“腸内環境を改善しながら、お腹の脂肪を減らし、心血管系疾患のリスクを減らす“2つの新たな研究により、健康に役立つさらなるプルーンの栄養効果を発見
カリフォルニアプルーン協会
プルーンは、腸内環境を改善しながら、お腹の脂肪を減らし、さらにそれが心臓の健康にも影響を与える可能性が、新たに発表された2つの研究の結果から導き出されました。
食卓の定番であるプルーンは、腸内細菌叢(マイクロバイオーム)の健康、骨の健康、心臓の健康などに役立つ栄養の宝庫であり、研究が進められてきました。
通称・プルーン研究は、カリフォルニアプルーン協会よりプルーン提供を受け、55歳から75歳の閉経後女性183人を対象に、3つのグループ(プルーンを1日50グラム摂取するグループ/100グラム摂取するグループ/全く摂取しないグループ)に分けて、12ヶ月間のランダム化比較試験を行ったものです。
■研究結果1:プルーンは「お腹の脂肪の減少」と「心臓の健康」に影響を与える可能性
Journal of Nutritionにより発表された新たな研究によると、毎日100グラムのプルーンを食べることで、体の中心部の脂肪分布の変化、特にお腹の脂肪の変化を防ぐことができるということです。
お腹の脂肪の増加は閉経後の女性によく見られ、過剰になると心血管疾患の危険因子となります。そのため、この発表内容は、ウエストラインにとって嬉しいニュースであるだけでなく、心臓の健康にとっても良いニュースなのです。[1]
「体脂肪分布と体格指数(BMI)の変化は、一般的に加齢と関係していますが、体脂肪の蓄積場所が閉経と強く関係していることを示す研究が増えています。腹部脂肪の増加は、疾病リスクと関連しており、食事パターンが脂肪分布に影響を与える可能性があります。この研究の結果は、プルーンを含む毎日の食事が、お腹の脂肪を減らすのに役立つことを示しています。」と、研究責任者であるペンシルバニア州立大学運動学部のメアリー・ジェーン・デ・ソウザ教授(PhD)は述べています。
[1] Damani JJ, Rogers CJ, Lee H, Strock NC, Koltun KJ, Williams NI, Weaver C, Ferruzzi MG, Nakatsu CH, De Souza MJ . “Effects of prune (dried plum) supplementation on Cardiometabolic Health in postmenopausal women: An ancillary analysis of a 12-month randomized controlled trial, the prune study.” J Nutr. 2024 Mar 13:S0022-3166(24)00161-5. https://doi.org/10.1016/j.tjnut.2024.03.012.
■研究結果2:プルーンによる骨密度増加に、腸内細菌が関係している可能性
Frontiers in Nutrition誌に掲載された2つ目の研究では、プルーンを毎日50~100グラム、12カ月間食べ続けた結果、骨密度に良い変化が見られた女性と変化が見られなかった女性の腸内細菌に違いがあることが明らかになりました。[2]
プルーンを食べて骨密度が増加した人たちは、ある種の "善玉 "腸内細菌が豊富で、プルーンの栄養素や生理活性部分をより効率的に分解して体内で利用していることがわかりました。さらに、この骨密度が増加した人たちは、全身の炎症も減少していることがわかりました。[3]
「栄養豊富な果物であるプルーンには、ミネラル、ビタミンK、フェノール化合物、食物繊維が含まれています。これらの研究結果は、精密栄養学研究の進展だけでなく、個々の食事推奨アプローチを通じて、プルーンが健康にプラスの影響を与えるポテンシャルの高さを示しています。」と、デ・ソウザ教授は述べています。
[2] Simpson AMR, De Souza MJ, Damani J, Rogers CJ, Williams NI, Weaver CM, Ferruzzi MG, Nakatsu CH. Gut microbes differ in postmenopausal women responding to prunes to maintain hip bone mineral density. Front Nutr. 2024 Apr 18;11:1389638. doi: 10.3389/fnut.2024.1389638.[3] Damani JJ, Oh ES, De Souza MJ, Strock NC, Williams NI, Nakatsu CH, Lee H, Weaver C, Rogers CJ. Prune consumption attenuates proinflammatory cytokine secretion and alters monocyte activation in postmenopausal women: Secondary outcome analysis of a 12-mo randomized controlled trial: The Prune Study. J Nutr. 2023 Nov 19:S0022-3166(23)72732-6. doi: 10.1016/j.tjnut.2023.11.014. Epub ahead of print. PMID: 37984741.
■プルーンが腸と骨と心臓の健康に与える影響
プルーンには重要なビタミン、ミネラル、抗酸化物質、食物繊維が豊富に含まれており、その栄養価の高さを証明する科学的根拠は増え続けています。
プルーンが腸・骨・心臓それぞれにとってどういう存在か、過去の研究結果を踏まえて下記に説明します。
・腸の健康の守り神
2011年の研究では、プルーンは市販の便秘薬の主成分であるサイリウムよりも便秘解消に優れているということがわかりました。[4]
2022年の研究では、プルーンの摂取が、体内の炎症マーカーを低下させる特定の腸内細菌の増加に関連していることがわかりました。[5]
[4] Attaluri A, Donahoe R, Valestin J, Brown K, Rao SS. Randomized clinical trial: Dried plums (prunes) vs. psyllium for constipation. Aliment Pharmacol Ther. 2011 Apr;33(7):822-8. doi: 10.1111/j.1365-2036.2011.04594.x. Epub 2011 Feb 15. PMID: 21323688.[5] Simpson, AMR, De Souza, MJ, Damani, J, Rogers, C, Williams, NI, Weaver, C, Ferruzzi, MG, Chadwick-Corbin, S, Nakatsu, CH. Prune supplementation for 12 months alters the gut microbiome in postmenopausal women. Food Funct. 2022 Nov 28;13(23):12316-12329. doi: 10.3390/horticulturae9050584
・骨のプロテクター
特に骨粗鬆症のリスクが高い女性にとって、プルーンが骨を守る効果があることは、数多くの研究で実証されています。あるレビュー研究では、閉経後の女性に毎日100グラムのプルーンを1年間摂取させたところ、その後の5年間、対照群の女性に比べて骨密度が良好に保持されたことが示されています。[6]
[6] Arjmandi BH, Johnson SA, Pourafshar S, Navaei N, George KS, Hooshmand S, Chai SC, Akhavan NS. Bone-protective effects of dried plums (prunes) in postmenopausal women: Efficacy and possible mechanisms. Nutrients. 2017 May 14;9(5):496. doi: 10.3390/nu9050496. PMID: 28505102; PMCID: PMC5452226.
・ハートヘルス(心臓の健康)ヒーロー
2021年の研究では、閉経後の女性がプルーンを毎日50グラムから100グラム、6ヶ月間食べ続けたところ、プルーンを食事に含まないグループと比較して、総コレステロール値、酸化ストレス、炎症マーカーの値が低下したことが示されました。[7]
[7] Hong MY, Kern M, Nakamichi-Lee M, Abbaspour N, Ahouraei Far A, Hooshmand S. Dried plum consumption improves total cholesterol and antioxidant capacity and reduces inflammation in healthy postmenopausal women. J Med Food. 2021 Nov;24(11):1161-1168. doi: 10.1089/jmf.2020.0142. Epub 2021 May 11. PMID: 33978491.
「プルーンに関する研究を総合すると、身体はまるで相乗効果のある機械のようであり、健康上の成果や慢性疾患のリスクに関しては、相互に関連性が高いことがわかります。これらの研究を通じて重要なことは、健康的な食生活として毎日プルーンを取り入れることは、簡単でかつ美味しいにもかかわらず、女性の慢性疾患のリスクを減らし、より健康的に年を重ねることが可能な方法であるということです。」と、レスリー・ボンチ(MPH、RDN、CSSD、LDN)は述べました。
その他のプルーンの栄養研究の詳細については、下記をご覧ください。
www.californiaprunes.net
カリフォルニアプルーン協会について
カリフォルニアプルーン協会は、1952年にカリフォルニア州食糧農業長官の権限のもと、プルーン生産者と取扱業者を代表する機関として設立された。カリフォルニア州は世界最大のプルーン生産地で、サクラメントからサンホアキンバレーに及ぶ14郡に果樹園が広がっている。CPBはカリフォルニアの優れた食品安全基準とサステナビリティ基準に支えられた、何世代にもわたるクラフトマンシップで人々の健康を促進し、プレミアムプルーンカテゴリーをリードし続けている。
California Prunes. Prunes. For life.
■カリフォルニアプルーン協会ジャパン公式サイト:https://www.prune.jp
■X公式アカウント: https://twitter.com/prune_fan?lang=ja
■Instagram公式アカウント: https://www.instagram.com/californiaprunejp/
■Facebook公式アカウント: https://www.facebook.com/prunefan/?locale=ja_JP
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プルーンは、腸内環境を改善しながら、お腹の脂肪を減らし、さらにそれが心臓の健康にも影響を与える可能性が、新たに発表された2つの研究の結果から導き出されました。
食卓の定番であるプルーンは、腸内細菌叢(マイクロバイオーム)の健康、骨の健康、心臓の健康などに役立つ栄養の宝庫であり、研究が進められてきました。
通称・プルーン研究は、カリフォルニアプルーン協会よりプルーン提供を受け、55歳から75歳の閉経後女性183人を対象に、3つのグループ(プルーンを1日50グラム摂取するグループ/100グラム摂取するグループ/全く摂取しないグループ)に分けて、12ヶ月間のランダム化比較試験を行ったものです。
■研究結果1:プルーンは「お腹の脂肪の減少」と「心臓の健康」に影響を与える可能性
Journal of Nutritionにより発表された新たな研究によると、毎日100グラムのプルーンを食べることで、体の中心部の脂肪分布の変化、特にお腹の脂肪の変化を防ぐことができるということです。
お腹の脂肪の増加は閉経後の女性によく見られ、過剰になると心血管疾患の危険因子となります。そのため、この発表内容は、ウエストラインにとって嬉しいニュースであるだけでなく、心臓の健康にとっても良いニュースなのです。[1]
「体脂肪分布と体格指数(BMI)の変化は、一般的に加齢と関係していますが、体脂肪の蓄積場所が閉経と強く関係していることを示す研究が増えています。腹部脂肪の増加は、疾病リスクと関連しており、食事パターンが脂肪分布に影響を与える可能性があります。この研究の結果は、プルーンを含む毎日の食事が、お腹の脂肪を減らすのに役立つことを示しています。」と、研究責任者であるペンシルバニア州立大学運動学部のメアリー・ジェーン・デ・ソウザ教授(PhD)は述べています。
[1] Damani JJ, Rogers CJ, Lee H, Strock NC, Koltun KJ, Williams NI, Weaver C, Ferruzzi MG, Nakatsu CH, De Souza MJ . “Effects of prune (dried plum) supplementation on Cardiometabolic Health in postmenopausal women: An ancillary analysis of a 12-month randomized controlled trial, the prune study.” J Nutr. 2024 Mar 13:S0022-3166(24)00161-5. https://doi.org/10.1016/j.tjnut.2024.03.012.
■研究結果2:プルーンによる骨密度増加に、腸内細菌が関係している可能性
Frontiers in Nutrition誌に掲載された2つ目の研究では、プルーンを毎日50~100グラム、12カ月間食べ続けた結果、骨密度に良い変化が見られた女性と変化が見られなかった女性の腸内細菌に違いがあることが明らかになりました。[2]
プルーンを食べて骨密度が増加した人たちは、ある種の "善玉 "腸内細菌が豊富で、プルーンの栄養素や生理活性部分をより効率的に分解して体内で利用していることがわかりました。さらに、この骨密度が増加した人たちは、全身の炎症も減少していることがわかりました。[3]
「栄養豊富な果物であるプルーンには、ミネラル、ビタミンK、フェノール化合物、食物繊維が含まれています。これらの研究結果は、精密栄養学研究の進展だけでなく、個々の食事推奨アプローチを通じて、プルーンが健康にプラスの影響を与えるポテンシャルの高さを示しています。」と、デ・ソウザ教授は述べています。
[2] Simpson AMR, De Souza MJ, Damani J, Rogers CJ, Williams NI, Weaver CM, Ferruzzi MG, Nakatsu CH. Gut microbes differ in postmenopausal women responding to prunes to maintain hip bone mineral density. Front Nutr. 2024 Apr 18;11:1389638. doi: 10.3389/fnut.2024.1389638.[3] Damani JJ, Oh ES, De Souza MJ, Strock NC, Williams NI, Nakatsu CH, Lee H, Weaver C, Rogers CJ. Prune consumption attenuates proinflammatory cytokine secretion and alters monocyte activation in postmenopausal women: Secondary outcome analysis of a 12-mo randomized controlled trial: The Prune Study. J Nutr. 2023 Nov 19:S0022-3166(23)72732-6. doi: 10.1016/j.tjnut.2023.11.014. Epub ahead of print. PMID: 37984741.
■プルーンが腸と骨と心臓の健康に与える影響
プルーンには重要なビタミン、ミネラル、抗酸化物質、食物繊維が豊富に含まれており、その栄養価の高さを証明する科学的根拠は増え続けています。
プルーンが腸・骨・心臓それぞれにとってどういう存在か、過去の研究結果を踏まえて下記に説明します。
・腸の健康の守り神
2011年の研究では、プルーンは市販の便秘薬の主成分であるサイリウムよりも便秘解消に優れているということがわかりました。[4]
2022年の研究では、プルーンの摂取が、体内の炎症マーカーを低下させる特定の腸内細菌の増加に関連していることがわかりました。[5]
[4] Attaluri A, Donahoe R, Valestin J, Brown K, Rao SS. Randomized clinical trial: Dried plums (prunes) vs. psyllium for constipation. Aliment Pharmacol Ther. 2011 Apr;33(7):822-8. doi: 10.1111/j.1365-2036.2011.04594.x. Epub 2011 Feb 15. PMID: 21323688.[5] Simpson, AMR, De Souza, MJ, Damani, J, Rogers, C, Williams, NI, Weaver, C, Ferruzzi, MG, Chadwick-Corbin, S, Nakatsu, CH. Prune supplementation for 12 months alters the gut microbiome in postmenopausal women. Food Funct. 2022 Nov 28;13(23):12316-12329. doi: 10.3390/horticulturae9050584
・骨のプロテクター
特に骨粗鬆症のリスクが高い女性にとって、プルーンが骨を守る効果があることは、数多くの研究で実証されています。あるレビュー研究では、閉経後の女性に毎日100グラムのプルーンを1年間摂取させたところ、その後の5年間、対照群の女性に比べて骨密度が良好に保持されたことが示されています。[6]
[6] Arjmandi BH, Johnson SA, Pourafshar S, Navaei N, George KS, Hooshmand S, Chai SC, Akhavan NS. Bone-protective effects of dried plums (prunes) in postmenopausal women: Efficacy and possible mechanisms. Nutrients. 2017 May 14;9(5):496. doi: 10.3390/nu9050496. PMID: 28505102; PMCID: PMC5452226.
・ハートヘルス(心臓の健康)ヒーロー
2021年の研究では、閉経後の女性がプルーンを毎日50グラムから100グラム、6ヶ月間食べ続けたところ、プルーンを食事に含まないグループと比較して、総コレステロール値、酸化ストレス、炎症マーカーの値が低下したことが示されました。[7]
[7] Hong MY, Kern M, Nakamichi-Lee M, Abbaspour N, Ahouraei Far A, Hooshmand S. Dried plum consumption improves total cholesterol and antioxidant capacity and reduces inflammation in healthy postmenopausal women. J Med Food. 2021 Nov;24(11):1161-1168. doi: 10.1089/jmf.2020.0142. Epub 2021 May 11. PMID: 33978491.
「プルーンに関する研究を総合すると、身体はまるで相乗効果のある機械のようであり、健康上の成果や慢性疾患のリスクに関しては、相互に関連性が高いことがわかります。これらの研究を通じて重要なことは、健康的な食生活として毎日プルーンを取り入れることは、簡単でかつ美味しいにもかかわらず、女性の慢性疾患のリスクを減らし、より健康的に年を重ねることが可能な方法であるということです。」と、レスリー・ボンチ(MPH、RDN、CSSD、LDN)は述べました。
その他のプルーンの栄養研究の詳細については、下記をご覧ください。
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カリフォルニアプルーン協会について
カリフォルニアプルーン協会は、1952年にカリフォルニア州食糧農業長官の権限のもと、プルーン生産者と取扱業者を代表する機関として設立された。カリフォルニア州は世界最大のプルーン生産地で、サクラメントからサンホアキンバレーに及ぶ14郡に果樹園が広がっている。CPBはカリフォルニアの優れた食品安全基準とサステナビリティ基準に支えられた、何世代にもわたるクラフトマンシップで人々の健康を促進し、プレミアムプルーンカテゴリーをリードし続けている。
California Prunes. Prunes. For life.
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(2024/05/16 17:50)
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