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2024年6月、10都道府県18施設へ本物の音楽を「ミュージック・シェアリング」します!

認定NPO法人ミュージック・シェアリング
あらゆる人々に寄りそう「本物の音楽」をとどけたい

2024年6月、ヴァイオリニスト五嶋みどり率いるICEPカルテットが日本に集結します。日本、アメリカ、ジャマイカ、スペイン…様々なルーツをもつ4人の演奏家たちは、認定NPO法人ミュージック・シェアリング 2024年度「訪問プログラム」へ参加し、約1500人のもとへ生の音楽をお届けします。

私たちは、4月1日を夢を発信する日にしようとするApril Dreamに賛同しています。このプレスリリースは「認定NPO法人ミュージック・シェアリング」の夢です。

Hands of Hope School for Deaf(ラオス)で演奏するICEPカルテット。聴覚、音声障害のある生徒たちは、楽器の振動を通して音楽を「感じ」ました。
「ミュージック・シェアリング」の原点
1992年、20歳になった五嶋みどりが抱いた3つのが、デビュー40周年記念書籍『道程』に記されています。

 ~ 音楽祭を作りたい。 非営利団体を作りたい。 音楽教室を作りたい。


五嶋みどりのデビュー40周年を記念して出版された『道程』(2023年)

「ミュージック・シェアリング」は、ここから始まりました。1992年東京にて、「みどり教育財団東京オフィス」として活動を開始します。設立当初、活動は子どものためのものでしたが、社会の変化とニーズに対応して、その対象は高齢者や、障害、病など様々な事情によって社会的に弱い立場にある人々へ広がっています。

2024年4月現在、多くの音楽家の協力を得て、32年目の活動を続けています。

2023年にミュージック・シェアリングの30年の歩みについてまとめた動画をご紹介します。どうぞご覧ください。



4つの「ミュージック・シェアリング」
現在「ミュージック・シェアリング」は、4つの音楽プログラムを実施しています。

1.「訪問プログラム
春と秋の年2回、日本各地の施設へ演奏を届けます。訪問先は公募により決定されます。
春にはICEPカルテットが、秋には違う楽器の演奏者が同じ施設を訪問します。年2回の訪問を通して様々な音楽に触れることができるのが、ミュージック・シェアリングの「訪問プログラム」の特徴です。

教室を訪問し、小さな子どもたちは間近で音楽を聴く。時には楽器や音楽についてのお話も交えながら。

2023年秋の訪問プログラムより。「3サクソフォーンズ」の演奏では、色々なサクソフォーンの音色を聴いて、その音のバリエーションに驚きの声も。
2. 「楽器指導支援プログラム
一年を通して、特別支援学校の生徒へ楽器演奏指導を行っています。現在、関東地区、関西地区の11校にて、26名のSA(サポーティング・アーティスト)たちが、楽器演奏の指導にあたっています。2023年に参加した生徒さんは約670人となりました。

楽器を演奏する楽しみをシェア!


時には練習の成果を、晴れの舞台で披露。2023年5月にサントリーホールでのプレコンサートへ登壇した生徒たち。(C) 2FaithCompany

3. 「ICEP(アイセップ:International Community Engagement Program)」
12月にアジアの開発途上国、6月に日本にて実施する、国際的文化交流と、相互理解のための音楽活動です。コロナ禍を経て、2023年12月には4年ぶりにアジアでの活動を再開。ICEPカルテットはラオスにて19施設を訪問し、コンサートを30回開催。約4,800人の方々に「本物の音楽」を届けることができました。

Lao-Korea Children's Hospital(ラオス)にて演奏するICEPカルテット

4. 「Play & Joy!
日本国内で深刻化する地域格差を背景として2023年に本格始動した、音楽に触れる機会の少ない地域での音楽普及活動。現在、和歌山県、香川県にて活動が行われています。2024年4月からは沖縄県での活動も始まります。

「チェロを弾く私」と題して、和歌山県有田川町立安諦小学校の生徒さんが描いた版画。子どもたちのクリエイティビティが拡がっていきます。

すべてのプログラムは無償で提供され、活動は個人・法人の皆様からの寄付、協賛金、助成金によって運営されています。

「ミュージック・シェアリング」の
私たちの活動が30年を超えて継続できているのは、音楽を愛する皆様からのご協力と支援の賜物であり、この事実こそが夢の実現を叶えるのです。

音楽が解決できる社会問題はないかもしれません。ただ、音楽は心に響き、時代を超え、言葉や宗教、民族の違いを超えて、人と人とを結びつける力があります。

誰もがそれぞれの個性を尊重し、共存できる未来を実現するために…「ミュージック・シェアリング」はこれからも心に響く「本物の音楽」を届ける活動を続けていきます。


もっと「ミュージック・シェアリング」を!
音楽の輪を拡げていくために、皆さまのお力添え、ご参加をお待ちしております。


ICEP活動報告コンサート(大阪公演2024年6月15日〈土〉、東京公演2024年6月18日〈火〉)へご来聴
 http://www.musicsharing.jp/p3774
 五嶋みどり率いるICEPカルテットの演奏をお聴きいただける唯一のコンサートです。

楽器のご寄贈
 お手元で眠っている、使わない楽器をぜひご寄贈ください。
 「楽器指導支援プログラム」「Play&Joy!」のなかで、大切に使わせていただきます。

活動へのご寄付
 ミュージック・シェアリングの活動はすべて無償で提供され、皆様のご支援により運営されています。

「訪問プログラム」へエントリー(11月募集開始)
 公募により、訪問先を決定します。皆様からのご応募をお待ちしています!






【お問合せ】
認定NPO法人ミュージック・シェアリング
http://www.musicsharing.jp/
https://www.facebook.com/npomusicsharing
info@musicsharing.jp
tel: 03-6256-9733

「April Dream」は、4月1日に企業がやがて叶えたい夢を発信する、PR TIMESによるプロジェクトです。私たちはこの夢の実現を本気で目指しています。
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