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ファストドクター、奈良県三宅町と小児向け夜間休日オンライン診療の連携を開始

ファストドクター株式会社
~地域の医療体制を補完し、24時間体制の安心を提供~

ファストドクター株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役:菊池 亮(医師)・水野 敬志)は、奈良県磯城郡三宅町(町長:森田 浩司)と連携し、医療機関へのアクセスが困難となる夜間・休日に特化した小児向けオンライン診療の住民専用窓口を2024年8月1日より開設いたします。




奈良県三宅町では、夜間や休日の急病や怪我の際には、磯城休日応急診療所や橿原市休日夜間応急診療所など町外の診療所へ出向く必要があります。特に小児は大人と比較して急な発熱などの急病が多く、さらに移動も困難な場合が多いことから、地域住民がより安心して子育てができる医療体制の構築が求められていました。

そこで、三宅町はファストドクターと連携し、小児の夜間・休日における急な病気や怪我に対応するための住民専用のオンライン診療窓口を開設することを決定いたしました。
地域にとって負担の大きい夜間・休日の時間帯には、ファストドクタープラットフォームの医療リソースを活用し、必要に応じて地域の救急病院やかかりつけ医と連携することで、持続可能な地域医療の構築を目指します。

本取り組みは実証実験として、約一年間の実証期間を経て診療対象や期間の拡大などを行っていく予定です。


背景



2024年4月から施行された医師の働き方改革に伴い、救急医療体制の維持は全国的な課題となっています。医師の時間外労働に上限規制が設けられたことにより、夜間・休日といった時間外の医師の確保が一層困難になる一方で、15歳未満の小児患者は、他の世代に比べて時間外診療の需要が高く、24時間体制で小児患者を受け入れる医療体制の確保が不可欠です。

厚生労働省の調査によると、小児救急搬送者の9割以上は入院を必要としない軽症患者であり、こうした軽症患者が地域の救急医療のリソースを圧迫しないよう、重症度判定や初期治療を行い適切な医療に繋ぐことが、持続可能な地域医療のために重要です。

ファストドクターはこれまでも、地域が独自で小児輪番を維持することが困難な場合に、オンライン診療の導入を支援するなど、地域の小児医療体制の補完を担ってまいりました。今後も、地域の医療機関との分業と連携を通じて、地域の救急医療の負担を軽減し、地域住民の皆さまに安心を提供してまいります。


サービス詳細


・対象者
三宅町内在住の0歳~18歳(高校3年生)

・診療内容
発熱・おう吐・頭痛・咳・下痢・湿疹等の内科的症状を対象としたオンライン診療

・薬の処方
薬局もしくは宅配にて、処方された薬を受け取ることが可能です。

・オンライン診療対応時間


・実証実験期間
2024年8月1日~2025年7月末日
※約一年間の実証期間を経て、診療対象や期間の拡大などを行っていく予定です。
※実証実験期間中は専用WEBページからお申し込みいただくことで、システム利用料330円が無料となります。


【奈良県磯城郡三宅町長 森田 浩司氏のコメント】


 三宅町では、これまで「子育て」を町の重要施策と位置づけ、妊娠・出産から子育て期までの切れ目のない支援体制づくりに取り組んでおります。小さなお子様は、日中は元気でも夜になると急に発熱するといった体調の急変がおこりやすいものです。そのような時も、症状に合わせて適切な場合はファストドクターのオンライン診療を活用いただくことで、安心して子育てに取り組んでいただけるようになればと願っております。
 これからも、地域医療体制の構築を進め、安心して暮らせる町づくりを推進してまいります。


【ファストドクター株式会社について】


 日本最大級の医療支援プラットフォーム「ファストドクター」を運営。4800名以上の医師が登録するこのプラットフォームは、医療機関、自治体、公的研究機関、製薬や保険業界など、医療業界の多岐にわたるステークホルダーの皆さまにご利用いただくことで、地域医療を強化し、持続可能な医療体制の構築に貢献します。


所在地:〒150-0013 東京都渋谷区恵比寿4丁目20-3
設立:2016年8月
代表者:菊池 亮(医師)・水野 敬志
URL:https://fastdoctor.jp/corporate/
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