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日本人の3割は正月うつ病を経験?年末年始のこころの不調に要注意【2024年版】

一般社団法人 徳志会
正月うつ病に関する調査





一般社団法人徳志会(所在地:東京都品川区、代表理事:河口雅弘)は、心療内科・精神科クリニックである新宿よりそいメタルクリニック(新宿駅東口徒歩3分)横浜よりそいメタルクリニック(横浜駅西口徒歩2分)柏よりそいメンタルクリニック(柏駅徒歩1分、2025年4月オープン)を運営し皆様のメンタルヘルスをサポートしております。今回は年末年始に注意すべき正月うつ病に関する調査を実施したので、その結果を紹介します。
■冬はセロトニンの分泌量が夏の3分の1まで低下する
海外で行われたセロトニンの分泌量と季節との関係に関する調査によると、夏と比べて冬になると人の体のセロトニンの分泌量は3分の1まで減少することが明らかとなっています。セロトニンは別名「幸せホルモン」と呼ばれ、十分に分泌されることで精神的な安定を得ることができるといわれています。

冬はこのセロトニンの分泌量が減少するため、精神面が不安定になりやすいといわれています。また、年末は締めの時期となるため業務量が多くなりがちで生活リズムも乱れやすい時期となります。一般社団法人徳志会は全国の会社員を対象に正月うつ病を発症した原因や困難さに関する調査を実施しました。
【調査概要】 

■日本人の3割は正月うつ病を経験



全国の10代~50代を会社員を対象に正月うつ病の発症経験に関する調査を行いました。

その結果、約3割の方が実際に正月うつ病を経験したことがあることが分かりました。
■20代が正月うつ病発症経験の最多



正月うつ病経験者に対して、正月うつ病を経験した年代を調査しました。

その結果、20代の会社員が最多であることが分かりました。
■仕事のストレスと忘年会での暴飲暴食



20代で正月うつ病を経験した方に正月うつ病を発症した原因に関する調査を行いました。

その結果、正月になるとまだ慣れていない仕事の業務量がさらに多くなり、そのストレスが最も多い原因でした。

ついで、忘年会で場を盛り上げるために暴飲暴食をしてしまい体調面の疲労も正月うつ病の発症原因であることが分かります。
■正月うつ病を経験した多くの方が「何もしなかった」



正月うつ病の経験者に対して気分の落ち込みが見られた際にどのように対応したのか調査しました。

その結果、「何もしなかった」と答えた方が最多でした。
■正月うつ病は年明けの仕事にも支障を与える



正月うつ病の経験者に対して、正月うつ病が年明けの仕事に与えた影響について調査しました。

その結果、簡単なミスが増えたなど年明けの仕事にも影響を与えていることが分かりました。
■調査まとめ
冬の季節は太陽の光に当たる量の減少により、セロトニンの分泌量がへり精神面不安定になりやすくなります。

それに加えて、年末年始特有の業務量の多さや忘年会などが重なり多くの方が正月うつ病を経験していることが明らかとなりました。

正月うつ病は単なる気分の落ち込みと考えられることが多く、何も対応しない方が多い傾向にあります。

しかし、実際には年明けの業務にも支障をきたしてしまうため可能な限りクリニックの通院などこころのケアが必要であることが分かります。
■正月うつ病かもと感じたら心療内科・精神科クリニックへ



うつ病は重症化すると最悪のケースで命に関わる行動が見られることがあります。

そのため、正月うつ病かもしれないと感じたら早急に医療機関に相談して治療を始めることが大切です。

年末年始にこころの不調を感じた際は正月うつ病が原因でうつ病を発症してしまう前によりそいメンタルクリニックに相談してください。

カウンセリングを通して心の状態を観察し、きめ細やかなメンタルヘルスのサポートを提供させていただきます。
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