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ザブングル加藤氏を招き、介護の人材不足をテーマにトークイベントを実施

株式会社土屋
イベントレポートを公開

介護のトータルケアカンパニーとして全国47都道府県で障害をお持ちの方や高齢者に対して介護サービスを展開する株式会社土屋(本拠地:岡山県井原市)は6/18(火)、タレントのザブングル加藤氏と認知症ケアの専門家 坂本孝輔氏を招き「介護の人材不足」をテーマにトークイベントを実施しました。




イベント概要
介護業界の人材不足が深刻化する中、介護未経験者や資格を持っていない方と介護業界がつながるきっかけを提供したいという思いから、トークイベントを開催しました。ゲストスピーカーには、介護未経験から介護業界で働いた経験をもつタレントのザブングル加藤氏をお招きし、「介護未経験だからできたこと」や「ザブングル加藤氏の介護体験談」など、自身の経験を語っていただきました。

▽テーマ:「介護の人材不足にどう立ち向かうか」
▽ゲストスピーカー:
・ザブングル加藤氏(タレント)
・高浜将之(株式会社土屋 常務取締役 /高齢者地域生活推進委員会 委員長)
・坂本孝輔(株式会社土屋くらしあす 代表取締役)
▽日時:2024/6/18
▽場所:シダックスカルチャーホール

■登壇者プロフィール



ザブングル加藤氏/タレント 
タレント。CX「さんまのお笑い向上委員会」、CX「千鳥の鬼レンチャン」などに出演しピン芸人としても活躍中。老人ホームでヘルパーとして働いた経験がある。






坂本 孝輔氏/株式会社土屋くらしあす 代表取締役
介護職歴27年。介護の専門学校を卒業後、特別養護老人ホームや在宅介護、小規模多機能での仕事やケアマネージャーを経験し、現在は“株式会社くらしあす”を経営しながら現場でも稼働。『認知症の人の「かたくなな気持ち」が驚くほどすっーと穏やかになる接し方』を執筆






高浜 将之氏/株式会社土屋 常務取締役/高齢者地域生活推進委員会委員長
介護職歴24年。大学卒業後、会社員を経験し、9.11をきっかけに、困難な状況にある人を手助けしようと介護の仕事を開始。大型施設で勤務後、認知症グループホームに入社。管理者や当該企業の子会社代表なども経験し、現職。坂本は15年来の友人。高齢者地域生活推進委員会では、定例会や研修会、イベントを通じて、介護業界の課題、介護の質を高める方法等の検討・研究を重ねる。




イベントレポート
加藤氏:今日は真面目なお話になると思いますので、最初にギャグをさせていただきます。「見ろよ、この筋肉。カッチカッチやぞ!!悔しいです!!」

会場:(笑)

加藤氏:ザブングル加藤です。僕は5年ほど前に不祥事を起こして謹慎することになりまして。その期間中にボランティアの応募をしたところ、介護施設からたくさん声をかけていただいて、3か月間くらい、色んな介護施設に行かせていただきました。なので経験は浅いですけど、僕なりに感じたことを今日お話させていただきたいと思います。

人材不足が続く介護の現場で、今何が起こっているのか
高浜氏:介護業界は非常に深刻な人材不足に陥っていますが、「事業所の職員が“実感として”どれくらい不足しているか」という厚生労働省の介護労働実態調査では、介護事業所で66%、訪問介護に至っては83%の事業所でヘルパーさんが不足しています。





有効求人倍率も、全職業が1.16倍であるのに対して、介護では3.71倍。非常に競争率が高い業界ですが、訪問介護員に至っては15倍です。1人のヘルパーさんを求めている事業者が15もある訳です。

加藤氏:今後、もっと悪化する可能性もありますよね。

高浜氏:そうですね。それに対して、我々介護職も対策や問題意識を持つ必要を痛感しています。

ザブングル加藤さんの介護体験
加藤氏:僕は資格を持っていないので、基本的に食事介助や血圧測定、話し相手、トイレ掃除、あとは入浴の補助をさせていただきました。

熊本の介護施設には1か月ほど行きましたが、90人くらいの入居者が2日に1度お風呂に入るペースだったので、毎日45人の方の入浴補助をさせていただきました。それが一番大変でしたね。

坂本氏:浴室の中というより、脱衣所で脱ぎ着のサポートをすることだと思いますが、そこが一番きついですよね。かがんだりする作業も多いし、脱ぎ着が大変な人もいたり。

加藤氏:そうですね。ほとんどが車椅子の方だったので、入浴用の車椅子への乗り換えもあったり、入浴後は足元がちょっとでも濡れてると、靴下もすごく穿かせづらいので、それを毎日、午前に25人、午後20人というのは結構大変でしたね。

高浜氏:流れ作業になりますよね。
加藤氏:本当にそうでしたね。女性の高齢者もいるので、裸を見ることにもなるわけで、最初はものすごく戸惑いました。でも1か月いた中で、後半はスムーズにできるようにはなりましたね。なんなら僕が指示を出すくらいの感じになりました。

会場:(笑)

ザブングル加藤さんのコミュニケーション
坂本氏:加藤さんに会う前は「どんな人かな?」と不安だったんですけど、会った瞬間ホッとしたんですよね。安心感があって、加藤さんだったら、認知症で抵抗感がある方の緊張を上手くほぐしたりできるんじゃないかなと。

加藤氏:いやいや、僕はよく「犯罪者のような顔してる」とか言われるので、そう言っていただくと嬉しいですね(笑)。でも、熊本でも入居者の皆さんからは優しくしていただきましたね。最終日にはレクリエーションのカラオケ大会で、80歳くらいのおばあちゃんが僕のために歌を歌ってくださって、介護士さん曰く、「あの人は絶対歌わない人なのに、初めて歌ってるのを見た」って言われたのは嬉しかったですね。

高浜氏:その方にとって加藤さんが印象に残ったんですね。認知症の人は、とてもいい印象の人と、とても嫌な印象の人を覚えるって言われてるんです。

加藤氏:なるほど、両極端なんですね。





坂本氏:入浴や排泄介助で、すごく不安がられたり、抵抗しちゃう利用者さんがいらっしゃいますが、そういう方が素直に受け入れる職員さんと、そうでない職員さんがやっぱり分かれてて、それがコミュニケーションの差だと思うんですよね。

ザブングル加藤さんが思う“やりがい”
司会:「介護の仕事でやりがいを感じたエピソードはありますか?



加藤氏:僕は関東圏の施設を何十か所も行かせてもらいましたけど、ある施設でレクリエーションをして帰る時に、1人のおじいちゃんが立ち上がって、「ほんと面白かったぞ」って大きな声で言ってくださった時はすごく嬉しかったですね。

高浜氏:なかなかないケースですね。

加藤氏:僕もびっくりしたんですよ。でも一番嬉しかったのが、熊本の施設で、なかなか上手くしゃべれない高齢の男性の方がいて、お世話をさせてもらったんですけど、僕が芸人なのを分かってないんだろうなと思ってたんですよ。その人が最終日にカタコトな感じで「加藤君、今日で最後だよね。悔しいです」って言ったんです。泣きそうになるくらい嬉しくて、あれはもう一生忘れないですね。

坂本氏:確かに。渋いことしますね、その人。別れ際に。ちょっと忘れられないですね。

高浜氏:粋ですよね。

加藤氏:あと、当時、不祥事起こして謹慎してて、「もう人生終わった」と思ってたんですけど、90歳くらいのおばあちゃんに「加藤君はいくつなの?」って聞かれて、「45です」って言ったら、「45ってことは、あと3回やり直せる」って言われたんですよ。その時、45でまだ3回もやり直せるんだって、やる気が出たというか。人生の先輩だからこそ言える表現ですよね。

坂本氏:加藤さん自身も心の中で「ありがとう」と言いたくなるようなことが沢山あったわけですね。介護職って「ありがとう」と言われるうちはまだまだで、心の中で自分が「ありがとう」って言えるようになったら一人前かなと思ってるんですが、わずか1か月で、そこまで行かれたことに感服しました。

司会:いや、深いですね。今の坂本さんの言葉も凄く深かったなと。

加藤氏:そうですね。さすが27年。

介護のプロだからこそできること、介護の経験が浅いからこそわかること
坂本氏:介護の仕事って、言葉を選ばずに言うと、誰かのお世話をする仕事で、その環境に慣れてくると、お世話するほうが偉くて、される方は下に見られてしまいがちというか。
僕も自戒の意味を込めて常々感じるんですけど、介護士が横柄になったり、言葉遣いがちょっと崩れちゃったり、時には方便とはいえ、認知症の方を落ち着かせるために嘘をついてしまったりとかがあって、外の人から見たらどう思われるんだろうなと。





加藤氏:それで言うと、僕、初めはゴリゴリの敬語で喋ってたんですよ。でも長くされてる介護士さんは、家族のような温かいため口で、距離もすごく近い感じで、そういう素敵なため口もあるんだなと思いましたね。

坂本氏:それは安心しますね。言葉遣いが自然と変わった経験とかはなかったですか?

加藤氏:いやー、ゴリゴリの敬語からそこそこの敬語くらいまでは。「またまたー」くらいのことは言えるようになりましたね。ゴリゴリの敬語は逆に良くないなと思って。

高浜氏:どうしてそう感じられたんですか?

加藤氏:自分が入居者の立場になったら、ちょっと嫌じゃないですか?近しい感じのほうが、僕はいいかなって。でも「敬語でしゃべるのが当たり前」という方もいると思うので、その辺は人によって色々変える必要があるとは思いますけど。

坂本氏:加藤さんの言う「人によって違う」ことを察知できない介護職の人が割と多くて、「先輩がすごく崩した喋り方をAさんに対してしてるから、私もそれでいいんだ」と真似して、空気壊しちゃったり、怒らせてしまうことが結構あるんですね。察知する力って介護職は必要ですよね。

高浜氏:そうですね。利用者さんも機嫌がいい時もあれば悪い時もあり、こちらのことを認識してくれている時もあれば、されてない時もあるので、その人のその瞬間のその状態に応じて介護職は接し方を変えるんですけど、それができない人が多いんですよ。加藤さんは、それをどういうところで見極めてますか?

加藤氏:直感ですね。やっぱり芸人を27年間やってるんで、人前でネタをやったりして、めちゃくちゃ滑ることもあるんで、人の表情を見て、なんとなく直感で感じれるようになりました。
高浜氏:それって、誰にでもできることだと思いますか?

加藤氏:でも、どんな人でも一人では生きていけないわけじゃないですか。色んな人と話したり、接したりして生きていると思うので、できないことはないと思いますけどね。

高浜氏:利用者さんが怒ったり不安になったりして、介護職員からしてみると「対応するのが大変だな」という時がよくあるんですが、介護を始めたての頃は、何となくその場しのぎに対応していて、「利用者さんが何でそうなったのか」に気付いていないことが多いのかなと思います。

それが段々経験を積んで、知識も付いてくると、対応しながらも「この人はなんで今こういうふうに怒ってるんだ」と考えられるようになる。で、前後の出来事や背景とか、その人の性格とかで複合的に考えて、その原因にたどり着くスピードが、基本的には圧倒的に早くなると思います。これが介護を始めたてと、その後で一番違うことかなと。

もう一つは関わり方ですね。利用者さんに応じて、どういう関わり方が良いのかが随時違うんですよね。これが介護という仕事の難しさなんじゃないのかなと。これらが経験を積むことによって非常にスムーズに、直感的に「今はこうしちゃいけないな」ということが分かるのかなと。加藤さんのように初めから対応できる人もたまにいるんですけどね。






加藤氏:確かに。入りたてで分かるはずはないですよね、どう考えても。僕も勝手に高齢者の方たちを「高齢者」っていう一括りにしてたんですけど、40歳以上の年齢幅があったり、それぞれ全然違うんだなって。

坂本氏:ただ一方で、経験が長いと足かせになることもすごく多いと思ってて。「このタイプの人はこう」みたいな分類分けを勝手にしちゃってて。それで当てが外れて怒らせちゃったり。経験があるが故に先入観が分厚くなってることは結構あると思うんですね。

介護業界の人材不足を解消できるのか
高浜氏:人材不足が介護事業所に及ぼす影響の一つは、圧倒的に人手が足りなくてサービスも提供できないという状態と、既存職員の負担増が退職につながっているという問題ですね。これによってケアの質が落ちたり、サービス提供時間そのものが少なくなるので、そもそもできることも減ってしまいます。

もう一つが、人材の質ですね。本来であれば、求職者が自分の事業所に向いているか、介護に向いてるかを考えた上で、入社を検討すると思うんですけど、そもそも求人に上がってくる人が少なすぎて選んでいられないという大きな課題があると思います。

これに対して、事業者ができることもまだまだあるとも思うんですね。例えば、できる限り離職者や介護の仕事自体から離れてしまう人を減らすことだったり。そのためにも賃金も含めて、従業員の環境を改善することで長く働いてもらうことが必要だと思います。

坂本さんの組織崩壊からの復活事例
坂本氏:、僕の事業所では7、8年ぐらい前に大きな組織崩壊があったんですね。当時は定員10人の小さいデイサービスで、職員も13人くらいだったんですが、代表の僕より影響力の強いパートの女性ができちゃって、彼女に睨まれると、うちの会社で働きにくいっていう。しまいには僕にも挨拶してくれなくなったんですが、その方とその仲間に一遍に辞められたら会社が潰れちゃうんで、強く出れなかったんです。

でも、うちの会社の方針や介護の仕事が好きで働いていた仲間も辞めざるを得なくなることが続いてしまって、さすがにそこで「何でこの会社を作ったのかな。良い介護したくてやったのに」と一大決心して、その方に向き合ったんですね。

結果、その方は合意の上で辞めてくださったんですけど、その方のトリマキたちから「坂本が辞めさせた」っていう感じで職場の雰囲気が最悪になって、結果一年で半数の職員が辞めちゃって、離職率が45%になりました。

そこで見直したのが、まず会社が「目指すもの」を伝えようと。どういう介護を提供したくて、どんな人に働いてほしいのか、どんなやりがいを持って欲しいのかを、入社時や、日々の会議で伝えて浸透させていきました。それがまず大事だと思っています。

もう一つは、自分のイメージを変えたんですね。威圧的だったり頑固だったりして、感じの悪い上司だったらしくて。だから「今忙しいですか?」って声をかけられたら「超ヒマ」って答えて、いつも微笑むようにしてました。2年後には人が辞めなくなっていたので、感じのいい上司になるのってすごく大事だなって思ったんですよ。

高浜氏:加藤さんは、どんなリーダーの職場が働きやすそうだなとか、いい職場だなと思いますか?

加藤氏:いや、これは難しいですね。一概には言えないですけど、ものすごく大雑把に言うなら、やっぱり笑顔で明るい人のほうがいいんじゃないですかね。

高浜氏:大切な要素ですよね。

坂本氏:昔、僕感じ悪かったね。相談されたことに対して分析して、追い詰めるっていうか。間違いのない判断をしたいから細かく質問するんですけど、ただ単にボヤきたくて、ポロッて言ってくれた時も「なんでそう思ったの?」とか、「どうするべきだと思った?」みたいに問い詰めちゃうんですよね。

加藤氏:正論は、押し付けたら暴力ですからね。僕ももし今、正論でバーって言われたら、「いや、もう正論やん!!」って開き直ります。「もうええっちゅうねん、正論は」って。それくらいでいかんと、詰められますよね。(笑)

さいごに
司会:ありがとうございます。それでは最後にみなさんから一言お願いします。



坂本氏:人材不足については、一事業所で得られる利益は決まっているので、お給料を増やしたい気持ちがあっても限界があるというのが正直なところです。お給料で返すことができないので、やりがいとか働きやすさとか、あとは幸せな職場づくりですね。それを作っていくことで、人が定着する。人は入ってこなくても、人が出ていかない環境を作ることが、まずは自分ができることかなと思っています。

高浜氏:介護の離職の理由でトップ3に上がるのが「人間関係」「賃金が安い」「会社の方向性が納得できない」だと思います。介護の仕事って、何が正しくて、何が間違ってるかが明確になりにくい仕事だと思うんですね。利用者さんそれぞれに対して関わり方も変えなきゃいけないし、求めていることもそれぞれ違うので、そこで基準が曖昧だと、ヘルパー同士でお互いのやり方を指摘し合うようなことにもなり、争いが生まれてしまうこともあります。

だから例えば「うちの事業所は、利用者さんの意思を一番大切にしてます」と判断基準を明確にすると、人間関係の改善にもつながるし、皆が同じように仕事できると思うんですね。

どの会社もニュアンスを理念は示してるんですけど、現場からすると抽象的すぎてよく分からない部分があるので、一人一人の職員さんがそれに沿って仕事ができるような、分かりやすい方向性をしっかり示すのが、すごく大切だと思っています。

加藤氏:方向性って、大事かもしれないですね。釧路のある介護施設は基本方針が「ほったらかし」でした。「お風呂に入らない」と言えば、「入らなくていいですよ」っていう。だから皆さんが自由に生きてる感じで、僕は自分が介護施設に行くとなったら、そういう所に行きたいなと。でも、カチカチじゃなく、ガチガチに決まってる施設が良いっていう方もいると思うので、それぞれですよね。

司会:ありがとうございます。加藤さん、最後に介護職員にひと言お願いできますでしょうか?

加藤氏:色々大変だと思うんですけど、もし上から正論を言われて、追い詰められることがあったら、こう言ってやってください。「いや、それ正論やん!」

会場:(笑)
質疑応答
Q. 介護に向いてる人はどういう人でしょうか
加藤氏:まずはみなさんが介護に関わる“きっかけ”を作ることが大切だと思うんです。体験入学みたいな感じで。僕も短期間でしたけど、人生にとってすごく良い経験やったんですよ。自分の人生変わるぐらいの。なので、国が半強制的に、1か月でもいいんで「やらないとダメ」みたいなぶっ飛んだ法律を作ってもいいんじゃないかなと。

会場:(笑)(笑)

加藤氏:経験してみたら「あれ?僕、ひょっとしたらめちゃくちゃ向いてるかもしれん」とか言う人もいると思うんで。自分には合わないって人もいると思いますけれど。

坂本氏:コミュニケーションが下手でも、とりあえずやってみろ、と。

加藤氏:とりあえずやってみて、どうかってのもあるじゃないですか。

坂本氏:そうですね。何を感じたかってことが、すごく価値がありますよね。

加藤氏:いずれ自分も年取ったらお世話になるかもしれないとこですから、何かと人生にとって役に立つ仕事だと思うので。

高浜氏:確かに自分達が老いた時に、どういうふうな状況になっていくのか、状態になってくるのかっていうのを知ることができるっていうのは、介護の仕事のメリットかもしれないですね。戸惑わないですもんね、僕らは多分。

加藤氏:誰もが通る道ですもんね、少なからず。

坂本氏:普通に来たら、老いとか死を意識することないですもんね。そういう意味でもちょっと深いなと思いますね。
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