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キヤノンシステムアンドサポートの「AED社会貢献活動」が大阪市消防局より「優良応急手当普及啓発事業所」として表彰

キヤノンシステムアンドサポート株式会社
キヤノンマーケティングジャパングループのキヤノンシステムアンドサポート株式会社(本社:東京都港区、代表:平賀 剛、以下キヤノンS&S)は、近畿サービス推進本部の取り組むAED※1 社会貢献活動が「優良応急手当普及啓発事業所」として、2月20日に開催された大阪市消防局の中央消防署消防記念日表彰式にて表彰されました。この表彰は、大阪市消防局が消防記念日(3月7日)にちなんで、地域の防火・防災活動や事業所の防火管理などに貢献している個人や団体を表彰するもので、キヤノンS&Sは初めての表彰です。



左から、キヤノンS&S 近畿サービス推進本部 田村、中脇大阪市中央消防署長

日本国内では、年間9万件以上におよぶ突然の心肺停止が発生しており、一般市民が目撃する症例も年間2万8,000件以上にのぼります。一方で日本には60万台以上のAEDが設置されていますが、一般市民が心肺蘇生を実施したうちAEDを使用し除細動を実施した件数は年間約1,200件であり、使用率はわずか4.2%となっています。※2
このような社会課題に対応するため、キヤノンS&Sでは2009年からAEDの取り扱いを開始し、社会貢献活動の一環として「普及・啓発・教育」活動による、安心・安全な地域社会の実現に向けた取り組みを進めており、このたび、近畿サービス推進本部の実施する地域住民へのAEDとCPR※3 の講習が認められ、大阪市消防局から表彰されました。
今後キヤノンS&Sでは、AEDによる社会貢献活動をより良いものにするために、社内認定インストラクターのボトムアップ教育を実施します。知識力、顧客対応力、実務経験があり、指導や助言を行う能力を持つ社内認定インストラクターを全国11エリアから選出し、各地域に所属する他のインストラクターを教育することで、地域内での講習スキルの標準化を図り、より質の高い救命講習を提供するための体勢を構築します。
今回の表彰を励みに、キヤノンS&Sは今後も社会貢献活動として本活動に取り組み、一人でも多くの命を救える社会を実現すべく、AEDの使用率やAEDによる救命率向上に取り組んでいきます。

※1.AED:Automated External Defibrillatorの略。自動体外式除細動器
※2.総務省消防庁 「令和5年版 救急・救助の現況」の公表より
※3.CPR:Cardio Pulmonary Resuscitationの略。心肺蘇生法


〈 キヤノンシステム S&Sの AED普及・啓発・教育活動 〉

2019年より国内全拠点(155拠点)へAEDを導入。一部の拠点では屋外設置による地域住民への開放や社有車への搭載を実施しています。また、お客さまには設置のご提案や販売を行うなど、地域社会におけるAEDの配置を推進しています。

公益財団法人日本AED財団が運営する、一般市民がAEDの設置情報を登録、更新することで全国のAEDの設置場所を地図上に表記し、いま使えるAEDがどこにあるかを広く知らしめる「AED N@VI(AEDナビ)」の登録活動にも積極的に協力しています。

正しい知識と目の前の命を救う「一歩踏み出す勇気」を持てるよう、約400名の社内認定インストラクターがCPR講習をお客さまやビジネスパートナー、当社社員に実施しており、これまでに23万人を超える方々に受講いただきました。現在30万人の受講者達成を目指して活動を進めています。

                  CPR講習会の様子

      受講者30万人をめざす意味を込めた缶バッジ。社員全員に配布しています。
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