株式会社ココロミル
株式会社ココロミル(本社:東京都新宿区、代表取締役:林 大貴、以下ココロミル)は、株式会社マクニカ(本社:神奈川県横浜市、代表取締役社長:原 一将、以下マクニカ社)と資本業務提携を締結したことを発表いたします。
これにより、現在取り扱っているウェアラブル心電計の販売および、次世代機器・サービスの開発にさらに注力してまいります。
■マクニカ社との業務提携の背景
予期せぬ心疾患イベントの回避、潜在的健康リスクの見える化に医療、非医療のヘルスケアの両軸で取り組んでいる当社のビジョンと、マクニカが取り組んでいる医療・ヘルスケア事業のビジョン、ベクトルは一致しており、両社が保有するケイパビリティを補完し合う事で更なる事業の加速、拡大が見込めるという点で両社の思惑が合致し、今回の資本業務提携に至りました。
■心疾患について
心疾患とは、心臓や血管に関する病気や障害の総称です。例えば、冠状動脈疾患、不整脈、心筋梗塞、心不全、弁膜症、高血圧などがあります。これらの疾患は、心臓の正常な機能を妨げることがあり、最悪の場合は命にかかわることもあります。定期的な心臓検診や健康的な生活習慣の維持が必要です。
日本国内における心疾患の患者数は非常に多く、罹患者数は年々増加しています。2021年の厚生労働省の発表(※)によると、心疾患による死亡者数は年間約21万人、全死因のうち約15%を占めており、日本人の死因で最も多い悪性新生物(がん)の約27%の次に多い死因となっています。さらに、高血圧をはじめとする心疾患のリスク因子を抱える人々も多数おり、心疾患は日本における大きな健康問題となっています。
※厚生労働省 「令和3年(2021)人口動態統計(確定数)の概況」
https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/jinkou/kakutei21/index.html
■ココロミルが提供している製品、サービス
医療機関向けに使い切りのウェアラブルホルター心電計を用いた心電図解析サービスを提供しています。
2023年の発売開始以来、不整脈の治療数が多い医療機関様を始めとして、全国50以上の施設でご利用いただいています。機器本体の提供だけでなく、取得した心電図の解析を当社の臨床検査技師及び循環器内科医が行なってレポートを返却するため、医療機関様での判読業務の負担軽減でもお役立ていただいています。
<使い切りホルター心電計(NASA誘導型)の利点>
・最大7日間継続して着用可能なため、不整脈検知の確率を高めることができる
・在庫があれば患者の初診来院時に検査を始めることができるため、患者の来院の負担を軽減できる
・使い切りのため機器の貸出・返却の管理業務が不要となる
・心電図の波形の解析を当社が行なうため、医療機関様での検査技師の解析業務を軽減できる
ココロミル社が提供するウェアラブルのホルター心電計 gram
gram の3つの特徴
gram が提供できる5つの価値
gram を用いたホルター心電図検査の流れ
【gramの製品仕様】
■今後の展開
マクニカ社とココロミルは今後、一人でも多くの命を救うべく、不整脈を始めとした心疾患の早期発見のため、当社が提供するウェアラブル心電計の普及を加速させます。
また、開発中の次世代機器を多くの医療機関および一般企業・検診事業者にご利用いただけるよう、海外展開も見据えて機器およびそれを含むサービスソリューションの開発・販売に注力してまいります。
■マクニカ社のヘルスケアの取り組み
超高齢社会を背景とした社会保障費の削減、健康寿命の延伸、生涯現役社会の構築といった社会課題に対し、マクニカでは最先端テクノロジーとデータ活用によるヘルスケア事業に取り組んでおり、スポーツテック・フレイル予防サービスや介護見守りサービスに加え、メンタルヘルスや慢性疾患(生活習慣病)における予防の実現に注力しています。
【マクニカ保有 業許可】
【製品の詳細はこちら】
URL:
https://kokoromil.com/gram/
【製品に関するお問合せ先はこちら】
株式会社マクニカ ネットワークス カンパニー ココロミル担当
TEL:045-476-2010
E-mail:kokoromil@macnica.co.jp
※本文中に記載の社名及び製品名は、株式会社マクニカおよび各社の商標または登録商標です。
※ニュースリリースに掲載されている情報(製品価格、仕様等を含む)は、発表日現在の情報です。その後予告なしに変更されることがありますので、あらかじめご承知ください。
株式会社ココロミル 会社概要
株式会社ココロミルは、ウェアラブル心電計を用いた心電図解析サービスを運営する企業です。医療機関向けのホルター心電計「gram」を用いた心電図解析サービスと、企業/個人向けにウェアラブル心電計「duranta」を用いたホーム心臓ドック「kokoromil(R)」サービスを運営、展開しています。取得した心電図データの評価レポートを専門医師・臨床検査技師が解析して不整脈やストレス、睡眠の質や睡眠時無呼吸症候群についてのレポートを提供します。
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(2024/02/20 10:00)
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