花粉シーズン本番!パナソニック「花粉症による労働力低下の経済損失額2024」を発表~その経済損失額は、1日あたり「約2,340億円」~
パナソニック株式会社
パナソニック株式会社は、この度、「花粉症による労働力低下の経済損失額2024」を推計しました。 最新の民間給与実態統計調査(国税庁)や労働力調査(総務省統計局)を元にした今回の推計では、その経済損失額は1日あたりで「約2,340億円」に該当することがわかりました。 本推計結果に基づき、耳鼻科医の坂田 英明氏が花粉症と集中力の関係、有効な花粉対策について解説、また、医師/睡眠専門家の坪田 聡氏が花粉症と睡眠の関係性について解説します。
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花粉症に起因する労働力低下の経済損失額は、1日あたり「約2,340億円」※1
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パナソニックが2020年に行った「社会人の花粉症に関する調査」では、花粉症の社会人に、花粉症の症状が自身の仕事のコンディションに影響しているかを聞いたところ、79.0%が「影響がある」と回答しました。<そう思う(32.4%)+どちらかというとそう思う(46.6%)>【図1】また、1日のうち花粉症により仕事のパフォーマンスが低下していると感じる時間は平均で約2.8時間となりました【図2】。
これらの花粉症による労働力低下の平均時間と、最新の民間給与実態統計調査(国税庁)や労働力調査(総務省統計局)を元に試算した、「花粉症による労働力低下の経済損失額2024」は、1日あたり「約2,340億円※1」と推計されました。
【図1】花粉症の症状が自身のコンディションに影響を及ぼしていると思うかについて(N=1324)
【図2】花粉症の影響による、仕事のパフォーマンス低下を感じる時間について(N=893)※有効回答を元に算出し、1分以上1時間未満の回答は1時間、法定労働時間を超える8時間以上の回答は8時間として算出。
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花粉症について専門家が解説!
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耳鼻科医 坂田 英明 氏
医学博士。日本耳鼻咽喉科学会専門医。東京大学医学部客員研究員、埼玉県立小児医療センター副部長、目白大学保健医療学部教授を経て、現在川越耳科学研究所クリニック院長
花粉症の主な症状は鼻水、鼻づまり、くしゃみが一般的です。特に鼻づまりが持続すると口呼吸になりやすくなります。それが原因で頭痛や咬合の異常、夜間の睡眠などに影響が出てしまい、これらは直接的に集中力の低下にも繋がります。また、アレルギーによって自律神経の変調をきたした結果、生活リズムが崩れ、日常生活のパフォーマンスに影響すると言えるでしょう。
すぐできる花粉対策で有効なのは、長い時間を過ごす環境に、外からの花粉をできるだけ持ち込まないことです。窓を開けない、洗濯物を外に干さないといったことに加え、外出から戻る際は、玄関外で衣服についた花粉を手で払ってから入室する、自身もすぐにシャワーを浴びて体や髪についた花粉を落とすなどの対策が有効です。さらに、鼻粘膜上皮の扁平上皮部分や、喉が潤っている状態だと、花粉やウイルスをブロックしやすく、花粉を吸いこまない対策として、鼻や喉の粘膜の加湿も有効です。
医師/睡眠専門家 坪田 聡 氏
医師/睡眠専門家。日本を睡眠先進国にするため、正しい快眠習慣の普及に努める専門医。日本医師会、日本睡眠学会所属。ビジネス・コーチと医師という2つの仕事を活かし、行動計画と医学・生理学の両面から、睡眠の質の向上に役立つ情報を提供中。
花粉症と睡眠は深い関係があります。睡眠中にも鼻がつまっていると呼吸がしにくく、睡眠が浅くなります。睡眠の質が悪いと、十分な睡眠時間をとっていても、日中の眠気が強くなります。さらに、睡眠時間が短すぎたり睡眠の質が悪かったりすると、免疫がうまく働きません。花粉症は免疫異常の1つですから、「花粉症→睡眠不足・睡眠の質の悪化→免疫異常がひどくなる→花粉症がさらに悪化」という負のスパイラルが起こります。
睡眠と仕事のパフォーマンスの関係も非常に深く、いつも8時間睡眠の人が睡眠を2時間削ると、酒酔いと同じくらい深刻な影響があるといわれています。このような理由から、職場よりも長い時間を過ごす家庭での花粉対策、良質な睡眠環境をつくることはとても大切です。布団クリーナーや空気清浄機、加湿器をうまく使うと、吸い込む花粉の量を減らせます。きれいな空気の中でぐっすり眠ってアレルギー耐性を高め、花粉症に打ち勝ってください。
今年のスギ花粉の飛散開始は例年より早い所が多い傾向となりましたが、スギ花粉は例年、2月上旬に九州や四国、東海、関東の一部から飛び始め、次第に日本列島を北上します。東北北部でスギ花粉が飛び始めるのは3月中旬頃です。マスクや眼鏡を使うのは、花粉が飛び始めてからでも遅くはないかもしれません。しかし、花粉症の薬を飲むなら、花粉が飛び始める2週間ぐらい前から飲み始めましょう。早めに飲み始めたほうが、予防効果が大きくなります。
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いますぐ始めたい4つの花粉対策!
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花粉をできるだけ家の中に侵入させないことが対策の鉄則。完璧な侵入を防ぐのは難しいものの、ちょっとした工夫で取り込む花粉量を減らすことができます。無理なく実践できることから始めてみましょう!
外出先から花粉を持ち込まない
花粉の侵入経路として最も多いのは玄関。外から入ってきた人の衣類や髪に付着し、そのまま家の中に持ち込まれます。花粉は粒子として見ると重いため、本来ならそれほど奥まで侵入するものではありません。たとえば玄関のドアの開け閉めなどで起きた風で舞っても、少し経つと落ちます。
ただ、この落ちた花粉が人の靴下やスリッパなどに付着することで、リビングなどへ引き入れてしまうのです。そのため、花粉を室内へ持ち込まないためには、まず玄関で除去することが重要です。
玄関にはハンディサイズのクリーナーや専用のブラシなどを用意して、家の中に入る前に衣類に付着した花粉を取り除きましょう。
ウールやフリースなどに比べて、化学繊維やレザーなど表面がツルツルしたものは花粉が付着しにくいので、洋服の選び方でもひと工夫できます。
洗濯物を外に干さない
花粉が洗濯物に付着しないよう、花粉の気になる季節は外干しをやめて部屋干しに切り替えましょう。
洗濯乾燥機、衣類乾燥除湿機、浴室乾燥機のほか、エアコンの衣類乾燥モードを使うのもオススメ。パワフルな風で洗濯物の水分を飛ばし、その水分をエアコンが空気と一緒に回収します。
換気は窓の開け幅を10cm程度に、レースカーテンは閉めて!
花粉のピーク期におこなった実験では、窓を開ける幅を10cm程度にし、レースのカーテンをすることで屋内への花粉の流入をおよそ4分の1に減らすことができるそうです。※
※環境省:花粉症環境保健マニュアル2022より
こまめに床掃除をする
掃除の際、掃除機を使うと、床に溜まっていた花粉を排気によって舞い上げてしまうことがあるので、先に水拭きをするのが重要です。乾いたときにまた花粉が飛散してしまわないよう、水拭きに使った雑巾はしっかり洗いましょう。使ったらすぐに捨てられるウェットタイプのシートを使うのもよいでしょう。
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エアコンと空気清浄機の「併用」テクニック!
併用する際の最適な配置は?
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この季節におすすめなのがエアコンと空気清浄機の2台使いです。エアコンの作り出す気流が空気清浄機の集じん機能をアシストしてくれるから、花粉対策もスムーズにおこなえます。特に部屋が広くなればなるほど、効果は高まります。
併用する際の最適な配置は?
空気清浄機の多くは、前面もしくは側面から汚れた空気を吸い込み、上部からキレイな空気を出す構造です。※背面から吸い込む機種もあります。
エアコンの気流に合わせて空気清浄機を置けば、集じん効率がアップします。季節によって変わる最適な配置方法を解説します。
冬場(暖房運転時)
冬はエアコンの風向きを下に設定し、空気清浄機をエアコンの反対側に置くと、高い位置から下に向かって空気をキレイにする大きな気流ができます。
夏場(冷房運転時)
反対に夏はエアコンの風向きを上にして、天井をつたって下に落ちる大きな気流を作るため、エアコンの下に空気清浄機を配置しましょう。この時、気流が家具などで妨げられないように注意してください。
花粉が多く飛ぶ時期でも、エアコンや空気清浄機を上手に活用すれば窓開け換気による花粉の侵入を抑えることができます。まだまだ気温の低い日も続きますが、こまめに換気をすることで室内の空気環境を気持ちよく快適な状態に保ちましょう!
【パナソニック『社会人の花粉症に関する調査』調査概要】
●調査地域:全国
●調査期間:2020年1月17日(金)~1月19日(日)
●調査方法:インターネット調査(協力:株式会社ジャストシステム)
●調査対象:全国の20歳から60歳までの社会人(男女)6,081名を対象に、花粉症の罹患有無に関するスクリーニングを行い、「花粉症である」と回答した3,198名のうち、本調査の企画意図に合意いただいた3,067名から、無作為抽出した1,324名
●有効回答:1,324名(男性:662名、女性:662名)
※調査結果を引用いただく際は、パナソニック調べを引用元として記載ください。
※1:花粉症による労働力低下の平均時間を元に、令和4年分民間給与実態統計調査結果(国税庁)と令和5年分毎月勤労統計調査(厚生労働省)から、労働が低下すると感じる社会人の平均の給与を割り出し、本調査にて算出された社会人の花粉症患者の割合(53.0%:6,081名中3,198名)と、2023年12月分労働力調査(総務省統計局)から花粉症の社会人数を算出した数値と掛け合わせて、花粉症に起因する労働力低下による経済損失額を算出。
<参考>
・令和4年分民間給与実態統計調査結果
https://www.nta.go.jp/publication/statistics/kokuzeicho/minkan/gaiyou/2022.htm
・毎月勤労統計調査 令和5年分結果確報
https://www.mhlw.go.jp/toukei/itiran/roudou/monthly/r05/23cr/23cr.html
・2023年12月分労働力調査
https://www.stat.go.jp/data/roudou/sokuhou/tsuki/
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パナソニック株式会社は、この度、「花粉症による労働力低下の経済損失額2024」を推計しました。 最新の民間給与実態統計調査(国税庁)や労働力調査(総務省統計局)を元にした今回の推計では、その経済損失額は1日あたりで「約2,340億円」に該当することがわかりました。 本推計結果に基づき、耳鼻科医の坂田 英明氏が花粉症と集中力の関係、有効な花粉対策について解説、また、医師/睡眠専門家の坪田 聡氏が花粉症と睡眠の関係性について解説します。
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花粉症に起因する労働力低下の経済損失額は、1日あたり「約2,340億円」※1
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パナソニックが2020年に行った「社会人の花粉症に関する調査」では、花粉症の社会人に、花粉症の症状が自身の仕事のコンディションに影響しているかを聞いたところ、79.0%が「影響がある」と回答しました。<そう思う(32.4%)+どちらかというとそう思う(46.6%)>【図1】また、1日のうち花粉症により仕事のパフォーマンスが低下していると感じる時間は平均で約2.8時間となりました【図2】。
これらの花粉症による労働力低下の平均時間と、最新の民間給与実態統計調査(国税庁)や労働力調査(総務省統計局)を元に試算した、「花粉症による労働力低下の経済損失額2024」は、1日あたり「約2,340億円※1」と推計されました。
【図1】花粉症の症状が自身のコンディションに影響を及ぼしていると思うかについて(N=1324)
【図2】花粉症の影響による、仕事のパフォーマンス低下を感じる時間について(N=893)※有効回答を元に算出し、1分以上1時間未満の回答は1時間、法定労働時間を超える8時間以上の回答は8時間として算出。
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花粉症について専門家が解説!
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耳鼻科医 坂田 英明 氏
医学博士。日本耳鼻咽喉科学会専門医。東京大学医学部客員研究員、埼玉県立小児医療センター副部長、目白大学保健医療学部教授を経て、現在川越耳科学研究所クリニック院長
花粉症の主な症状は鼻水、鼻づまり、くしゃみが一般的です。特に鼻づまりが持続すると口呼吸になりやすくなります。それが原因で頭痛や咬合の異常、夜間の睡眠などに影響が出てしまい、これらは直接的に集中力の低下にも繋がります。また、アレルギーによって自律神経の変調をきたした結果、生活リズムが崩れ、日常生活のパフォーマンスに影響すると言えるでしょう。
すぐできる花粉対策で有効なのは、長い時間を過ごす環境に、外からの花粉をできるだけ持ち込まないことです。窓を開けない、洗濯物を外に干さないといったことに加え、外出から戻る際は、玄関外で衣服についた花粉を手で払ってから入室する、自身もすぐにシャワーを浴びて体や髪についた花粉を落とすなどの対策が有効です。さらに、鼻粘膜上皮の扁平上皮部分や、喉が潤っている状態だと、花粉やウイルスをブロックしやすく、花粉を吸いこまない対策として、鼻や喉の粘膜の加湿も有効です。
医師/睡眠専門家 坪田 聡 氏
医師/睡眠専門家。日本を睡眠先進国にするため、正しい快眠習慣の普及に努める専門医。日本医師会、日本睡眠学会所属。ビジネス・コーチと医師という2つの仕事を活かし、行動計画と医学・生理学の両面から、睡眠の質の向上に役立つ情報を提供中。
花粉症と睡眠は深い関係があります。睡眠中にも鼻がつまっていると呼吸がしにくく、睡眠が浅くなります。睡眠の質が悪いと、十分な睡眠時間をとっていても、日中の眠気が強くなります。さらに、睡眠時間が短すぎたり睡眠の質が悪かったりすると、免疫がうまく働きません。花粉症は免疫異常の1つですから、「花粉症→睡眠不足・睡眠の質の悪化→免疫異常がひどくなる→花粉症がさらに悪化」という負のスパイラルが起こります。
睡眠と仕事のパフォーマンスの関係も非常に深く、いつも8時間睡眠の人が睡眠を2時間削ると、酒酔いと同じくらい深刻な影響があるといわれています。このような理由から、職場よりも長い時間を過ごす家庭での花粉対策、良質な睡眠環境をつくることはとても大切です。布団クリーナーや空気清浄機、加湿器をうまく使うと、吸い込む花粉の量を減らせます。きれいな空気の中でぐっすり眠ってアレルギー耐性を高め、花粉症に打ち勝ってください。
今年のスギ花粉の飛散開始は例年より早い所が多い傾向となりましたが、スギ花粉は例年、2月上旬に九州や四国、東海、関東の一部から飛び始め、次第に日本列島を北上します。東北北部でスギ花粉が飛び始めるのは3月中旬頃です。マスクや眼鏡を使うのは、花粉が飛び始めてからでも遅くはないかもしれません。しかし、花粉症の薬を飲むなら、花粉が飛び始める2週間ぐらい前から飲み始めましょう。早めに飲み始めたほうが、予防効果が大きくなります。
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いますぐ始めたい4つの花粉対策!
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花粉をできるだけ家の中に侵入させないことが対策の鉄則。完璧な侵入を防ぐのは難しいものの、ちょっとした工夫で取り込む花粉量を減らすことができます。無理なく実践できることから始めてみましょう!
外出先から花粉を持ち込まない
花粉の侵入経路として最も多いのは玄関。外から入ってきた人の衣類や髪に付着し、そのまま家の中に持ち込まれます。花粉は粒子として見ると重いため、本来ならそれほど奥まで侵入するものではありません。たとえば玄関のドアの開け閉めなどで起きた風で舞っても、少し経つと落ちます。
ただ、この落ちた花粉が人の靴下やスリッパなどに付着することで、リビングなどへ引き入れてしまうのです。そのため、花粉を室内へ持ち込まないためには、まず玄関で除去することが重要です。
玄関にはハンディサイズのクリーナーや専用のブラシなどを用意して、家の中に入る前に衣類に付着した花粉を取り除きましょう。
ウールやフリースなどに比べて、化学繊維やレザーなど表面がツルツルしたものは花粉が付着しにくいので、洋服の選び方でもひと工夫できます。
洗濯物を外に干さない
花粉が洗濯物に付着しないよう、花粉の気になる季節は外干しをやめて部屋干しに切り替えましょう。
洗濯乾燥機、衣類乾燥除湿機、浴室乾燥機のほか、エアコンの衣類乾燥モードを使うのもオススメ。パワフルな風で洗濯物の水分を飛ばし、その水分をエアコンが空気と一緒に回収します。
換気は窓の開け幅を10cm程度に、レースカーテンは閉めて!
花粉のピーク期におこなった実験では、窓を開ける幅を10cm程度にし、レースのカーテンをすることで屋内への花粉の流入をおよそ4分の1に減らすことができるそうです。※
※環境省:花粉症環境保健マニュアル2022より
こまめに床掃除をする
掃除の際、掃除機を使うと、床に溜まっていた花粉を排気によって舞い上げてしまうことがあるので、先に水拭きをするのが重要です。乾いたときにまた花粉が飛散してしまわないよう、水拭きに使った雑巾はしっかり洗いましょう。使ったらすぐに捨てられるウェットタイプのシートを使うのもよいでしょう。
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エアコンと空気清浄機の「併用」テクニック!
併用する際の最適な配置は?
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この季節におすすめなのがエアコンと空気清浄機の2台使いです。エアコンの作り出す気流が空気清浄機の集じん機能をアシストしてくれるから、花粉対策もスムーズにおこなえます。特に部屋が広くなればなるほど、効果は高まります。
併用する際の最適な配置は?
空気清浄機の多くは、前面もしくは側面から汚れた空気を吸い込み、上部からキレイな空気を出す構造です。※背面から吸い込む機種もあります。
エアコンの気流に合わせて空気清浄機を置けば、集じん効率がアップします。季節によって変わる最適な配置方法を解説します。
冬場(暖房運転時)
冬はエアコンの風向きを下に設定し、空気清浄機をエアコンの反対側に置くと、高い位置から下に向かって空気をキレイにする大きな気流ができます。
夏場(冷房運転時)
反対に夏はエアコンの風向きを上にして、天井をつたって下に落ちる大きな気流を作るため、エアコンの下に空気清浄機を配置しましょう。この時、気流が家具などで妨げられないように注意してください。
花粉が多く飛ぶ時期でも、エアコンや空気清浄機を上手に活用すれば窓開け換気による花粉の侵入を抑えることができます。まだまだ気温の低い日も続きますが、こまめに換気をすることで室内の空気環境を気持ちよく快適な状態に保ちましょう!
【パナソニック『社会人の花粉症に関する調査』調査概要】
●調査地域:全国
●調査期間:2020年1月17日(金)~1月19日(日)
●調査方法:インターネット調査(協力:株式会社ジャストシステム)
●調査対象:全国の20歳から60歳までの社会人(男女)6,081名を対象に、花粉症の罹患有無に関するスクリーニングを行い、「花粉症である」と回答した3,198名のうち、本調査の企画意図に合意いただいた3,067名から、無作為抽出した1,324名
●有効回答:1,324名(男性:662名、女性:662名)
※調査結果を引用いただく際は、パナソニック調べを引用元として記載ください。
※1:花粉症による労働力低下の平均時間を元に、令和4年分民間給与実態統計調査結果(国税庁)と令和5年分毎月勤労統計調査(厚生労働省)から、労働が低下すると感じる社会人の平均の給与を割り出し、本調査にて算出された社会人の花粉症患者の割合(53.0%:6,081名中3,198名)と、2023年12月分労働力調査(総務省統計局)から花粉症の社会人数を算出した数値と掛け合わせて、花粉症に起因する労働力低下による経済損失額を算出。
<参考>
・令和4年分民間給与実態統計調査結果
https://www.nta.go.jp/publication/statistics/kokuzeicho/minkan/gaiyou/2022.htm
・毎月勤労統計調査 令和5年分結果確報
https://www.mhlw.go.jp/toukei/itiran/roudou/monthly/r05/23cr/23cr.html
・2023年12月分労働力調査
https://www.stat.go.jp/data/roudou/sokuhou/tsuki/
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(2024/03/14 11:00)
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