三井不動産株式会社
「三井リンクラボ新木場2」内で、研究用消耗品・試薬を一点から購入可能に
三井不動産株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長 植田俊、以下「三井不動産」)は、ライフサイエンス分野における研究用の消耗品・備品や試薬を、その場で一点から購入できる店舗「三井リンクラボ LINK Stock」(以下「LINK Stock」)を賃貸ラボ&オフィス「三井リンクラボ新木場2」内にて1月29日にオープンしたことをお知らせいたします。
三井のラボ&オフィスシリーズが初めて設置する「LINK Stock」は、ラボの入居者が抱える様々な課題への解決施策を提供する「オープンイノベーション支援プログラム」(※1)の一環です。「研究用の消耗品や試薬を必要時に必要分のみ調達することが困難」、「リアルタイムで購入することができない」といった課題にお応えし、「三井リンクラボ新木場2」内で、入居者が研究用の「消耗品・備品」や「試薬」をその場で一点から購入することを可能にいたします。(※2)
三井不動産は今後も、様々な研究者にとって利用しやすい「場」の整備と、一般社団法人ライフサイエンス・イノベーション・ネットワーク・ジャパン(理事長 岡野栄之、以下「LINK-J」)と協働した「コミュニティ」の構築を通じて、ライフサイエンスイノベーションの創出に貢献いたします。
■“研究者のためのコンビニ”「LINK Stock」の特長
※1…「オープンイノベーション支援プログラム」の詳細については、添付の資料をご覧ください。
※2…購入には「三井リンクラボ」入居テナントのID及び「LINK Stock」運営会社との契約が必要です。
1.「三井リンクラボ新木場2」内で、消耗品・試薬を一点から販売
研究用の消耗品や試薬の調達については、従来より三井リンクラボ入居テナントやLINK-J会員から、「商品の到着が早くても発注翌日以降のため、すぐに使いたい時に不便」「必要分のみ購入したい」という声をいただいていました。この度「LINK Stock」が「三井リンクラボ新木場2」内に店舗を構えたことで、入居者は日々研究に注力する中、必要になった時すぐに、必要な分のみ研究用消耗品・試薬を調達できるようになります。(毒物劇物取扱責任者の資格を保有したスタッフが在籍)
2. 研究機器のレンタルサービス
ライフサイエンス分野での使用ニーズが高い卓上走査電子顕微鏡(SEM)をはじめとした高価な研究機器や備品を、時間単位でご利用いただけるレンタルサービスをご提供します。企業の規模を問わず、多様なライフサイエンスプレイヤーが挑戦できる環境を創出いたします。
3. 実験サポートサービス
商品の購入・レンタル以外にも、スタッフへの相談コーナーや実験機器校正サービス、最新メーカー情報のご提供、実験サンプル配送代行サービス(予定)など、入居者のあらゆるニーズに対応した充実のサービスを提供いたします。
・相談コーナー
不具合または故障の生じた機器の受付対応および代替機の提案を実施。
(※「LINK Stock」内で修理を実施するものではございません)
・校正サービス
校正済機器の販売・再校正についての相談ができる。
また、校正対象機を店舗に持ち込むことで、面倒な梱包及び発送にも対応可能。
・最新メーカー情報のご提供
陳列一部を利用して、月次毎での各メーカーの新製品及び情報を陳列・掲載(予定)する他、サンプルも用意。
「三井リンクラボ LINK Stock」店舗概要
施 設 名 称:「三井リンクラボ LINK Stock」
場 所:三井リンクラボ新木場2
所 在 地:東京都江東区新木場1-17-8
床 面 積:103.62平方メートル (約31.34坪)
ア ク セ ス:東京メトロ有楽町線・東京臨海高速鉄道りんかい線
JR京葉線「新木場」駅 徒歩7分
休 業 日:土日祝日
営 業 時 間:9:00~18:00
運 営 会 社:アズワン株式会社
三井リンクラボ新木場2
所 在 地:東京都江東区新木場1-17-8
竣 工:2023 年4 月28 日
敷 地 面 積:9,002 平方メートル (約2,723 坪)
延 床 面 積:18,232 平方メートル (約5,518 坪)
総貸付面積:14,588 平方メートル (約4,413 坪)
ア ク セ ス:東京メトロ有楽町線・東京臨海高速鉄道りんかい線
JR 京葉線「新木場」駅 徒歩7 分
■一般社団法人ライフサイエンス・イノベーション・ネットワーク・ジャパン(LINK-J)について
LINK-Jは、三井不動産と産学の有志が中心となって設立した一般社団法人です。医薬関連企業が集積する東京・日本橋エリアを本拠点に、産官学連携によるライフサイエンス領域でのオープンイノベーションを促進し、新産業創造を支援することを目的としています。医学をはじめ、理学や工学、ICTや人工知能といった新たなテクロノジーなど、あらゆる科学の複合領域であるライフサイエンス領域において、分野を超えた内外の人的交流・技術交流を促進していきます。
<参考資料>
オープンイノベーション支援プログラムについて
オープンイノベーション支援プログラムは、 「三井のラボ&オフィス」の「三井リンクラボ新木場2」において入居者が抱える多様な課題に対し、(1)研究・事業サポート、(2)コミュニケーション・ネットワークサポートの2点を軸に、幅広い解決施策を提供する取り組みです。
三井不動産のライフサイエンス・イノベーション推進事業
三井不動産は、事業領域拡大のための新産業創造を重要な戦略と位置づけています。ライフサイエンス領域では、スタートアップ企業や大学、病院、大手製薬会社などのキープレイヤーが、コラボレーションを通じてお互いの知識・技術・資本を活かしながら、業界の枠を超えて研究開発を発展させていくというエコシステムを、「コミュニティの構築」、「場の整備」、「資金の提供」を通じて構築することで、ライフサイエンス領域におけるイノベーション創出を支援します。
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「コミュニティ」の構築
LINK-Jは、ライフサイエンス領域での「オープンイノベーションの促進」と「エコシステムの構築」を目的とし、それを実現するために、「交流・連携」および「育成・支援」事業を行っています。2023年12月時点の会員数は761、2022年に開催した交流・連携イベントは834件となっています。
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「場」の整備
三井不動産はイノベーションによる新産業の創造・育成につながるエコシステムを構築する空間(ハード)を整備します。賃貸ラボ&オフィスに加え、東京・日本橋エリアと大阪・道修町近傍エリアにライフサイエンスビルシリーズを16か所展開しており、拠点整備以降、183テナント(2024年1月時点)が集積しています。
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「資金」の提供
三井不動産はLP投資を通じて、大学・研究機関における高度な技術シーズをより多く実用化させ、ライフサイエンス系スタートアップ企業を支援することにより、新産業創造を更に加速してまいります。
三井不動産グループのSDGsへの貢献について
https://www.mitsuifudosan.co.jp/esg_csr/
三井不動産グループは、「共生・共存」「多様な価値観の連繋」「持続可能な社会の実現」の理念のもと、人と地球がともに豊かになる社会を目指し、環境(E)・社会(S)・ガバナンス(G)を意識した事業推進、すなわちESG経営を推進しております。当社グループのESG経営をさらに加速させていくことで、日本政府が提唱する「Society 5.0」の実現や、「SDGs」の達成に大きく貢献できるものと考えています。また、2021年11月には「脱炭素社会の実現」、「ダイバーシティ&インクルージョン推進」、2023年3月には「生物多様性」に関し、下記の通りグループ指針を策定しました。今後も、当社グループは街づくりを通じた社会課題の解決に向けて取り組んでまいります。
【参考】
・「脱炭素社会実現に向けグループ行動計画を策定」
https://www.mitsuifudosan.co.jp/corporate/news/2021/1124/
・「ダイバーシティ&インクルージョン推進宣言および取り組み方針を策定」
https://www.mitsuifudosan.co.jp/corporate/news/2021/1129_02/
・「グループ生物多様性方針を策定」
https://www.mitsuifudosan.co.jp/corporate/news/2023/0413/
*なお、本リリースの取り組みは、SDGs(持続可能な開発目標)における3つの目標に貢献しています。
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(2024/01/29 14:29)
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