茨城県は17日、同県東海村の障害者支援施設の職員が入所者に暴力などの虐待を繰り返したとして、同施設などを行政処分したと発表した。8月からの3カ月間、県による指定効力を停止する。
 処分を受けたのは、社会福祉法人「愛信会」が運営する障害者支援施設「第二幸の実園」。県によると、2008~21年に複数の職員が入所者に暴力をふるったり、生活費としての預かり金計約250万円を詐取したりするなど、計19件の虐待が確認された。 (C)時事通信社