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EMBERION(フィンランド)& 株式会社アプロリンク(日本) PbSコロイド量子ドットカメラをリリース

株式会社アプロリンク
フィンランドに本社を持つEMBERION社はPbS(硫化鉛)を使用したCQD(コロイド量子ドット)デバイスを開発&カメラ化に成功。アプロリンクは日本市場に対して製品販売とサポートをいたします。


可視(VIS)から近赤外(SWIR-2000nm)までの波長をカバー

特長
- PbS(硫化鉛)センサ搭載 CQD(コロイド量子ドット)カメラ
1つのセンサで可視から近赤外(400-2000nm)を捉える広波長イメージング
120dBのハイダイナミックレンジ
400fpsの高速フレームレート
独自の回路設計により低ノイズを実現

仕様


アプリケーション例
- 1920nm付近にピーク波長を持つ水分量の可視化用途(食品・農業・美容・医療・建築・工業)
霧や煙、屋外での悪環境下での監視用途、HDR機能を活用した温度監視(サーマルイメージング)
従来のセンサでは不可能であったVIS+SWIRを活用した医療イメージング(皮膚表面+皮下組織)



各素材のピーク波長




プラスチックの選別(リサイクル)

波長:可視

波長:1550nm

波長:1920nm

1550nmの波長域では判別が困難なLDPE/低密度ポリエチレン(画像右上)やPP/ポリプロピレン(画像右下)ですが、
1920nmの波長域を用いる事によって判別が可能となります。

水分量の可視化

波長:可視

波長:1920nm

水は1920nm付近で吸水のピークを持つため、水分量を鮮明に可視化できます。


波長:可視(カラー)          波長:1920nm(グレースケール)   波長:1920nm(レインボー)

左:収穫後24時間経過した葉
中:収穫直後の葉
右:収穫直後の葉(48時間水やりしていない乾いた土から)
1920nmの波長は葉の水分含有量を簡単に区別できます。


波長:可視~近赤外

波長:1920nm

不透明なパッケージの下にあるバイアルの充填量を一目で確認できます。

温度の識別

200℃

300℃

400℃

500℃

120dBのハイダイナミックレンジによってはんだごての温度が高い(明るい)状態でも光が飽和しないため、
温度プロファイルの観察(温度分析)が可能となります。

セキュリティ

波長:可視

波長:1550nm

煙などの悪条件環境下において使用可能なため、セキュリティや消防に役立ちます。



YouTube説明動画はこちら
https://youtu.be/8PKARUB6nLw


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