JAXAベンチャー・ツインカプセラ めぶきビジネスアワード「茨城県知事賞」を受賞!
ツインカプセラ
バイオメディカル分野の保冷輸送にJAXAの大気圏再突入カプセル技術を活用
JAXAベンチャー・株式会社ツインカプセラ(本社:茨城県つくば市、代表取締役:宮崎和宏、以下「ツインカプセラ」)は、株式会社めぶきフィナンシャル・グループ(以下、「めぶきFG」)、株式会社常陽銀行、および、株式会社足利銀行が主催する革新的・創造的なビジネスプランを募集・表彰するビジネスプランコンテスト「第7回めぶきビジネスアワード(以下、「本ビジネスアワード」)」にて「茨城県知事賞」を受賞しました。これまでにご支援頂いた全ての皆様に心より感謝申し上げます。 ツインカプセラは、この度栄えある賞を賜った、再突入カプセル技術を活用した超高性能断熱保冷容器の社会実装とバイオメディカル分野の保冷輸送における課題解決を目指したビジネスプランを実現すべく、引き続き、製品開発・ビジネス開発を推進して参ります。
■第7回めぶきビジネスアワードについて
2023 年 6 月に募集を開始、同年10月に応募総数【237件】のビジネスプランの中から1 次審査を通過した10社による2 次審査会が行われ、2月20日に、茨城県水戸市内のホテルにおいて表彰式が執り行われました。本ビジネスアワードは、地域と共に新産業・新事業を生み出し、地域経済の活性化に繋げていくことを目的として実施されました。(めぶきFGからの発表: https://pdf.irpocket.com/C0060/ZoWa/snGB/dXJq.pdf)
受賞者には、めぶきFGのリソースを活用した社会実装や用途開発、常陽・足利両行取引先との協業検討や実証実験等の実施、めぶきFGが提供するサービスコンテンツによるサポート、経営コンサルティング・人材紹介サービス、融資・ファンド・補助金などの資金支援などのサポートが提供されます。
■ツインカプセラが受賞したビジネスプラン
ツインカプセラは、これまでに、茨城県の「次世代技術活用ビジネスイノベーション創出事業」や「いばらきチャレンジ基金」、広沢技術振興財団の「ものづくり技術助成事業」などを通じて独自に進めてきた技術開発・ビジネス開発の成果をベースとし、現在、新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の「研究開発型スタートアップの起業・経営人材確保等支援事業/ディープテック分野での人材発掘・起業家育成事業(NEP)」により【小型・超高性能断熱保冷容器の更なる高性能化・高機能化】に関する技術開発を進めています。
ツインカプセラは、本ビジネスアワードにおいて、上記の活動を通じて実現を目指している、自社の既存製品の保冷性能の倍増(約7日以上)させ、バイオメディカル分野における血液検体や医薬品等の国際保冷輸送においてこれまで困難であった「確実」と「低コスト」を両立する「スリム型”超”断熱保冷容器」を用いた革新的なビジネスプランについて提案しました。
■スリム型”超”断熱保冷容器とは
ツインカプセラが開発した、体積1.3Lと従来の保冷ボックスよりも非常に小型で、かつ、国内輸送において必要とされる主要各温度帯で3日以上という高い保冷性能を発揮するスリムな形状の新しいタイプの保冷コンテナ。
例えば、-70℃以下の保冷では、従来は、20kg程度のドライアイスを用い、大型保冷ボックス(宅配便の100サイズ程度の大きさ)で輸送する必要があったのに対し、小型サイズ(宅配便の60サイズ以下)で、500g以下という少量のドライアイスの使用で3日以上の保冷を実現する画期的な製品です。これをご利用頂くことにより、ドライアイス使用量90%以上削減、宅配便の輸送コスト40%削減が可能となります。
現在、この製品のベータ版の有償提供を実施中ですので、その実力を研究開発や事業に活用したいという方は、是非ご連絡ください(初回製造分が無くなり次第、一旦、有償提供を終了する予定)。
有償提供の詳細: https://twincapsula.co.jp/product/product_lp.html
■株式会社ツインカプセラについて
ツインカプセラは、「再突入カプセルの“超”断熱保冷技術を 地上へ 社会へ」をスローガンに掲げ、JAXAのHTV搭載小型回収カプセル(下記参照)の断熱保冷容器技術の社会実装を目指すJAXAベンチャーです。小型・超高性能の保冷コンテナの開発・供給により、検体、ワクチン、細胞、医薬品、生体組織等の個別化保冷輸送を可能とし、臨床研究における検体収集、癌等の早期スクリーニング、分散型臨床試験(DCT)、自家細胞の国際往復輸送等、バイオメディカル分野の保冷輸送において、新たなサービスの創出を目指しています。
事業紹介動画: https://youtu.be/vIkU9uaXxV0
(参考)HTV搭載小型回収カプセルとは
JAXAが国際宇宙ステーションから日本独自の物資回収技術を実証するために開発した再突入カプセル。2018年11月に宇宙実験で生成したタンパク質結晶を4℃に維持した状態で回収することに成功。大気圏再突入中も含めた回収までの5.6日間の断熱保冷容器内のサンプルの温度変化は0.3℃と高い断熱保冷性能が実証されており、ツインカプセラはこの技術を継承しています。
関連動画: https://twincapsula.co.jp/news/gift-from-outer-space.html
■ 会社情報(株式会社ツインカプセラ)
会社名 株式会社ツインカプセラ(英文表記:TwinCapsula Inc.)
代表者 代表取締役 宮崎 和宏
設立 2021年3月8日
所在地 茨城県つくば市千現2-1-6
事業 断熱保冷保温容器およびその他熱制御関連機器等の企画、開発、製造、販売、コンサルティング等
その他
・JAXAベンチャー認定事業者(https://aerospacebiz.jaxa.jp/venture/twincapsula/)
・茨城県令和3年度次世代技術活用ヒ゛シ゛ネスイノヘ゛ーション創出事業(ヒ゛シ゛ネスプラン実証支援事業)支援対象事業者
・令和3年度いばらきチャレンジ基金事業(新技術・新製品開発促進事業)採択事業者
・令和4年度いばらきチャレンジ基金事業(新技術・新製品開発促進事業)採択事業者
・第15回(令和4年度)広沢技術振興財団ものづくり技術助成対象事業者
・「J-TECH STARTUP 2022」認定事業者
・2023年度NEDO助成事業・NEP(躍進コースC)採択事業者
・第7回めぶきビジネスアワード「茨城県知事賞」受賞
・ウェブサイト: https://twincapsula.co.jp/
・Facebook: https://www.facebook.com/twincapsula/
・Youtube: https://www.youtube.com/@TwinCapsula_Inc.
■問い合わせ先
https://twincapsula.co.jp/contact/contact.html
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バイオメディカル分野の保冷輸送にJAXAの大気圏再突入カプセル技術を活用
JAXAベンチャー・株式会社ツインカプセラ(本社:茨城県つくば市、代表取締役:宮崎和宏、以下「ツインカプセラ」)は、株式会社めぶきフィナンシャル・グループ(以下、「めぶきFG」)、株式会社常陽銀行、および、株式会社足利銀行が主催する革新的・創造的なビジネスプランを募集・表彰するビジネスプランコンテスト「第7回めぶきビジネスアワード(以下、「本ビジネスアワード」)」にて「茨城県知事賞」を受賞しました。これまでにご支援頂いた全ての皆様に心より感謝申し上げます。 ツインカプセラは、この度栄えある賞を賜った、再突入カプセル技術を活用した超高性能断熱保冷容器の社会実装とバイオメディカル分野の保冷輸送における課題解決を目指したビジネスプランを実現すべく、引き続き、製品開発・ビジネス開発を推進して参ります。
■第7回めぶきビジネスアワードについて
2023 年 6 月に募集を開始、同年10月に応募総数【237件】のビジネスプランの中から1 次審査を通過した10社による2 次審査会が行われ、2月20日に、茨城県水戸市内のホテルにおいて表彰式が執り行われました。本ビジネスアワードは、地域と共に新産業・新事業を生み出し、地域経済の活性化に繋げていくことを目的として実施されました。(めぶきFGからの発表: https://pdf.irpocket.com/C0060/ZoWa/snGB/dXJq.pdf)
受賞者には、めぶきFGのリソースを活用した社会実装や用途開発、常陽・足利両行取引先との協業検討や実証実験等の実施、めぶきFGが提供するサービスコンテンツによるサポート、経営コンサルティング・人材紹介サービス、融資・ファンド・補助金などの資金支援などのサポートが提供されます。
■ツインカプセラが受賞したビジネスプラン
ツインカプセラは、これまでに、茨城県の「次世代技術活用ビジネスイノベーション創出事業」や「いばらきチャレンジ基金」、広沢技術振興財団の「ものづくり技術助成事業」などを通じて独自に進めてきた技術開発・ビジネス開発の成果をベースとし、現在、新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の「研究開発型スタートアップの起業・経営人材確保等支援事業/ディープテック分野での人材発掘・起業家育成事業(NEP)」により【小型・超高性能断熱保冷容器の更なる高性能化・高機能化】に関する技術開発を進めています。
ツインカプセラは、本ビジネスアワードにおいて、上記の活動を通じて実現を目指している、自社の既存製品の保冷性能の倍増(約7日以上)させ、バイオメディカル分野における血液検体や医薬品等の国際保冷輸送においてこれまで困難であった「確実」と「低コスト」を両立する「スリム型”超”断熱保冷容器」を用いた革新的なビジネスプランについて提案しました。
■スリム型”超”断熱保冷容器とは
ツインカプセラが開発した、体積1.3Lと従来の保冷ボックスよりも非常に小型で、かつ、国内輸送において必要とされる主要各温度帯で3日以上という高い保冷性能を発揮するスリムな形状の新しいタイプの保冷コンテナ。
例えば、-70℃以下の保冷では、従来は、20kg程度のドライアイスを用い、大型保冷ボックス(宅配便の100サイズ程度の大きさ)で輸送する必要があったのに対し、小型サイズ(宅配便の60サイズ以下)で、500g以下という少量のドライアイスの使用で3日以上の保冷を実現する画期的な製品です。これをご利用頂くことにより、ドライアイス使用量90%以上削減、宅配便の輸送コスト40%削減が可能となります。
現在、この製品のベータ版の有償提供を実施中ですので、その実力を研究開発や事業に活用したいという方は、是非ご連絡ください(初回製造分が無くなり次第、一旦、有償提供を終了する予定)。
有償提供の詳細: https://twincapsula.co.jp/product/product_lp.html
■株式会社ツインカプセラについて
ツインカプセラは、「再突入カプセルの“超”断熱保冷技術を 地上へ 社会へ」をスローガンに掲げ、JAXAのHTV搭載小型回収カプセル(下記参照)の断熱保冷容器技術の社会実装を目指すJAXAベンチャーです。小型・超高性能の保冷コンテナの開発・供給により、検体、ワクチン、細胞、医薬品、生体組織等の個別化保冷輸送を可能とし、臨床研究における検体収集、癌等の早期スクリーニング、分散型臨床試験(DCT)、自家細胞の国際往復輸送等、バイオメディカル分野の保冷輸送において、新たなサービスの創出を目指しています。
事業紹介動画: https://youtu.be/vIkU9uaXxV0
(参考)HTV搭載小型回収カプセルとは
JAXAが国際宇宙ステーションから日本独自の物資回収技術を実証するために開発した再突入カプセル。2018年11月に宇宙実験で生成したタンパク質結晶を4℃に維持した状態で回収することに成功。大気圏再突入中も含めた回収までの5.6日間の断熱保冷容器内のサンプルの温度変化は0.3℃と高い断熱保冷性能が実証されており、ツインカプセラはこの技術を継承しています。
関連動画: https://twincapsula.co.jp/news/gift-from-outer-space.html
■ 会社情報(株式会社ツインカプセラ)
会社名 株式会社ツインカプセラ(英文表記:TwinCapsula Inc.)
代表者 代表取締役 宮崎 和宏
設立 2021年3月8日
所在地 茨城県つくば市千現2-1-6
事業 断熱保冷保温容器およびその他熱制御関連機器等の企画、開発、製造、販売、コンサルティング等
その他
・JAXAベンチャー認定事業者(https://aerospacebiz.jaxa.jp/venture/twincapsula/)
・茨城県令和3年度次世代技術活用ヒ゛シ゛ネスイノヘ゛ーション創出事業(ヒ゛シ゛ネスプラン実証支援事業)支援対象事業者
・令和3年度いばらきチャレンジ基金事業(新技術・新製品開発促進事業)採択事業者
・令和4年度いばらきチャレンジ基金事業(新技術・新製品開発促進事業)採択事業者
・第15回(令和4年度)広沢技術振興財団ものづくり技術助成対象事業者
・「J-TECH STARTUP 2022」認定事業者
・2023年度NEDO助成事業・NEP(躍進コースC)採択事業者
・第7回めぶきビジネスアワード「茨城県知事賞」受賞
・ウェブサイト: https://twincapsula.co.jp/
・Facebook: https://www.facebook.com/twincapsula/
・Youtube: https://www.youtube.com/@TwinCapsula_Inc.
■問い合わせ先
https://twincapsula.co.jp/contact/contact.html
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(2024/02/26 08:00)
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