研究・論文

医師たちのコーヒー事情―スイス

 病院内で医師が飲むコーヒーの年間消費量についての調査結果を、スイスのザンクトガレン州立病院のカーメイナルド・ジェシンガー医師らが医学誌オンライン版に発表した。


 それによると、2014年にスイスの病院に所属する766人の医師を対象に院内のカフェテリアでのIDカードの支払いデータに基づき分析。84%に当たる644人がコーヒーを購入しており1年間の全消費量は7万772杯だった。
 年間摂取量は、外科医が内科医より多い傾向にあり、1人当たりの平均年間消費量が最も多かったのは整形外科(平均189杯)。以下、放射線科(同177杯)、一般外科(同167杯)の順で、最も少なかったのは麻酔科(同39杯)だった。
 また、男性医師は年平均128杯で女性医師の同86杯より多かった。勤続5年以上の上級医師が同140杯だったのに対し、研修医は同95杯にとどまっていた。(メディカルトリビューン=時事)

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