分芽菌性指間びらん症〔ぶんがきんせいしかんびらんしょう〕

 指間にかゆみを伴う赤い小水疱(すいほう)ができて、しだいにひろがるとともに、小水疱が破れて、境界がはっきりしたびらん面をつくります。角層がふやけて膨化して、白く見えることもあります。このびらん面は、カンジダ特有のねっとりした感じです。ピリピリ感の痛みを伴うことがよくあります。
 主婦、料理人など水仕事をする人に多くみられ、夏に多く起こります。
 診断には顕微鏡でカンジダ菌を検出する必要があります。
 治療法は、他のカンジダ症と同様です。

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