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各家庭の電気代増加額を調査!「今夏の電気代、昨年より高くなった」77%

パナソニック株式会社
エアコンのプロ・パナソニック エアーマイスターが教える夏のエアコン節電術 おすすめランキング & 6選


夏もいよいよ本番となり、エアコン利用が欠かせない毎日。一方で、電気代の高騰が止まらず大手電力会社7社では6月使用分より電気代の大幅値上げが実施され、その値上げ幅は最大39.7%増となっています。

この度、パナソニック株式会社では、20~60代の男女550名を対象に今夏のエアコン電気代に関する実態調査を実施するとともに、パナソニック エアーマイスターがエアコン節電術おすすめランキング&6選をご紹介します。

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6月の電気代大幅値上げ後どうなった?「電気代値上げの影響感じる」86%
7割以上が今夏の節電に取り組んでいるものの、効果がない・わからないが61%に
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 「今年の夏、電気代値上げの影響を感じていますか」という質問では、半数近くの46%が「とても感じている」、40%が「やや感じている」と、合計で86%が「感じている」と回答しました。

 さらに、今年の夏の電気代を昨年の夏と比較したところ、34%が「かなり高くなった」、43%が「やや高くなった」と、77%が今夏の電気代が高くなっていることが判明しました。

 続いて、電気代の増加額を具体的に調査しました。単身世帯では「2000円未満」が最も多いものの、「2000円~5000円未満」の回答が41%という結果に。複数世帯では、「2000円以上5000円未満」が41%で最多となりましたが、「5000円以上1万円未満」が17%、「1万円以上」上がったという世帯も6%いるようです。



 「今年の夏、節電に取り組んでいますか?」という質問では、「積極的に取り組んでいる」22%、「やや取り組んでいる」51%と、7割以上が今夏、節電に取り組んでいることがわかりました。一方、その効果については、39%が「効果がある」と回答する一方、61%が「効果がない」・「わからない」と回答しており、多くの方が節電に取り組むもののその効果は感じにくい現状が浮き彫りになりました。



 改めて、電気代値上げが各家庭に影響を与えている今年の夏。エアコン節電術 おすすめランキング&6選を、パナソニック エアーマイスター 福田風子が紹介します。


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消費電力量をより削減できる方法は?パナソニック エアーマイスターが教える
夏のエアコン節電術 おすすめランキング & 6選を紹介!
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第1位 室温28℃を目安に設定温度は下げすぎない
 環境省によると、夏の冷房時に1℃高くすると約13%の消費電力が削減されるといわれます。
 パナソニック エオリアユーザーデータによると、昨年6月~8月の夏時期のエアコン運転開始時の設定温度は26℃が26.6%と最多で、26℃以下に設定している方が約70%いることがわかっています。エアコン設定温度を低めに設定している方は、風量を上げるなど工夫をして体感温度を下げることができるため、設定温度を上げる余地があるかもしれません。
 冷やすために使う電力よりも風量を上げるほうが使用量は少なくて済むので、設定温度を下げるよりも風量を上げた方が節電になります。冷房を1度上げ、風量を上げることで、年間約1400円以上※節約することができます。

※パナソニック製「CS-F403D2」を使用した場合。電気代31円/kWhでの実験

第2位 室外機の日よけで室外機の周辺温度を下げる

 室外機は直射日光の当たる場所に置くと、冷房時の効率が悪くなります。当社試験※において同じエアコンの設定でも外気温35℃に比べ、外気温30℃の場合には消費電力が52%ほどと、約半分近くとなることがわかっています。これは、エアコンは外気温と設定温度の差が大きいほど、消費電力量が多くなるためです。
この外気温とは、室外機の吸い込み温度を指します。つまり、厳しい暑さの日も室外機の周辺温度を下げることができれば、消費電力を減らすことができます。空気の流れを遮らないよしずなどを立てかけ、影をつくるようにしましょう。

 また、物を置かず、周りを整理整頓するだけでも節電効果やエアコンの効きが高まるので、こまめにチェックしましょう。室外機の周辺に物を置いたり、熱の吹き出し口をふさぐような形で囲ってしまうと、エアコンの冷房効率が大きく低下する場合があります。室外機も意外に汚れるもの。ホコリや落ち葉などのごみがたまると熱交換の効率が下がり、消費電力アップにつながる可能性もあるので、特に風の強い日や台風が過ぎた後にはチェックしてください。

※当社測定基準による。CS-X403D2、当社環境試験室(14畳)外気温35℃時の平均消費電力302Wと外気温30℃時の平均消費電力157Wとの比較。

第3位 エアコンのフィルター掃除で年間約1万円以上の節約に!

 エアコンの汚れは、能力の低下、消費電力の増加、本体の寿命を縮めることにつながります。実際にエアコンフィルターを1年間掃除しないとフィルターの目詰まりで、年間で約25%も電気料金が無駄になってしまうという実験結果もあります。この25%の消費電力量のアップは主に暖房時におけるもの。ただし、冷房時もフィルターの目詰まりで冷えや風量が弱くなるので、結果設定温度を下げてしまったり、風量を上げることで消費電力のアップにつながりますので、こまめなフィルター掃除で冷房効率を上げたいものです。

※パナソニック製品「CS-F401D2」を使用。電気代31円/kWhでの実験

 続いて、夏のエアコン節電術 おすすめランキングTOP3に、下記の3つの節電術を加えた夏のエアコン節電術6選をご紹介します。

■窓の遮熱対策をする
窓から入ってくる日光は意外にあなどれません。カーテンは日射を抑えて、窓との間に空気の層ができるので、断熱効果もあります。ただし、室内にあるカーテン自体も熱を持つため、窓に日よけをつける際には外側がおすすめ。窓の外にすだれやシェード、グリーンカーテンなどを設置するのが有効です。

サーキュレーターを併用する
エアコンの風も上手に利用し、冷房効率を上げて節電に繋げましょう。まずは風向き。冷たい空気は低い場所にたまるため、一般的に冷房時は上向きで風を送ると広範囲を冷やせると言われています。扇風機やサーキュレーターを併用し、冷気のムラをなくすのもオススメです。

サーキュレーターのメーカーやモデルにもよりますが、最大運転時における消費電力が21W程度のものが多いため、それを踏まえて考えると1時間あたりの電気代は約0.6円になります。(1kWh 31円(公益社団法人全国家庭電気製品公正取引協議会電気料金目安価格)で計算)
最近では省エネタイプのサーキュレーターも増えているので、そうしたモデルにすればより電気代は抑えられるでしょう。

■風量は自動に設定する
風量設定は、環境にもよりますが、微風にすると設定温度に至るまで時間がかかり、逆に消費電力が増えてしまいます。
パナソニックの独自の調査では、「自動」と「微風」を比較したとき、「微風」は「自動」に比べて設定温度に到達するまでの消費電力が20%高く、到達するまでの時間が6.4分長いという結果も出ています。※
一見節電に繋がりそうな「微風」ですが、人が調整するよりも賢く室温をコントロールしてくれる「自動」を積極的に活用しましょう。
※稼働開始時外気温/室温30℃以上、設定温度26℃冷房時(パナソニック独自調査)
風量「自動」だけでなく、自動運転モードについては、その時の温湿度環境に応じて「冷房」や「除湿」などの運転モードを自動で設定するだけでなく、最近ではAIやセンサーなどにより、日射の変化や人の動きや温冷感などに応じて快適性と省エネ性を両立できるものもあります。


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パナソニックのエアコン「エオリア」
LXシリーズは2年連続で「省エネ大賞」を受賞!
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「2022年度省エネ大賞」を家庭用ルームエアコンでは唯一受賞しました
(2023年度モデル LXシリーズにおいて)

主な省エネ機能
・ 冷暖房との併用で窓を開ける換気に比べ、
 室温を維持しながら効率よく換気が可能に。
 「換気(給気/排気)」
・ コンプレッサーの排熱を冷房・暖房にも有効活用。
 「エネチャージ」
・ 冷房による乾燥や冷えを抑えながら、省エネ※を実現。
 「しっとり冷房」
・ 切り忘れ通知や電気代の見える化で、節電意識の向上へ。
 「エオリア アプリ」

エオリア LXシリーズ
https://panasonic.jp/aircon/products/23lx.html

※ CS-403DLX2において、当社独自の条件により評価。安定運転時約1時間の積算消費電力量が、通常の「冷房」モード時=269 Whと、「しっとり冷房」モード時=229 Whとの比較。当社環境試験室(約14畳)、外気温35℃、体感温度25℃が得られるように設定、冷房安定時。実際の消費電力量は条件により異なります。


【パナソニック エアーマイスター 福田 風子】


パナソニック株式会社
空質空調社 日本マーケティングセンター 空気事業マーケティング統括部
自宅に異なる4機種のエアコンを設置し、機能の違いや風の違いを感じ分ける。スマホを使って家中のエアコンを遠隔操作したり、時にはカビの発生したエアコンを自ら入手・分解して調べるなど担当の枠を超えてちょっとしたエアコンマニア。

■パナソニックエアコン「Eolia(エオリア)」は、「熱中症ゼロへ」プロジェクト公式エアコンに認定されています。「熱中症ゼロへ」とは、熱中症にかかる方を減らし、亡くなってしまう方をゼロにすることを目指すプロジェクトです。
公式サイト https://www.netsuzero.jp/


■「2023年夏の電気代に関する実態調査」概要
●調査地域:全国
●調査期間:2023年7月18日(火)~7月21日(金)
●調査方法:インターネット調査(協力:ジャストシステム)
●調査対象:20~60代の男女
●有効回答:550名(男性:290名、女性:260名)
※調査結果を引用いただく際はパナソニック「エオリア」調べを引用元として記載ください。
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