治療・予防 2024/04/26 05:00
成長や学力に影響も
~小児期に多い回避・制限性食物摂取症(国際医療福祉大学成田病院 中里道子教授)~
「緩和ケア」は病気による痛みや精神的な不安を取り除き、治癒の難しい疾患でも「生活の質」(QOL)を改善し維持するための医療。がんの終末期医療として病院内の閉鎖的な空間で行われていた治療を、今はがん以外の病気や早期に発見された疾患も対象に、地域医療や在宅医療の現場にも適用する試みが始まっている。21世紀型の緩和医療の形を提案している日本在宅医療学会理事長の城谷典保医師に、緩和ケアの新しい取り組みについて聞いた。
―緩和ケアというと、末期がんの人のために「ホスピス病棟で行う痛みの治療」と思っていたのですが、そうではないのですか。
城谷 緩和ケアは1960年代前半、死にゆく人の人権を守る運動として展開し、1980年には進行がんの患者に対するホスピスケアとして体系化され、全世界に広がりました。しかし、21世紀に入ってからは世界的に緩和ケアの概念が大きく変わったのです。
(2016/08/23 19:01)
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~小児期に多い回避・制限性食物摂取症(国際医療福祉大学成田病院 中里道子教授)~
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