Craif、技術顧問・共同創業者 安井隆雄が第56回市村賞 「市村学術賞(貢献賞)」を受賞
Craif株式会社
がんの早期発見と予防につなげる「マイシグナル・シリーズ」を提供するCraif株式会社(所在地:東京都文京区、CEO:小野瀬 隆一、以下Craif)の、技術顧問・共同創業者 安井 隆雄が、公益財団法人市村清新技術財団が主催する第56回市村賞 「市村学術賞(貢献賞)」を受賞しました。 Craifは今後も、さまざまな疾患の早期発見・治療最適化に向けた新しい取り組みを広く皆様に届けることで、当社のミッションである“人々が天寿を全うする社会の実現”に挑戦してまいります。
■受賞業績の概要・受賞理由
<受賞業績名称:ナノワイヤを用いたリキッドバイオプシー技術の開発>
がん克服を志向し、尿によるリキッドバイオプシーを開拓すべく、ナノワイヤによる尿中細胞外小胞の網羅的捕捉・解析技術を開発。細胞外小胞は、内部に含有される分子(マイクロRNA等)を他の細胞に受け渡す機能を持つ細胞間情報伝達物質であり、がん進展にも関連している物質でもある。
また、Craif株式会社の共同創業による非侵襲がん早期検知法の実用化“マイシグナル(R)︎のサービス提供”も実現。酸化物ナノワイヤを微細流路内に精緻に制御するナノデバイス作製技術開発を経て、尿中1 mL中の細胞外小胞99%以上捕捉と1300種類以上の尿中マイクロRNAの発見という世界初の成果を達成した。さらに、この1300種類以上のマイクロRNA発現パターンを用いることで、がん種によって尿中の細胞外小胞マイクロRNAの発現パターンが異なることを見出し、がん患者の尿と健康な方の尿を尿量1mLにて識別することに成功。受賞者の研究の意義は、世界で初めて、尿1mLより1300種類以上のマイクロRNAを発見したこと、その発現パターンより高確度でがん検知が可能になったこと、さらに、がんサブタイプ検知も可能であったこと。
■市村賞 「市村学術賞」について
1963年に創設された大学ならびに研究機関で行われた研究のうち、学術分野の進展に貢献し、実用化の可能性のある研究に功績のあった技術研究者またはグループに贈呈される賞です。
■技術顧問・共同創業者 安井 隆雄について
東京工業大学 生命理工学院 教授。2014~2019年ImPACTプロジェクトマネージャー補佐就任、2015~2019年JSTさきがけ研究員、2019年~2023年再度JSTさきがけ研究員を拝命。2018~2023年名古屋大学大学院工学研究科・生命分子工学専攻准教授。研究テーマはナノ空間を利用した新奇生体分子解析手法の開発。がん細胞から正常細胞へ輸送されるがん化因子であるエクソソームの定量解析を目指している中で、ナノワイヤを利用して、わずか1ミリリットルの尿からがんを特定する技術を新たに発見。同技術を実用化すべく、代表の小野瀬と共に2018年5月にCraif株式会社を創業。
■ Craifについて
Craifは、2018年創業の名古屋大学発ベンチャー企業です。尿などの簡単に採取できる体液中から、マイクロRNAをはじめとする病気に関連した生体物質を高い精度で検出する基盤技術「NANO IP(R)︎(NANO Intelligence Platform)」を有しています。CraifはNANO IP(R)︎を用いてがんの早期発見や一人ひとりに合わせた医療を実現するための検査の開発に取り組んでいます。
■ 「マイシグナル(R)︎シリーズ」について
「マイシグナル(R)︎シリーズ」は、早期発見と予防につなげる、がんリスク検査です。このシリーズは早期発見領域のマイクロRNA×AIでがんリスクを高精度に評価する「マイシグナル・スキャン」と、より手軽にがんリスクを評価する「マイシグナル・ライト」、予防領域のがんに特化した遺伝子検査「マイシグナル・ナビ」で構成されています。どの検査も尿やだ液を採取するだけで、体に負担なく検査することが可能です。
まず、遺伝的に何のがんができやすいかの体質を知り、個々のリスクに応じた予防のための行動を提案。さらに、今すぐに対処すべきがんがないか、定期的な検査を通じて、早期発見につなげる。それが、「マイシグナル(R)︎シリーズ」の包括的ながん対策です。「マイシグナル・スキャン」「マイシグナル・ナビ」の対応がん種は、すい臓がん、大腸がん、胃がん、食道がん、肺がん、乳がん、卵巣がんの7種です。詳細はWebサイト(http://misignal.jp/)をご覧ください。
【会社概要】
社名:Craif株式会社(読み:クライフ、英語表記:Craif Inc.)
代表者:代表取締役 小野瀬 隆一
設立:2018年5月
資本金:1億円(2024年3月1日現在)
事業:がん領域を中心とした疾患の早期発見や個別化医療の実現に向けた次世代検査の研究・開発、次世代がんリスク検査「マイシグナル・スキャン」、手軽ながんリスク検査「マイシグナル・ライト」、がんに特化した遺伝子検査「マイシグナル・ナビ」の提供
本社:文京区湯島2-25-7 ITP本郷オフィス5F
URL:https://craif.com/
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がんの早期発見と予防につなげる「マイシグナル・シリーズ」を提供するCraif株式会社(所在地:東京都文京区、CEO:小野瀬 隆一、以下Craif)の、技術顧問・共同創業者 安井 隆雄が、公益財団法人市村清新技術財団が主催する第56回市村賞 「市村学術賞(貢献賞)」を受賞しました。 Craifは今後も、さまざまな疾患の早期発見・治療最適化に向けた新しい取り組みを広く皆様に届けることで、当社のミッションである“人々が天寿を全うする社会の実現”に挑戦してまいります。
■受賞業績の概要・受賞理由
<受賞業績名称:ナノワイヤを用いたリキッドバイオプシー技術の開発>
がん克服を志向し、尿によるリキッドバイオプシーを開拓すべく、ナノワイヤによる尿中細胞外小胞の網羅的捕捉・解析技術を開発。細胞外小胞は、内部に含有される分子(マイクロRNA等)を他の細胞に受け渡す機能を持つ細胞間情報伝達物質であり、がん進展にも関連している物質でもある。
また、Craif株式会社の共同創業による非侵襲がん早期検知法の実用化“マイシグナル(R)︎のサービス提供”も実現。酸化物ナノワイヤを微細流路内に精緻に制御するナノデバイス作製技術開発を経て、尿中1 mL中の細胞外小胞99%以上捕捉と1300種類以上の尿中マイクロRNAの発見という世界初の成果を達成した。さらに、この1300種類以上のマイクロRNA発現パターンを用いることで、がん種によって尿中の細胞外小胞マイクロRNAの発現パターンが異なることを見出し、がん患者の尿と健康な方の尿を尿量1mLにて識別することに成功。受賞者の研究の意義は、世界で初めて、尿1mLより1300種類以上のマイクロRNAを発見したこと、その発現パターンより高確度でがん検知が可能になったこと、さらに、がんサブタイプ検知も可能であったこと。
■市村賞 「市村学術賞」について
1963年に創設された大学ならびに研究機関で行われた研究のうち、学術分野の進展に貢献し、実用化の可能性のある研究に功績のあった技術研究者またはグループに贈呈される賞です。
■技術顧問・共同創業者 安井 隆雄について
東京工業大学 生命理工学院 教授。2014~2019年ImPACTプロジェクトマネージャー補佐就任、2015~2019年JSTさきがけ研究員、2019年~2023年再度JSTさきがけ研究員を拝命。2018~2023年名古屋大学大学院工学研究科・生命分子工学専攻准教授。研究テーマはナノ空間を利用した新奇生体分子解析手法の開発。がん細胞から正常細胞へ輸送されるがん化因子であるエクソソームの定量解析を目指している中で、ナノワイヤを利用して、わずか1ミリリットルの尿からがんを特定する技術を新たに発見。同技術を実用化すべく、代表の小野瀬と共に2018年5月にCraif株式会社を創業。
■ Craifについて
Craifは、2018年創業の名古屋大学発ベンチャー企業です。尿などの簡単に採取できる体液中から、マイクロRNAをはじめとする病気に関連した生体物質を高い精度で検出する基盤技術「NANO IP(R)︎(NANO Intelligence Platform)」を有しています。CraifはNANO IP(R)︎を用いてがんの早期発見や一人ひとりに合わせた医療を実現するための検査の開発に取り組んでいます。
■ 「マイシグナル(R)︎シリーズ」について
「マイシグナル(R)︎シリーズ」は、早期発見と予防につなげる、がんリスク検査です。このシリーズは早期発見領域のマイクロRNA×AIでがんリスクを高精度に評価する「マイシグナル・スキャン」と、より手軽にがんリスクを評価する「マイシグナル・ライト」、予防領域のがんに特化した遺伝子検査「マイシグナル・ナビ」で構成されています。どの検査も尿やだ液を採取するだけで、体に負担なく検査することが可能です。
まず、遺伝的に何のがんができやすいかの体質を知り、個々のリスクに応じた予防のための行動を提案。さらに、今すぐに対処すべきがんがないか、定期的な検査を通じて、早期発見につなげる。それが、「マイシグナル(R)︎シリーズ」の包括的ながん対策です。「マイシグナル・スキャン」「マイシグナル・ナビ」の対応がん種は、すい臓がん、大腸がん、胃がん、食道がん、肺がん、乳がん、卵巣がんの7種です。詳細はWebサイト(http://misignal.jp/)をご覧ください。
【会社概要】
社名:Craif株式会社(読み:クライフ、英語表記:Craif Inc.)
代表者:代表取締役 小野瀬 隆一
設立:2018年5月
資本金:1億円(2024年3月1日現在)
事業:がん領域を中心とした疾患の早期発見や個別化医療の実現に向けた次世代検査の研究・開発、次世代がんリスク検査「マイシグナル・スキャン」、手軽ながんリスク検査「マイシグナル・ライト」、がんに特化した遺伝子検査「マイシグナル・ナビ」の提供
本社:文京区湯島2-25-7 ITP本郷オフィス5F
URL:https://craif.com/
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(2024/04/22 10:00)
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