エンタテイメント 医療・医薬・福祉

医療的ケア児・障がい児も映画館へ!『映画ドラえもん』上映イベント5会場追加が決定

NPO法人AYA
AYAインクルーシブ映画上映会 群馬/石川/大阪/秋田/東京のを加え全国12都市開催へ

NPO法人AYA(本社:東京都中央区、代表:中川悠樹)は、医療的ケア児・障がい児とそのご家族を対象に、『映画ドラえもん のび太の地球交響楽(ちきゅうシンフォニー)』を上映するイベント~AYAインクルーシブ映画上映会~を開催。3月17日のTOHOシネマズ 川崎を皮切りとして、これまで4会場での上映会を実施し、527名を動員しました。好評を受け、群馬(高崎)・石川(金沢)・大阪(茨木)・秋田(秋田)・東京(日本橋)5会場の追加が決定!合わせて全国12ヶ所での開催となりました。イベントには、同法人代表で医師の中川をはじめ医療従事者がスタッフとして参加し、映画鑑賞をサポート。参加者からは「家族みんなでリラックスして楽しく参加できた」「車椅子でも温かくサポートしてもらえて安心できた」などの声が届いています。


~AYAインクルーシブ映画上映会~広島バルト11(広島県安芸郡府中町)の様子

NPO法人AYA と、映画『ドラえもん』上映会開催の背景


医療的ケア児とは、日常生活及び社会生活を営むために恒常的な医療的ケア(人工呼吸器による呼吸管理、喀痰吸引その他の医療行為)を受けることが不可欠な子どものことを指します。厚生労働省の推計(令和4年)によると、全国の医療的ケア児(在宅)は約2万人。社会全体で、医療的ケア児の日常生活・社会生活を支援することが求められています。

NPO法人AYAは「スポーツ・芸術・文化を通じて、子どもたちの世界観が広がる場を提供します」をMissionに掲げ、病気と闘う・障がいと共に生きる・医療的ケアが必要である子どもたちとそのご家族に、様々な挑戦の場を提供しています。2023年には、バスケットボール観戦や、小笠原諸島での海水浴等、23回のイベントを実施。延べ739名(ご家族・スタッフ含む)にご参加いただきました。



上映会誕生のきっかけは、「映画館で、映画を鑑賞したい!」という医療的ケア児・障がい児のご家族からの声。席にじっと座っていることができない、急に声を出してしまう、医療機器のアラーム音・痰の吸引音が鳴るなどの理由から、周囲に迷惑がかかることを気にして、映画館での映画鑑賞に高いハードルを感じている現状を知ったことがスタートでした。

「健常な子どもたちや、その家族と同じように映画館で映画を見てみたい!」という、彼らの思いを叶えるためにスタートした本プロジェクトですが、実現までには資金や会場の確保など、たくさんの課題がありました。
最終的には、映画館のシアターをまるごと貸し切ることで、“音や声が出ても、じっとしていられなくても、安心して映画を鑑賞できる環境”を実現。医師や看護師などの医療従事者が会場内で見守ることで、緊急時の対応を懸念する映画館側の受け入れ障壁を下げました。

これまで実施した『映画 すみっコぐらし ツギハギ工場のふしぎなコ』『劇場版 SPY×FAMILY CODE: White』等の上映会には全3回で述べ291名(ご家族・スタッフ含む)が参加。参加者からは「周囲の目を気にすることなく、楽しく参加できた」「会場に医師がいるので安心できた」などの声が届いています。



4作品目となる今回、『映画ドラえもん のび太の地球交響楽(ちきゅうシンフォニー)』~AYAインクルーシブ映画上映会~は、開催エリアを全国12か所に拡大。すでに3月17日(日)のTOHOシネマズ川崎を皮切りとし、毎週日曜日に京都・磐田・広島の計4会場で上映会を実施しています。同上映会には車椅子を含む医療的ケアが必要な子どもたち・障がいをもつ子どもたちが多数参加。「家族みんなでリラックスして楽しく参加できた」「車椅子でも温かくサポートしてもらえて安心できた」などの声が届きました。

上映前には法人代表の中川が来場の皆さまへ向けて挨拶し「車椅子でも、医療的ケアが必要でも、障がいがあっても、みんなと同じように全国の映画館で映画を鑑賞できる世の中を作りたい。このイベントがその一助になれば」と思いを伝えました。NPO法人AYAは子どもから大人まで、どの世代でも楽しめる『映画ドラえもん』を通じて、思い出作りの場を継続的に提供して参ります。
~AYAインクルーシブ映画上映会~ 開催概要

■上映作品
『映画ドラえもん のび太の地球交響楽(ちきゅうシンフォニー)』
配給:東宝株式会社

■対象
医療的ケアが必要なお子様、障がいを持つお子様とそのご家族
※上映中に医療機器のアラーム音が鳴る、声が聞こえるなどの状況をご理解いただける方、本イベントの趣旨に賛同いただける方であれば、病気や障がいの有無にかかわらず、どなたさまもご参加いただけます

■日時・会場
2024年3月17日(日)※終了
TOHOシネマズ 川崎(神奈川県川崎市) 
  
2024年3月24日(日)※終了
T・ジョイ京都(京都府京都市)

2024年3月31日(日)※終了
TOHOシネマズ ららぽーと磐田(静岡県磐田市)

2024年4月7日(日)※終了
広島バルト11(広島県安芸郡府中町)

2024年4月14日(日)
USシネマつくば(茨城県つくば市)

2024年4月21日(日)
TOHOシネマズ ららぽーと横浜(神奈川県横浜市)

2024年4月28日(日)
MOVIX仙台(宮城県仙台市)

【追加決定】
2024年5月5日(日)
イオンシネマ高崎(群馬県高崎市)

2024年5月12日(日)
イオンシネマ白山(石川県白山市)

2024年5月19日(日)
イオンシネマ茨木(大阪府茨木市)

2024年5月26日(日)
TOHOシネマズ 秋田(秋田県秋田市)

2024年6月2日(日)
TOHOシネマズ 日本橋(東京都中央区日本橋)


※いずれも午前中の開催予定。
 詳細な開催時間・参加お申込みはAYA webサイトをご覧ください
※参加希望者が多数の場合、抽選となりますことをご了承ください
※会場により数は異なりますが、車いす席をご用意します

■参加費
各会場の募集ページをご参照ください
※ご参加にはチケット代がかかります

■詳細・お申し込みはこちら
https://aya-npo.org/2024/03/01/movie-dora-2024-event/

■過去の映画鑑賞実績
2023年4月9日(川崎)
https://aya-npo.org/2023/04/09/movie-report/
2023年12月10日(京都)
https://aya-npo.org/2023/12/00/movie-kyoto-report/
2024年1月21日(磐田)
https://aya-npo.org/2024/01/23/iwata-movie-report/
ボランティアスタッフを募集しています

各会場で、当日のボランティアをして下さる方を募集しています。医療関係者をはじめ、当イベントの主旨に賛同し、ご興味をお持ちいただける方はどなたでも(大学生・高校生も可)、AYA公式LINEの「ボランティア登録」からご登録ください。

■AYA公式LINE:https://lin.ee/j7spGgV



NPO法人AYAについて

NPO法人AYA は、スポーツ・芸術・文化との出会いや触れ合いを通して、病気と闘っている・障がいとともに生きている・医療的ケアが必要である子どもたちの世界観が広がる場を提供します。 病気になったからこその出会いが、子どもたちの人生に彩りを添え、次の挑戦へ向かう情熱と勇気になればと考えています。

【代表】


中川 悠樹(なかがわ ゆうき)2009年 京都大学医学部卒業。救急科専門医・外科専門医・JSPO公認スポーツドクター・医師会認定産業医・旅行医学会認定医・JDLA G検定/E資格。三井記念病院、横浜労災病院での消化器外科・救命救急センターでの勤務を経て、ドクターヘリ添乗医、離島医療などを実践。様々な活動を行いながら、2022年1月にNPO AYAを立ち上げ、2023年6月に法人化、代表理事就任。




【法人概要】
社名:特定非営利活動法人AYA
本社所在地:東京都中央区日本橋兜町6番5号
HP:https://aya-npo.org/
取材・お問い合わせ:https://aya-npo.org/contact/
企業プレスリリース詳細へ
PR TIMESトップへ
本コーナーの内容に関するお問い合わせ、または掲載についてのお問い合わせは株式会社 PR TIMESまでご連絡ください。製品、サービスなどに関するお問い合わせは、それぞれの発表企業・団体にご連絡ください。

関連記事(PRTIMES)