多様な働き方を追求し更なるウェルビーイングを目指す ロートの働き方リアルレポート2024
ロート製薬株式会社
~社内起業制度と50代のキャリア開発の実践例紹介~
ロート製薬株式会社(本社:大阪市、社長:杉本雅史)は、ウェルビーイングな社会の実現に貢献し続けるため、社員一人ひとりの自律・成長を経営の中心に置き、「個人と会社の共成長」を目指す様々な取り組みを実施してきました。 4年目を迎えた「ロートの働き方のいま」をお届けするニュースレターでは、複業や兼務、社内起業制度といった多様な働き方に関する最新のレポートに加え、年齢にとらわれない多様なキャリア開発の実践例をご紹介します。
■ロート製薬が目指す働き方とは
当社は社員一人ひとりが自らの可能性を広げる自律的キャリアを後押しする考え方のもと、2016年に複業・兼務の制度をいち早く整え、2020年には社内起業家支援プロジェクト「明日ニハ」を立ち上げるなど、多様な働き方を推進し、年齢に関わらず長期的なキャリアを描けるよう支援してきました。昨年はさらなる価値創造に向けた本質的な働き方改革として、社員のウェルビーイング向上に本気で取り組むことを、「新・働き方宣言」*1として発表しました。以来、一人ひとりが「本質的な働き方」とはどうあるべきか考え、各部門で業務改革に取り組んでいます。
*1:個人と会社の共成長を目指す、ロート製薬の新・働き方宣言! https://www.rohto.co.jp/news/release/2023/0609_01/
従来のやり方・考え方から脱却し時間の使い方を見直すことで、家族や地域との対話や自己成長のための時間を生み出し、一人ひとりが社内外でいっそう社会とつながり貢献することなどが、社員のウェルビーイング向上につながると考えています。社員のウェルビーイング向上や社内外のコネクトから生まれるイノベーションは、企業成長の源泉として重要な経営課題と捉え、2年目も本格的な業務プロセスの見直しに取り組むとともに、よりいきいきと働くための多様なキャリア開発を支援してまいります。
■個が輝く多様な働き方・キャリア開発支援への取り組み
▶一人ひとりが自らの可能性を広げる「社外チャレンジワーク(複業)」・「社内ダブルジョブ(兼務)」(2016年4月より)
「社外チャレンジワーク(複業)」は、会社の枠を超えた働き方を通じて社内では得難い経験を重ね、自身の成長を本業にも還元すること、「社内ダブルジョブ(兼務)」は、就業時間の中で部門の枠を超え他部署でも働くことで、社員一人ひとりの新たな可能性を引き出すことを狙いとしています。
【社外チャレンジワーク(複業)実践者数】
・これまでに実践したことのある社員の数(2024年3月時点、申告者延べ人数) 165名
・上記のうち、現在も実践している社員の数(2024年3月時点、「定期的に実践している」申告者数) 61名
・昨年度、新たに実践を始めた社員の数(2023年3月時点の申告者延べ人数との比較) 21名
【社内ダブルジョブ(兼務)実践者数】
・現在、社内兼務を実践している社員の数(2024年3月時点) 192名
▶社内起業家支援プロジェクト「明日ニハ」(2020年4月より)
社会課題に向き合い“個”の想いとアイデアをもとに起業する社員のサポートを行っています。社員は通常業務を行いながら起業し、マルチジョブを実践しています。社内クラウドファンディングと当社がマッチアップし活動資金として出資し、8社の会社が設立されています(2024年5月時点)。4月にはプロジェクト4期生から1件の合同会社が設立に至ったほか、現在も5期生がプレシードとして活動を進めています。
・プロジェクト4期生の実績
合同会社みるく舎
会社概要:やりとり絵本などの開発・出版
代表社員:瀧本梨津子、戸口直樹
登記日:2024年4月23日(子ども読書の日)
ホームページ:https://milk-hut.com/
▶ 年齢にとらわれないキャリア開発―50代の新規事業チャレンジ 実践者の声
多様なキャリア開発を実践している例として、起業家支援プロジェクトや社内公募を活用し、年齢に関わらず新たな挑戦を続けている2名の声を紹介します。
地域に恩返しがしたい一心で、仲間とともに思い切って起業!(森岡一輝/コンプライアンス推進部)
年を重ねるにつれて、これまで積み重ねた経験による「自信」と「達成感」が、ときに「優越感」に変わることもあります。これまで多くの人に支えてもらっていたことに気づき、今度は「自分ができることは何か」を考えるようになりました。
新規事業立ち上げ期にお世話になった石垣で、育てた牛や豚の脂肪からできた石けんを製造販売する会社を立ち上げ、多くの人をつなぎ、地域から日本全国へ、世界へ広がっていく・・・。この夢を実現し、現地の関係者や地域の方々に恩返ししたいと考え、起業家支援プロジェクト「明日ニハ」3期生として起業を決意しました。2023年6月に合同会社Safunを設立し、現在は石けん商品化のための試験や製造場所検討に加え、地域のイベント出店や販路開拓に奮闘中です。これからも一生勉強が続きますが、知恵を絞り、地域社会に貢献したいです。
子育てを終え、限りある会社員人生をかけて石垣島での新規事業へチャレンジ(亀田彩子/アグリファーム事業部)
パワフルな2人の孫と接する中で、子どもたちの健康はすべての基本であり、豊かで安全な「食」は、その源泉であるということを実感しました。健康の源でありからだを作る血や肉となる食事業に携わりたいと考え、自ら手を挙げ石垣島のグループ会社「やえやまファーム」で新規事業にチャレンジすることを決めました。
着任後、畑の土づくりやパインの収穫、牛や豚の世話から始まり、加工や出荷、販売まで、循環型6次産業を肌で体感させてもらい、それぞれの場所で働く仲間の、生き物や環境、健康に対する熱い思いに刺激を受けています。今後は商品企画の仕事に携わることになり、新たな挑戦が続きます。
●ロートの複業・兼務実践者リアルレポート2021 https://www.rohto.co.jp/news/release/2021/0409_02/
●ロートの複業・兼務・社内起業 実践者レポート2022 https://www.rohto.co.jp/news/release/2022/0414_02/
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~社内起業制度と50代のキャリア開発の実践例紹介~
ロート製薬株式会社(本社:大阪市、社長:杉本雅史)は、ウェルビーイングな社会の実現に貢献し続けるため、社員一人ひとりの自律・成長を経営の中心に置き、「個人と会社の共成長」を目指す様々な取り組みを実施してきました。 4年目を迎えた「ロートの働き方のいま」をお届けするニュースレターでは、複業や兼務、社内起業制度といった多様な働き方に関する最新のレポートに加え、年齢にとらわれない多様なキャリア開発の実践例をご紹介します。
■ロート製薬が目指す働き方とは
当社は社員一人ひとりが自らの可能性を広げる自律的キャリアを後押しする考え方のもと、2016年に複業・兼務の制度をいち早く整え、2020年には社内起業家支援プロジェクト「明日ニハ」を立ち上げるなど、多様な働き方を推進し、年齢に関わらず長期的なキャリアを描けるよう支援してきました。昨年はさらなる価値創造に向けた本質的な働き方改革として、社員のウェルビーイング向上に本気で取り組むことを、「新・働き方宣言」*1として発表しました。以来、一人ひとりが「本質的な働き方」とはどうあるべきか考え、各部門で業務改革に取り組んでいます。
*1:個人と会社の共成長を目指す、ロート製薬の新・働き方宣言! https://www.rohto.co.jp/news/release/2023/0609_01/
従来のやり方・考え方から脱却し時間の使い方を見直すことで、家族や地域との対話や自己成長のための時間を生み出し、一人ひとりが社内外でいっそう社会とつながり貢献することなどが、社員のウェルビーイング向上につながると考えています。社員のウェルビーイング向上や社内外のコネクトから生まれるイノベーションは、企業成長の源泉として重要な経営課題と捉え、2年目も本格的な業務プロセスの見直しに取り組むとともに、よりいきいきと働くための多様なキャリア開発を支援してまいります。
■個が輝く多様な働き方・キャリア開発支援への取り組み
▶一人ひとりが自らの可能性を広げる「社外チャレンジワーク(複業)」・「社内ダブルジョブ(兼務)」(2016年4月より)
「社外チャレンジワーク(複業)」は、会社の枠を超えた働き方を通じて社内では得難い経験を重ね、自身の成長を本業にも還元すること、「社内ダブルジョブ(兼務)」は、就業時間の中で部門の枠を超え他部署でも働くことで、社員一人ひとりの新たな可能性を引き出すことを狙いとしています。
【社外チャレンジワーク(複業)実践者数】
・これまでに実践したことのある社員の数(2024年3月時点、申告者延べ人数) 165名
・上記のうち、現在も実践している社員の数(2024年3月時点、「定期的に実践している」申告者数) 61名
・昨年度、新たに実践を始めた社員の数(2023年3月時点の申告者延べ人数との比較) 21名
【社内ダブルジョブ(兼務)実践者数】
・現在、社内兼務を実践している社員の数(2024年3月時点) 192名
▶社内起業家支援プロジェクト「明日ニハ」(2020年4月より)
社会課題に向き合い“個”の想いとアイデアをもとに起業する社員のサポートを行っています。社員は通常業務を行いながら起業し、マルチジョブを実践しています。社内クラウドファンディングと当社がマッチアップし活動資金として出資し、8社の会社が設立されています(2024年5月時点)。4月にはプロジェクト4期生から1件の合同会社が設立に至ったほか、現在も5期生がプレシードとして活動を進めています。
・プロジェクト4期生の実績
合同会社みるく舎
会社概要:やりとり絵本などの開発・出版
代表社員:瀧本梨津子、戸口直樹
登記日:2024年4月23日(子ども読書の日)
ホームページ:https://milk-hut.com/
▶ 年齢にとらわれないキャリア開発―50代の新規事業チャレンジ 実践者の声
多様なキャリア開発を実践している例として、起業家支援プロジェクトや社内公募を活用し、年齢に関わらず新たな挑戦を続けている2名の声を紹介します。
地域に恩返しがしたい一心で、仲間とともに思い切って起業!(森岡一輝/コンプライアンス推進部)
年を重ねるにつれて、これまで積み重ねた経験による「自信」と「達成感」が、ときに「優越感」に変わることもあります。これまで多くの人に支えてもらっていたことに気づき、今度は「自分ができることは何か」を考えるようになりました。
新規事業立ち上げ期にお世話になった石垣で、育てた牛や豚の脂肪からできた石けんを製造販売する会社を立ち上げ、多くの人をつなぎ、地域から日本全国へ、世界へ広がっていく・・・。この夢を実現し、現地の関係者や地域の方々に恩返ししたいと考え、起業家支援プロジェクト「明日ニハ」3期生として起業を決意しました。2023年6月に合同会社Safunを設立し、現在は石けん商品化のための試験や製造場所検討に加え、地域のイベント出店や販路開拓に奮闘中です。これからも一生勉強が続きますが、知恵を絞り、地域社会に貢献したいです。
子育てを終え、限りある会社員人生をかけて石垣島での新規事業へチャレンジ(亀田彩子/アグリファーム事業部)
パワフルな2人の孫と接する中で、子どもたちの健康はすべての基本であり、豊かで安全な「食」は、その源泉であるということを実感しました。健康の源でありからだを作る血や肉となる食事業に携わりたいと考え、自ら手を挙げ石垣島のグループ会社「やえやまファーム」で新規事業にチャレンジすることを決めました。
着任後、畑の土づくりやパインの収穫、牛や豚の世話から始まり、加工や出荷、販売まで、循環型6次産業を肌で体感させてもらい、それぞれの場所で働く仲間の、生き物や環境、健康に対する熱い思いに刺激を受けています。今後は商品企画の仕事に携わることになり、新たな挑戦が続きます。
●ロートの複業・兼務実践者リアルレポート2021 https://www.rohto.co.jp/news/release/2021/0409_02/
●ロートの複業・兼務・社内起業 実践者レポート2022 https://www.rohto.co.jp/news/release/2022/0414_02/
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(2024/06/13 11:00)
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