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臨床試験(美容機器「SonoRepro」と頭皮ローションを12週間継続使用した際の頭皮と毛髪への効果について)の医学誌論文が掲載されました。

ピクシーダストテクノロジーズ株式会社


ピクシーダストテクノロジーズ株式会社(本社:中央区、代表取締役:落合 陽一、村上 泰一郎)が実施した、超音波スカルプケアデバイス「SonoRepro(TM)(ソノリプロ)と特定のローションを12週間継続使用した際の頭皮と毛髪への効果についての臨床試験の医学誌論文が「診療と新薬 2023;60(11)」に掲載されました。
本試験は、試験実施機関を一般財団法人日本臨床試験協会(JACTA)、試験総括責任医師をミヤタメディカルクリニック院長 宮田晃史医師として実施しました。

論文情報


金子剛, 宮田晃史, 高田弘弥, 長田康孝, 小野川舞, 星貴之, 村上泰一郎: 美容機器「SonoRepro」と頭皮ローションを12週間継続使用した際の頭皮と毛髪への効果, 診療と新薬, 60(11), pp. 713-721, 2023.

「診療と新薬」について


Webサイト:https://www.shinryo-to-shinyaku.com/index.html

背景


薄毛や脱毛の悩みは男女共通であり、生活の質(QOL:Quality of life)に大きな影響を及ぼしています。※1
薄毛に関する意識調査では、男性の76.4%、女性の94.4%が薄毛であることに悩み・抵抗感がありながらも、7割弱の人は薄毛の改善を諦めているという結果が出ています。※2
そうした中で、今行っている対策・今後試したい対策については「育毛エッセンスや発育毛剤を使う」という回答が男女ともに最も多く、女性の今後試したい対策としては、4人に1人が挙げているのが「自宅で器具を用いた頭皮マッサージ」でした。
そこで我々は、「SonoRepro」と特定のローションを12週間継続使用した際の、頭皮と毛髪への効果について臨床試験を実施しました。

※1 男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン作成委員会:男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン2017年,日本皮膚科学会雑誌127(13),2763-2777,2017
※2 株式会社リクルート:薄毛に関する意識調査2023

超音波スカルプケアデバイス「SonoRepro」とは


ピクシーダストテクノロジーズの技術と、予防医学のアンファーの頭髪研究を組み合わせ共同開発した超音波スカルプケアデバイスです。頭皮/頭髪専門のDクリニックに導入の「非接触振動圧刺激装置」を小型化し、ご家庭での本格的なヘアケアを実現しています。ミノキシジルを塗布した頭にも使用可能で、約40,000回/秒の空気振動を振幅変調させ、非接触で頭皮を刺激します。約260gのコンパクト設計で、場所を選ばずどこでもお使いいただけます。
使い方は、頭皮の気になる部分(生え際・つむじなど)1箇所につき1分間、デバイスを当ててください。男女問わずご使用いただけます。

◇SonoReproブランドサイト
URL:https://sonorepro.com

試験内容


49歳以下の成人男女で、薄毛が気になる方を対象に、「SonoRepro」と頭皮ローションを試験品として、12週間継続して使用した際の毛髪と頭皮への影響について検証しました。使用方法としては、頭頂部を中心(額生え際からつむじ周囲)に頭皮ローションを揉みこむように塗布した後、塗布部分の中央を覆うようにSonoReproにより超音波を頭皮に照射し、最後に施術した部分を手で軽くマッサージすることとしました。



Aグループは試験品使用群とし、試験品と頭皮ローションを12週間継続して使用、Bグループは非介入群とし、試験品群と年齢・性別の有意差がなく、本件の介入を除けば、日常のライフスタイルに問題とすべき差が無いよう振り分けました。

結果について


試験品群(Aグループ)は非介入群(Bグループ)との比較で、12週後に毛髪径・頭部の状態・頭皮水分量に有意な改善の差がみられ、試験品と頭皮ローションには、毛髪と頭皮に対する効果があるということがわかりました。

今後の展望


PxDT独自開発の技術「非接触振動圧刺激」は、空中を伝わる超音波を利用して非接触で皮膚を刺激する技術です。この技術は、機械的な刺激に対する生体の関係を研究する学問であるメカノバイオロジーに基づきます。超音波による微弱な刺激とメカノバイオロジーのメカニズムに迫る研究を進めながら、次世代の製品開発に活かしていきたいと考えています。

ピクシーダストテクノロジーズ株式会社について


ピクシーダストテクノロジーズは、計算機科学(コンピュータサイエンス)と、音や光などを自在に操る独自の波動制御技術の融合により、コンピュータと非コンピュータが不可分な環境を構築し、言語や現象、アナログとデジタルといった二項対立を循環的に超えていく「デジタルネイチャー」の到来を見据えています。私たちは、現在、波動制御技術をメカノバイオロジーや視覚・聴覚・触覚への介入・補助をする「パーソナルケア&ダイバーシティ」領域と、メタマテリアル(材質ではなく構造で特性を生み出す技術)やオフィス・工事現場等の課題解決のために適用する「ワークスペース&デジタルトランスフォーメーション」領域の2つの主要な領域に重点を置いて製品を展開しています。急速に進化していくコンピュータに対して、私たち生物の身体(ハードウェア)の進化は非常に遅く、その差はますます開こうとしています。ピクシーダストテクノロジーズはこの両者の間をうまく調停し、生活に対してよりよい価値を生み出し続けます。

商号        ピクシーダストテクノロジーズ株式会社
ティッカーシンボル PXDT(NASDAQ市場)
会社設立      2017年5月
代表取締役     落合 陽一、村上 泰一郎
所在地       東京都中央区八重洲二丁目2番1号
URL        https://pixiedusttech.com/

本件に関するお問い合わせ先


ピクシーダストテクノロジーズ株式会社 広報担当
お問合せ:https://pixiedusttech.com/contact/
- SonoRepro及び関連するロゴは、ピクシーダストテクノロジーズ株式会社の商標又は登録商標です。
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