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~薬不足への対処(Fizz―DI 児島悠史薬剤師)~
心臓振とうの多くはスポーツ中の子どもに起こり、日本で知られるようになったのは2000年すぎだ。胸に受けた衝撃が原因で、心臓が不規則にけいれんする心室細動から心停止に至る。埼玉医科大学総合医療センター(川越市)救急科(ER)の輿水健治教授は「子どもたちの命を救うために、自動体外式除細動器(AED)の持参と救命講習の受講を」と呼び掛ける。
心臓振とうは、心臓が収縮した後に元に戻ろうとする瞬間、時間にして1000分の15秒というわずかなタイミングに合わせて衝撃が加わると起こる。「スポーツをしている時や、子ども同士がふざけて、肘や膝が胸に当たることでも起こります。心臓病の無い健康な子どもに起こるのが特徴です」
日本では、輿水教授が日本蘇生学会で発表した資料によると、1997~2015年に46件発生、うち36件がスポーツをしている時だった。発症年齢は中学生から高校生がピークで、クラブ活動などの機会が多い年齢だ。子どもに多い理由は、心臓や肺を取り囲む胸郭という骨が発達途上で軟らかく、心臓に与える衝撃の影響が大きいからと考えられる。
(2016/11/23 15:40)
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