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千葉市消防団に千葉大学医学部機能別団員チームを設立~「千葉市と千葉大学との包括的な連携に関する協定」に基づく取り組み~

国立大学法人千葉大学
 



 
 このたび、千葉市と国立大学法人千葉大学(以下、千葉大学)との包括的な連携に関する協定に基づき、千葉大学医学部生を中心メンバーとした機能別団員チームを新たに設立しますのでお知らせします。

1 趣旨
 消防団員を確保し地域防災力の充実を図るため、千葉市と千葉大学との包括連携協定に基づき、千葉大学の人的資源を活用した防災面での連携活動として、若く、医療分野での専門的知識・技術を持った千葉大学医学部生を中心とした機能別団員チームを設立します。
 この機能別団員チームは、「大規模災害団員」として大地震などの大規模災害発生時に特化して、その知識・技術を生かし、応急救護活動等を行います。

2 千葉大学医学部生を中心とした機能別団員チーム
(1)チーム名
  「千葉市消防団 CUMST(カムスト)※」※Chiba University Medical Support Team
(2)メンバー
   千葉大学医学部救急サークルC-TAT部員 10人程度
   災害治療学研究所教員(チームリーダー)  1人
(3)任務
   大規模災害発生時における災害現場における応急救護、避難所等における健康管理
(4)発足日
   令和7年1月1日(水)

3 発足式
(1)日 時: 令和6年12月26日(木)13:30~14:00
(2)場 所: 千葉市役所1階 市民ヴォイド(千葉市中央区千葉港1番1号)
(3)出席者
ア 千葉大学
  大学院医学研究院長・医学部長 三木 隆司
  災害治療学研究所 特任教授 牧 慎太郎
  災害治療学研究所 教授 小野寺 淳 
  医学部救急サークルC-TAT代表 橋本 俊亮 他
イ 千葉市
  千葉市長 神谷 俊一 様
  千葉市消防団長 佐藤 薫 様
  千葉市消防団副団長6人

【参考】
千葉大学医学部救急サークルC-TAT
 C-TAT(Chiba Training Association for emergency Treatment)は、日本BLS協会と千葉大学救急科・集中治療部の教員・医師の指導のもとで、千葉大学の学生を対象にAHA BLS-HCPコースを実施しています。心停止を起こした方の救命率向上に少しでも貢献できることを目指して日々活動をしています。
○千葉大学災害治療学研究所
 感染・免疫低下・ストレスなど、地震災害・気象災害や新興感染症発生時に国民に生じる長期的な健康問題解消という社会的ニーズに応じて設立されました。千葉大学の誇る医学・薬学・看護学の医療系研究基盤と、食・緑・ライフサポートなどの園芸学や、真菌医学研究センター・治療学人工知能研究センターなどの多彩な研究特色を活かし、災害激甚化時代の災害医療・災害看護システム構築に資する「災害治療学研究モデル」の樹立と人材育成を推進しています。
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