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ビル&メリンダ・ゲイツ財団「Goalkeepers 2024 Report」を公開。データからSDGsの現在地測定と2030年を予測

ビル&メリンダ・ゲイツ財団
ビル&メリンダ・ゲイツ財団は、毎年恒例の主催イベント「Goalkeepers」を9月23日にNYで開催します。開催にあたり、「Goalkeepers 2024 Report」を公開いたしました。




Goalkeepers 2024 Report 日本語版 ダウンロード
https://prtimes.jp/a/?c=129554&r=3&f=d129554-3-98a95393d8f7403889bac0f3c3f58911.pdf

9月23日「Goalkeepers」ライブ配信・アーカイブ動画
https://www.gatesfoundation.org/goalkeepers/about-event/

SDGsの現在地測定と2030年を予測する「Goalkeepers Report」世界を栄養失調から救う4つの解決策を紹介
第8回となる「Goalkeepers Report(ゴールキーパーズ・レポート)」では、2030年のSDGsの達成に向けた現時点での世界における課題、とりわけ「栄養失調」における課題解決について紹介しています。

当財団の共同議長であるビル・ゲイツによるこのレポートでは、気候変動による栄養失調問題の深刻化と、それに立ち向かうための4つの新たなツールに焦点を当てています。




2024年から2050年までに、気候変動により4,000万人の子どもが発育阻害に陥り、さらに2,800万人の子どもが消耗性疾患に陥る
子どもの死亡の根本的な原因の半分は栄養失調です。そして今、気候変動という大きな逆風がこの問題の解決を困難にしています。保健指標評価研究所(IHME)との共同研究により、気候変動がいかに大きな問題であるかが明らかになりました。

上記のデータは重要な予測であり、栄養失調の増加を防ぐために各国首脳が援助資金をどこに投入するかを検討する指針となるでしょう。赤道付近の最貧国では健康危機と気候危機は同じものとなるため、栄養失調の増加を防ぐための投資は、気候変動のインパクトと闘うことでもあります。
世界を栄養失調から救う4つの解決策
- より生産性の高い乳用牛とより安全な牛乳の確保

- 微量栄養素欠乏症に対する世界の食料強化

- より優れた妊婦用ビタミンへのアクセス拡大

- 子ども栄養基金(CNF)を通して進歩を支援


2030年SDGs達成に向けた、進捗状況を示す分析データ



各項目における分析データの詳細については、レポート本文または当財団のホームページをご覧ください。
https://gates.ly/2024GKReportExploreData

ビル&メリンダ・ゲイツ財団について
ビル&メリンダ・ゲイツ財団は、すべての生命には等しく価値があるという信念に基づき、すべての人々が健康で生産的な生活を送れるよう支援している財団です。開発途上国において、人々の健康を改善し、飢餓や極度の貧困から抜け出すチャンスを与えることに注力しています。アメリカでは、すべての人々、特に最も資源に恵まれない人々が、学校や生活で成功するために必要な機会を利用できるようにすることを目指しています。ワシントン州シアトルを拠点とする同財団は、ビル ・ゲイツ両共同議長および評議員会の指揮のもと、マーク・スズマンCEOが率いています。
「Goalkeepers」について
「Goalkeepers」は、持続可能な開発目標(SDGs)に向けた進展を加速させるためのゲイツ財団によるキャンペーンです。ゲイツ財団は、レポートを通じてSDGsの背景にあるストーリーとデータを共有することで、リーダーたちに説明責任を果たしてもらい進捗状況に対する認識を高め、新世代のリーダーたちにSDGsの達成に向けて行動を促すゴールキーパーを育成したいと考えています。
https://www.gatesfoundation.org/goalkeepers/about-event/
持続可能な開発目標(SDGs)について
2015年9月25日、ニューヨークの国連本部で、193人の世界の指導者が17の持続可能な開発目標(SDGs)にコミットしました。これは、2030年までに貧困をなくし、不平等と不公正と闘い、気候変動を是正するという3つのことを達成するための一連の目的と目標を指します。
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