アクア株式会社
高齢者の冬期一時居住施設に兼用される湯田山荘でコインランドリーの公共福祉活用を模索
アクア株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長 兼 CEO:杜 鏡国)は島根県安来市と締結した「高齢者福祉へのセルフランドリー活用」の実証連携協定により、企業版ふるさと納税を活用して温浴宿泊施設「湯田山荘」にコインランドリーを整備しました。このほど2024年1月28日(日)に湯田山荘がリニューアルオープンし、安来市主催のオープニングセレモニーにてお披露目されました。
オープニングセレモニーには、田中武夫安来市長を始め、湯田山荘を支援する会のメンバーや島根県議会議員、安来市議会議員、自治会や地域住民の方、リニューアルに携わった企業など多くの方が出席し、今後の湯田山荘への期待感がうかがえました。
湯田山荘の地域活性化や観光振興拠点としての役割に大きな期待
島根県が推進する「小さな拠点づくり推進事業」の一環で、湯田山荘は積雪量の多い冬期に高齢者の一時居住施設としても兼用できるよう2023年6月より長寿命化を含めた改修工事をおこなってきました。比田地区ではこれまで、移動が困難な高齢者への移動支援や学生への防災教育を始めとする地域防災強化など、中山間地域の課題解決に向けて積極的な取り組みを推進されています。
田中武夫安来市長
田中武夫安来市長はご挨拶の中で「湯田山荘が地域の活性化や観光振興の拠点として、以前にも増して位置づけられることに大変期待をしています」と述べられ、湯田山荘を支援する会の仙石代表や島根県議会議員の嘉本祐一氏、田中明美氏はそれぞれ挨拶の中で、湯田山荘が地域の憩いの中心となり、高齢者でも安心して暮らせる環境を整えることで人口の流出や過疎化阻止の一助となることを期待していました。
市長や来賓によるテープカットには、比田地区の中学生2名も参加。緊張している様子に、市長がテープカットのしかたをそっと教えるなど微笑ましいシーンもありました。
湯田山荘の今後の役割への期待と、若い世代の定住・活躍を願ってテープカットがおこなわれました。
緊張した面持ちの中学生に、市長がテープカットのしかたをそっとレクチャーする一幕も。
アクアはコインランドリーの福祉活用を、湯田山荘での実証実験を通じて模索
アクア株式会社 業務用洗濯機事業部 麻野本部長
その後、当社業務用洗濯機事業部本部長の麻野信弘がコインランドリーの説明をおこないました。「コインランドリーの洗濯乾燥機は約1時間程度で洗濯から乾燥までできる。温泉に入っている間に洗濯を済ませられ、さらにガス乾燥でふっくらと仕上がりもよい」との説明に、納得した様子で頷く出席者の方もいました。麻野は続けて「一時居住されている高齢者の方だけでなく、地域の方にもぜひ使っていただきたい」と地域コミュニティ型コインランドリーへ期待を寄せました。 当社は今回整備された湯田山荘のコインランドリーを通じて「高齢者福祉へのセルフランドリー活用」の実証を進め、社会課題解決につなげていきたいと考えています。
運転開始ボタンを押下
コインランドリーの運転開始
■
オープニングセレモニー概要
日時:1月28日(日)11:00~11:30
会場:湯田山荘健康増進施設(公衆浴場)内ホール
〒692-0733 島根県安来市広瀬町東比田1373
セレモニー 式次第:
1.開会
2.安来市長挨拶
3.湯田山荘を支援する会会長挨拶
4.来賓代表祝辞
5.テープカット
6.コインランドリー説明(アクア株式会社)
7.コインランドリーの運転開始(市長・指定管理者・アクア株式会社)
8.閉会
■アクア株式会社について
アクア株式会社は、2012年1月、三洋電機の一部事業を継承し設立。
Haierグループの日本法人として、業務用洗濯機器や、家庭用の洗濯機、冷蔵庫、掃除機などの
AQUAブランド商品、サービスの企画・開発・販売を行っています。
■島根県安来市について
安来市は島根県と鳥取県の県境、山陰の中央に位置しています。
安来市の伝統的な民謡としてどじょうすくい踊りで知られる「安来節」が有名です。江戸時代の末期にはその原型ができたと言われており、唄声やお囃子は市民の心に深く刻まれ、大切な文化として根付いています。
また、島根県では、古くから「たたら」と呼ばれる製鉄技術の流れをひいた鉄作りが行われ、安来港は鉄の積み出し港として栄えました。現在では高級特殊鋼「ヤスキハガネ」の製造や鉄鋼製品の加工業が市の主要産業として発展し、たたら製鉄の歴史を伝えています。
市全体に広がる豊かな耕作地では、お米や梨、いちご、ぶどう、筍、日本酒など豊富な産品が生産されており、良質な水と生産者の心のこもった土作りが安来の食材の美味しさを支えています。
文化・歴史・産業・自然…多くの魅力があふれる住みよいまちです。
■島根県安来市の「多種多様で魅力的な地域を形成する事業について」
本プロジェクトでは、地域コミュニティの担い手の確保や育成、地域の拠点づくり、防災体制の整備により、市民が安心して暮らせる持続可能な地域づくりを行い、市民の安来市への愛着度を高めることを目標としています。
こうした施策に取り組むことで「安来市っていいよね! 安来市に住みたい!」と思ってもらえるようなまちづくりを進めています。■
「湯田山荘のリニューアルについて」
湯田山荘は、「小さな拠点づくりモデル地区推進事業」のうち冬期一時居住施設として兼用するための改修工事に併せ、施設の老朽化に対応した長寿命化などの改修工事を行いました。
改修工事には当社の「企業版ふるさと納税」の寄附が活用されています。
リニューアル後は通常の温泉施設としてだけではなく、高齢者の冬期一時居住施設として活用すると共に、施設内にコインランドリーを設置し、一時居住時の洗濯スペースとして活用するとともに、地域の方や湯田山荘の利用者、観光客にも幅広く活用していただける施設とします。
湯田山荘の正面玄関(左上)、浴場(右上)、客室洋室(左下)、客室和室(右下)
企業プレスリリース詳細へPR TIMESトップへ
(2024/01/31 14:10)
- データ提供
-
本コーナーの内容に関するお問い合わせ、または掲載についてのお問い合わせは株式会社 PR TIMESまでご連絡ください。製品、サービスなどに関するお問い合わせは、それぞれの発表企業・団体にご連絡ください。