胸壁外傷の種類・穿通性外傷〔きょうへきがいしょうのしゅるい・せんつうせいがいしょう〕

 刃物や銃弾による穿通性外傷と、鈍的外力による肋骨(ろっこつ)骨折を主とする非穿通性外傷に分けられます。穿通性外傷の場合には、心臓や肺などの胸部臓器まで損傷を受け、気胸や心臓タンポナーデを発症していることがあるので、救急処置を急いで施す必要があります。

医師を探す