日光角化症(老人性角化腫)〔にっこうかくかしょう(ろうじんせいかくかしゅ)〕
高齢者の顔や手背など日光によく当たる部位に、大豆大の角化性落屑(らくせつ)を付けた紅斑(こうはん)ないし褐色(かっしょく)斑として出てきます。1個だけでなく、たくさん出ることもあります(多発)。
皮膚の色の白い人にできやすく、長い間の紫外線曝露(ばくろ)が原因といわれています。この病気は痛くもかゆくもありませんが、長い間には皮膚がんになる可能性もあるので気をつけてください。
[治療]
手術して切除してしまうのが安全です。多発しているときは、液体窒素による凍結療法も用いられます。最近はイミキモドクリームを外用して治療することもしばしばです。
皮膚の色の白い人にできやすく、長い間の紫外線曝露(ばくろ)が原因といわれています。この病気は痛くもかゆくもありませんが、長い間には皮膚がんになる可能性もあるので気をつけてください。
[治療]
手術して切除してしまうのが安全です。多発しているときは、液体窒素による凍結療法も用いられます。最近はイミキモドクリームを外用して治療することもしばしばです。
(執筆・監修:柏ひふ科 院長/筑波大学 名誉教授 大塚 藤男)