乳児寄生菌性紅斑〔にゅうじきせいきんせいこうはん〕

 おむつを使っている乳児に好発します。おむつの刺激が誘因となるほか、乳児が下痢したあとに起こりやすいので、腸管内に寄生しているカンジダ菌が糞便とともに、おしりのわれ目(肛囲)からその周辺の皮膚に感染して起こるとも考えられています。
 おむつ皮膚炎とは治療法が違いますので、きちんと区別することが重要です。顕微鏡でカンジダ菌を確認する必要があります。

[症状]
 肛囲、外陰部、鼠径(そけい)部など、からだのむれやすい屈面にできます。そこに赤い丘疹(きゅうしん)が散在状にでき、それらがしだいに融合して大きな局面をつくって臀(でん)部から腰にひろがっていきます。屈面を見ると、その表面がねっとりしているのが特徴です。また、小さな膿疱(のうほう)が見えることもあります。

[治療]
 抗カンジダ薬の外用が基本です。尿や便の刺激が強いときは、亜鉛華軟膏(バターのような油脂性軟膏)を厚く塗布すると効果的です。
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