治療・予防 2024/05/02 05:00
薬局で残薬を伝える
~薬不足への対処(Fizz―DI 児島悠史薬剤師)~
「プールの季節」になると外耳炎が増えるのは、耳の中が高温多湿になることと耳あかに原因があるという。大平耳鼻咽喉科(大阪府東大阪市)の大平真司院長は「耳あかをためるのも耳掃除をし過ぎるのも、どちらも外耳炎を起こしやすいので注意が必要です」と呼び掛けている。
◇症状はかゆみや痛み
夏はプールで泳ぐ機会やシャワーを浴びる回数が増え、汗の影響もあり、耳の中が湿った状態になりやすい。たまった耳あかは湿気を吸収して膨らみ、耳の穴が詰まったような感じがする。そのため、指や耳かきなどで頻繁に触ってしまい、外耳道に傷を付けてしまう。
外耳炎の主な症状はかゆみと痛み、閉塞(へいそく)感など。食事の際にあごを動かすと痛みが生じることもある。炎症が強くなると耳鳴りがしたり、口を開けるのが困難になるほど痛みが増したりする。
(2017/05/19 15:29)
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