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アルコールや薬物と同様、性衝動にも依存症が存在し、強迫的な衝動がコントロールできない状態を「性依存症」という。東京都内で開業する榎本クリニックの齊藤章佳・精神保健福祉部次長(精神保健福祉士・社会福祉士)は「性依存症は犯罪に結び付くケースが多く、職を失ったり、婚姻関係が破綻したりと、社会的な損失は計り知れません。何より被害者が存在するということが、他の依存症と異なる点です」と話す。
◇女性に対する性差別
性依存症の概念には痴漢や露出、盗撮、小児性暴力、性的暴行、監禁などの犯罪性のある「非合法タイプ」と、風俗店への出費で借金を繰り返したり、望まない妊娠や性感染症のリスクを省みず不特定多数の人と性関係を持ったりする「合法タイプ」の二つが含まれている。前者は圧倒的に男性に多く、後者は女性にも見られるという。
犯罪性のある性依存症の人たちには、女性に対する「認知のゆがみ(性差別)」が強く見られる。齊藤次長は二つの要因を示す。一つは、成育で何らかの虐待を受けてきていることで、「学校でのいじめ経験や、女性に対する劣等感があるケースも多い」と話す。
二つ目は、学習された性的嗜癖(しへき)行動で、最も数が多いタイプだという。社会生活のストレスへの対処行動が痴漢などの性犯罪だったというケースだ。「一度の成功体験をきっかけに反復的な行動を取り、やがて強化されていくのが特徴です」と齊藤次長。
(2016/12/25 13:44)
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