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スリープテックのAsleepが診断補助医療機器の承認を韓国MFDSから取得

リアライズ・イノベーションズ株式会社
~韓国でスマホアプリで睡眠時無呼吸症候群の検査が可能に~

ソフトバンク株式会社のグループ会社であるリアライズ・イノベーションズ株式会社(代表取締役社長:酒谷 正人、以下「リアライズ・イノベーションズ」)は、2023年に業務提携した韓国のスリープテック企業のAsleep Inc.(CEO:Dongheon Lee、以下「Asleep」)が開発する睡眠時無呼吸診断補助スマホアプリ「アプノトラック(Apnotrack)」において、韓国食品医薬品安全省のMFDS(Ministry of Food and Drug Safety)より診断補助における医療機器の承認を取得しましたので、お知らせします。


今回の承認を受けてリアライズ・イノベーションズは、Asleepと共同で国内市場向けに睡眠時の呼吸安定性に関するヘルスケアソリューションの開発を行います。

睡眠時無呼吸症候群は、国内でも健康経営や業務上の事故防止に向けた課題となっていました。一方で、睡眠時無呼吸症候群の診断は病院に宿泊して検査を受ける必要があり、最低でも12時間以上、睡眠専門のクリニックに滞在する必要がありました。アプノトラックに搭載されたAI(人工知能)は、睡眠中の呼吸音から患者の呼吸パターンを分析し、最低20分以上の睡眠データで睡眠時無呼吸症候群の有無を判定することが可能です。

今回、専用デバイス不要で睡眠時無呼吸症候群の検査可能なアプリが診断補助医療機器として承認を受けたのは韓国初であり、既に承認済みのウェアラブルデバイスなどと比較しても高い精度を実現しています。

睡眠時無呼吸症候群の検査機器比較


また、Asleep並びにリアライズ・イノベーションズは7月に開催される日本睡眠学会第48回定期学術集会にも出展予定であり、これらの成果と開発内容について発表を行います。加えてAsleepはセミナーにも登壇予定であり、国内外のスリープテック企業と「日本でのSleep healthの展開におけるCST(Consumer Sleep Technology)等が果たす意義、役割」についてパネルディスカッションを行います。

■Asleepについて
Asleepは、人工知能(AI)モデルにより、睡眠中の音のみで睡眠の段階や呼吸の不安定さを検知し詳細な睡眠データを提供する、独自の技術を保有しています。マイクを搭載したスマートフォンなどを通して解析するため、気軽に睡眠を計測できることが特徴で、APIサービス「Asleep Platform」やスマホアプリ「Sleep Routine」などのサービスを通じ国内外のさまざまなパートナーと協業しています。韓国での主な採用実績として、「Asleep Platform」はいずれも業界最大手であるサムソン生命保険会社やSKテレコム、KBヘルスケアなど、「Sleep Routine」はSamsung Galaxy TabやKEBハナ銀行の公式アプリなどがあります。



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