日光皮膚炎〔にっこうひふえん〕
日光や紫外線などの人工光線に当たったあとにできる皮膚炎です。海水浴や晴れた日のスキーなど過度の日光照射のあとに起こる“日焼け”のことをいいます。
[症状]
過度の日光を浴びると、皮膚は軽い“やけど”の状態になります。まず、皮膚が赤くなり、ひりひりとした痛みが出ます。ひどくなると小さな水疱(すいほう)がたくさんできて、はれてきます。こうなると痛みもさらに強くなります。さらに日焼けが広範囲、全身に及ぶと、のどがかわくなど脱水症状を示します。
[治療]
“日焼け”は、軽いものなら軽い色素沈着を残して治ってしまいます。痛みが強かったり、はれたときは、冷湿布が効果的です。さらに炎症症状を抑えるためには、副腎皮質ステロイド外用薬を使います。痛みやはれが強いときは副腎皮質ステロイドの内服をすることもあります。いずれにせよ、症状の重いときは皮膚科専門医を受診してください。
日光皮膚炎はまず予防です。日光を浴びすぎないように注意することがいちばんです。日傘をさしたり、帽子、手袋を着用、あるいはサンスクリーン薬を試みるのもよいことです。
[症状]
過度の日光を浴びると、皮膚は軽い“やけど”の状態になります。まず、皮膚が赤くなり、ひりひりとした痛みが出ます。ひどくなると小さな水疱(すいほう)がたくさんできて、はれてきます。こうなると痛みもさらに強くなります。さらに日焼けが広範囲、全身に及ぶと、のどがかわくなど脱水症状を示します。
[治療]
“日焼け”は、軽いものなら軽い色素沈着を残して治ってしまいます。痛みが強かったり、はれたときは、冷湿布が効果的です。さらに炎症症状を抑えるためには、副腎皮質ステロイド外用薬を使います。痛みやはれが強いときは副腎皮質ステロイドの内服をすることもあります。いずれにせよ、症状の重いときは皮膚科専門医を受診してください。
日光皮膚炎はまず予防です。日光を浴びすぎないように注意することがいちばんです。日傘をさしたり、帽子、手袋を着用、あるいはサンスクリーン薬を試みるのもよいことです。
(執筆・監修:柏ひふ科 院長/筑波大学 名誉教授 大塚 藤男)