株式会社SVC
発達が気になるお子さまの保護者の方に発達特性をどうとらえてるか聞いてみました。
株式会社SVCが運営する発達に悩みを抱えるパパママ向けQ&Aサービス「ふぉぴす」(https://4peace-qa.jp/)では、1歳~12歳までの子供の発達に悩む保護者を対象に、「子どもの発達特性についてどうとらえているか」についてのアンケート調査を実施いたしました。その結果を公表いたします。
〈調査概要〉
調査対象:1歳~12歳までのお子様を持つ男女
調査日:2023年12月
調査方法:インターネットによる回答
調査人数:200名のうち、検査を受けていない方149名
*本アンケート結果を引用する場合は「ふぉぴす」のURL(https://4peace-qa.jp/)を使用してください。
調査結果
発達が気になる子どもを持つ保護者のうち検査を受けていないお子さまの発達特性をどのようにとらえているかアンケートを実施いたしました。
◆遅れは感じる 38%
一番多かったのは、「遅れは感じる」で38%の人が回答しました。
・「言葉がなかなかでなくて遅れを感じたから」(不明)
・「周囲の子ども達との行動や言葉の遅れで疑いました。また、目を合わせないのもありました。」(不明)
・「先の見通しや切り替え、集団行動が苦手でマイペースさが目立っていた。」(女性/20代)
などの意見がみられました。
◆個性の範囲 24.8%
次に多くみられたのは、「個性ととらえている」で24.8%の人が回答しました。
・「偏食がひどかく、特定のものしか食べなかっり飲まなかったりする」(女性/30代後半)
・「自分自身としては周りの子と比べてなじまない感じがする」(男性/40代前半)
・「自分の中のルールから外れることを嫌がる。」(女性/不明)
などの意見が見られました。特に断定的な行動や症状が無い方が個性ととらえている印象をもつ具体例が多かったです。
◆発達障害を疑ってる 24.8%
個性の範囲と同等数だったのが「発達障害を疑ってる」で24.8%の方が回答しました。
・「とにかく小さいときから泣く事がなく、すべてにおいて成長が遅かった」(男性/不明)
・「ずっと同じ場所にいられない為、最後まで教室にいる事ができない」(女性/30代後半)
・「3歳児で言葉が出ずに、すぐに手が出てしまう。伝え方がわからない」(女性/30代後半)
◆◇まとめ◇◆
今回、発達が気になる保護者200名のうち検査を受けていない方149名に回答いただきました。発達特性が見られるお子さまの中でも、約24%の方は「個性」ととらえているとのことでした。発達障害と定型発達の線引きは難しく、困り事はあるけれど診断が下りなかった等グレーゾーンの子供達も少なくないと言われています。障害のあるなしに関係なく、子ども本人とその周りに困り事が無いかを見て支援の必要性を確認することが大切です。
発達で気になる事や悩みがあるパパママは専門家や専用コミュニティなどで相談してみてください。
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(2024/02/01 07:30)
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