株式会社ゼスト
在宅医療業界導入社数No.1の『ZEST』を一新し、業界のDX化を促進して働き方改革実現を目指す
在宅医療・介護の訪問スケジュールを自動作成するクラウドサービス『ZEST』を展開する株式会社ゼスト(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:一色淳之介 以下:ゼスト)は、2024年3月12日に筆頭株主である吉村英毅・ミダスC有限責任事業組合を主とし、総額1億円の資金調達を実施しました。
また、同日に在宅医療業界導入社数No.1の『ZEST』をフルリニューアルし、人手不足が叫ばれる在宅医療・介護業界の更なるDX化を促進し、働き方改革の実現を目指します。
資金調達の目的
筆頭株主である吉村英毅・ミダスC有限責任事業組合と株式会社ゼスト代表取締役社長 CEO 一色淳之介を引受先とする総額1億円の資金調達を実施いたしました。本資金調達は、業界内のスタンダードを目指した更なる機能改善、組織体制強化、マーケティング強化を目的とした調達となっております。
代表取締役社長 CEO 一色淳之介 より
当社は2022年8月の大型な資金調達以降、経営・組織体制の強化をはかり、在宅医療・介護業界の訪問スケジュール作成のDXを牽引してまいりました。本業界では、アナログなスケジュール管理により、作成に膨大な時間が費やされることに加え、属人化や抜け漏れなど多くの問題が生じていること、そして『ZEST』を通じその課題の解決に貢献できることを確認し、現在では全国各地の多くの事業所に利用いただいております。しかし、本業界のスタンダードとして今以上に普及していくうえで、様々な課題に直面しておりました。
1.セキュリティ対策
当社は組織として2023年12月に情報セキュリティマネジメントシステム(ISMS)に関する国際規格である「ISO/IEC27001:2022」の 認証を取得しておりますが、他方、個人情報を扱うプロダクトとして、お客様がより安心してご利用できるセキュリティ環境を構築していく必要があること。
2.技術革新による更なるプロダクト進化
顧客ニーズに速やかに対応し、即座にプロダクトに反映していくために、また更なるプロダクト展開をしていくことを視野に、開発人員の補強はもちろん、AI関連技術を含めた最新技術の導入と強化が必要であること。
3.業界特化としてのニーズに適応
直近1年強の期間を通して、1,000社以上の在宅医療・介護事業所との対話の中で、業界特有の多様であり複雑なニーズを把握し、それらを業界特化システムとして素早く反映させていく必要があること。
今回のリニューアルではこれらの課題に対応するとともに、資金調達を通じ、一層の組織体制の強化と、次なるプロダクト展開に活かし、本業界への非連続な貢献を推進していきたいと考えております。
フルリニューアルの機能的な特徴
1.AI搭載!業界特有の様々な条件を考慮した自動スケジュール作成
AIがスケジュール作成者に代わって、ご利用者さんと職員のマッチング項目、職員の勤務シフト、移動時間などの条件に加え、担当者の固定やチーム制、ローテーション、複数名による同行訪問、施設やご夫婦への訪問など業界ならではの条件まで考慮し、人が考え抜いたかのような最適解のご提案が可能になりました。
2.利用者さんを軸にカルテ・レセプトにも繋がる!新発想の『ZEST HUB』をリリース
在宅医療・介護業界では欠かせない電子カルテやレセプトとの併用を前提とした設計にするため、様々なツールとのシームレスな連携を可能にする『ZEST HUB』を開発。スマホ上で訪問先の利用者に関する情報を閲覧でき、管理者との連絡メモの確認などはもちろん、カルテを参照したり、電話やチャット、地図アプリなどの他ツールもZEST上からアクセスすることが可能です。
3.訪問以外の予定も一元管理!空き時間の把握も可能
「訪問予定」に加えて、担当者会議やカンファレンス、研修や事務作業など社内外の予定も全てZEST 1つで管理可能になります。さらに移動時間と空き時間もわかるので、先を見据えた行動が取りやすくなり、時間を有効に活用ができます。訪問以外の予定も住所を保持することで、その予定場所を加味した訪問スケジュールの自動作成も可能になります。
4.業界No.1サービスだからこそ実現できる業界特化の“欲しい”機能が満載
業界特有の様々な”欲しい機能”を網羅しているため、圧倒的に管理がしやすく、生産性の向上が見込めます。具体的には、精神など複数名訪問が必要な場合や教育目的での同行訪問を設定できたり、どうしても訪問漏れが起きやすい月1~3カ月に1回の頻度で必要となるモニタリング訪問を設定できるなど、業界特有の機能を網羅しております。一例ですが、詳しい内容は下記図を参照下さい。
在宅医療業界導入社数No.1を獲得
この度、株式会社ゼストが提供する訪問スケジュール自動作成クラウド『ZEST』が、日本マーケティングリサーチ機構に委託した「在宅医療業者向けスケジュール管理ツールにおける市場調査」に関する調査において、在宅医療業界で導入社数No.1(※)を獲得いたしました。
今後も『ZEST』は、ミッションでもある在宅医療・介護業界で働く方々の「護りたい」という想いを護るために、更なるアップデートやシェア拡大を目指し、業界のポジティブな変化の一助となれるよう邁進してまいります。
※2024 年 2 月期_指定領域における市場調査 調査機関:日本マーケティングリサーチ機構
『ZEST』の業界貢献
『ZEST』は、在宅医療・介護業界の人手不足という社会課題を稼働時間不足と捉え、訪問スケジュールの自動作成を軸に、業界の業務改善・経営改善に役立つサービスを提供しております。2020年1月に提供を開始した『ZEST SCHEDULE』は、それまで紙やエクセル、ホワイトボードなどで作成されていた訪問スケジュールを自動で作成できるようにしたものです。訪問スケジュールは、利用者の情報(状態、場所など)・看護師のスキル・相性・訪問希望日程など様々な条件を組み合わせて作成する必要があるため、毎回莫大な時間を費やす必要があるだけでなく、残業時間増加、急な変更対応でのミス、移動効率の低下など多くの問題が発生しておりました。このような業界の課題に対し、『ZEST SCHEDULE』は訪問スケジュール作成の時間を削減し、本業や経営改善に集中できる時間の創出を可能にします。さらに2023年5月には、ケアマネジャーやソーシャルワーカーにタイムリーな空き時間を共有できる『ZEST MEET』、2023年6月には訪問件数や曜日ごとの稼働率、新規受入可能数、看護師の業務負荷、利用者の分布図などの経営指標を可視化することで経営改善に役立つ『ZEST BOARD』を開発しました。これらのサービスにより、業界全体の稼働時間を創出することで業界に貢献できており、実際に自社調査より下記のような効果が分かっております。
また、2024年1月に発表した調査では、ZESTを実際に利用している事業者様の生産性が統計データよりも64%高くなる可能性や生産性が上がることで経営にもポジティブな効果が期待され、最終的には利益率が10%高くなる可能性を示唆しています。(参考:人材不足が叫ばれる在宅医療・介護業界において、生産性64%アップの可能性を示唆/
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000028.000056654.html)
そして今回のリニューアルでは、現在の3つサービスに加えて、利用者情報を軸に電子カルテやレセプトにも連携しやすく、電話やチャット、地図アプリなどの他ツールにも『ZEST』上からアクセスできる新機能『ZEST HUB』を開発しました。これにより、現場で働く訪問看護師の業務効率化やサービスの質の向上が期待されます。
このように、『ZEST』は訪問スケジュールを自動作成するサービスとして、今回のリニューアルに留まらず進化を続けることで、在宅医療・介護業界の業務改善を促進させ、業界の働き方改革、そして経営改善に貢献してまいります。
ゼストのミッション
「護りたい。その想いを護る。」
住み慣れた自宅で過ごしたい。その願いを叶えるために、お医者さんも、看護師さんも、介護士さんも、ケアマネジャーさんも、みんなが一人ひとりの人生に寄り添い、護る仕事をしています。それは、誰もが必要とする絶対に欠かせないもの。
しかし、医療・介護の現場が過酷であることは今もなお変わらぬまま。特に在宅医療・介護の仕事は寒い日も暑い日も雨の日も雪の日もどんなときでも待っている人のもとへ向かわなければなりません。訪問から帰ってきても事務作業がたくさんあるし、勉強しないといけないこともたくさん。
でも、そんな過酷な日々を我慢できるのは、「一人ひとりの人生を護りたい」という強い想いがあるから。どれだけ世の中が進歩しようとも「一人の人生を護る」という仕事が人の手で支えられていることは、今も今後も変わりありません。
そんな素晴らしい仕事を、テクノロジーの力で後押ししたい。少しでも多くの時間のゆとり、心のゆとりを生み出したい。それが、私たちゼストが存在する理由です。
会社概要
会社名:株式会社ゼスト
代表取締役社長 CEO:一色淳之介
所在地:〒160-0022 東京都新宿区新宿二丁目3番11号 VORT新宿御苑4階
業務内容:
在宅医療・介護の訪問スケジュール最適化による経営改善クラウドサービス「ZEST」の運営、その他関連事業
プロダクトHP:
https://zest.jp/
コーポレートHP:
https://zest.jp/corporate
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(2024/03/12 09:00)
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