サノフィ株式会社
~500台のドローンが東京の夜空に満開の桜を咲かせる~
サノフィ株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:岩屋孝彦、以下「サノフィ」)は、血友病という希少疾患の認知拡大及び患者さん支援を目的に、世界血友病デーに合わせて、4月17日に明治神宮外苑軟式球場にて「世界血友病デー 特別ドローンショー」を開催いたしました。
世界血友病デー 特別ドローンショーに込めたサノフィの思い
代表取締役社長 岩屋孝彦は「今回のドローンショーを通じて、より血友病の認知度が高まり、血友病患者の皆さんを含む多くの人が暮らしやすい社会を実現していきたい」と本イベントへの期待を語りました。
また、当日は、サノフィ株式会社希少血液疾患フランチャイズヘッドの笠本浩よりご説明。ドローンショーを企画した背景について「患者さんやご家族から血友病にまつわる体験談
*やサーベイから、疾患のために日常生活や生活スタイルで制限を受け入れていることが多いことや、出血リスクの恐れから新しい事柄へのチャレンジをためらってしまう方の多さを感じ、サノフィとして応援するメッセージを伝えることができればと考えた。」と語りました。また、「新たな挑戦に挑むときは、誰しも不安を感じるもの」として、今回のドローンショーを通して「血友病患者さん及びそのご家族、さらに、この春新たな挑戦に踏み出す人々にエールを送るのはもちろん、多くの方に血友病について知って考えていただくきっかけになってほしい。」と期待を述べました。
*ヘモフィリアTODAY「みんなの体験談」:
https://www.hemophiliatoday.jp/experience/
500台のドローンが描き出す満開の桜に湧き上がる歓声
500台のドローンが夜空に一斉に飛び立ち、最初に一輪だった桜が次第に満開になっていく様子に現場では歓声が上がりました。さらに「この春新たにチャレンジする血友病患者さんを私たちサノフィは応援します」というメッセージが夜空に描き出されると拍手が起こり、約10分間のドローンショーは幕を閉じました。また、会場周辺には、足を止め、スマートフォンを片手に空に描き出された桜のドローンショーを写真に収める方もいらっしゃるなど賑わいを見せていました。
血友病専門医からのコメント
「すべての血友病患者さんに治療を届ける」という強い意志をお持ちの国立病院機構大阪医療センター 血友病科 GM/感染症内科 医長の西田 恭治 先生から、血友病治療の課題と血友病患者さんの思いについて、次のようにコメントを頂きました。
「血友病治療の進歩は目覚ましく、新しい医薬品の開発などにより、治療の選択肢が増えている。世界血友病連盟では、血友病患者さんも『健常人と変わらないQOL』を目指すべきとしている。つまり、最適な治療によるQOL向上は全ての患者が享受するべきスタンダードと考えている。他方、国・地域による治療格差は広がっていることを懸念している。
世界血友病デーの啓発イベントの一環である今回のドローンショーを通じて、血友病患者さんの抱える医療格差の現実や技術革新によるQOL向上について、患者さんやそのご家族だけでなく、全ての人が考え、知恵を寄せ合い、理解を高める機会になることを願っている」
「世界血友病デー 特別ドローンショー」 開催概要
■開催場所:
明治神宮外苑軟式球場(〒160-0013 東京都新宿区霞ヶ丘町2−3)
■実施日時:
2024年4月17日(水)19:00~/約10分
■演出内容:
血友病患者さんの中には、出血リスクへの恐れから新しい事柄へのチャレンジを躊躇してしまう方がいらっしゃいます。そこで今回のドローンショーでは、ドローン500台で新たな門出を象徴する“桜”を表現するとともに、「チャレンジに花を咲かせよう」といったメッセージを描き出すことによって、血友病患者さんとそのご家族だけでなく、この春新たな挑戦に踏み出す多くの人へのエールを送りました。本ドローンショーでは、力強い応援メッセージと、ドローンが描き出す満開の夜桜をご覧いただきました。
血友病プロジェクト特設サイト:
https://www.hemophiliatoday.jp/support/droneshow
血友病について
血友病は、日本で約7,000人、世界で約25万人の患者がいる希少疾患です。血友病患者は、血液が固まりにくいため、出血がなかなか止まらないという疾患の特性から、日常生活に不安を抱いたり、アクティブなスポーツといった健康な人であれば気軽に取り組める事柄にもチャレンジを躊躇したりすることもあります。一方で、現在血友病治療は目覚ましく進歩しており、症状を軽減させることで、日常生活の制約を減少させることも可能になってきました。
ヘモフィリアTODAY:
https://www.hemophiliatoday.jp/
「世界血友病デー」とは**
1989年以来、世界中の患者団体が、血友病をはじめとする出血性疾患に対する認識と理解を深めるために、 は、毎年4月17日を「世界血友病デー」と制定しました。2024年の世界血友病デーのテーマは “Equitable access for all: recognizing all bleeding disorders(全ての人への公平なアクセス: 出血性疾患の認知)”です。
世界血友病デーは、以下を目的としています。
・「すべての人に治療を」という世界血友病連盟のビジョンを達成するために、協調して一致した行動をとることの重要性をアピールする
・主要な問題に注目を促し、血友病と出血性疾患にスポットライトを当てる
**世界血友病連盟サイトより
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(2024/04/17 22:29)
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