事業
拠点:
本社 福岡市博多区博多駅中央街8-27 第16岡部ビル5F
東京 東京都港区芝公園2-2-22 芝公園ビル7F
大阪 大阪市淀川区西中島4-11-21 新大阪コパービル6F 603
名古屋 名古屋市中村区名駅3丁目28-12 大名古屋ビルヂング11階
URL: https://layered.inc
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(2024/01/11 11:00)
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