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病院では治せなかった原因不明の不調 ~脳外科医が自ら探し当てた病気の正体~
病気を治す医師という立場にありながら、15年以上にわたって原因不明のせきに苦しめられてきた中牟田佳奈医師。近代西洋医学に限界を感じて、中国の伝統医学である「中医学」を学び、鍼灸(しんきゅう)師の資格を取得した。代替・伝統医療を組…
日本のトップアスリートを支えるために ~女性のチームドクターが果たす役割とは~
近年のわが国のスポーツへの関心の高まりや国際競技力の向上に伴い、アスリートのコンディション管理、スポーツ障害・外傷の診断や治療、サポートに当たる医療従事者の果たす役割が大きくなっている。国内だけでなく、海外で行われている国際大…
地域医療に奮闘したシングルマザーが医療界の上層部に入って見えてきたもの
医師不足地域に新設された医学部1期生として、山形県民の期待を背負いながら地域医療に従事した神村裕子医師。女性医師の活用がまだ手探り状態だった時代に、女手一つで3人の子どもを育てながら地域に貢献してきた。県医師会理事を経て副会長と…
患者に寄り添い続ける! ~地域医療の現場でがんと闘う医師の強さとは~
12年前に大阪から北海道・知床半島の西側、斜里町に移住した鈴木夕子医師。網走市と斜里町を含む1市6町の広大な地域(人口約8万5,000人)に、呼吸器内科の専門医は鈴木医師1人だけ。まさにこの地域になくてはならない存在だ。7年前にがんが…
自己犠牲をやめたら人生が好転 ~女性医師が伝えたい幸せの法則~
憧れの医師になって期待に胸を膨らませていたのもつかの間、過酷な現実が待ち受けていた。「医師だから我慢しないといけない」。背伸びをして自己犠牲のループに陥った女性がたどり着いたのは「できません」と断る勇気だった。意識と行動を変え…
「inochi WAKAZO Forum 2022」3年ぶりの会場開催~「心不全」をテーマに解決策を競う~
学生がヘルスケア課題の解決に取り組み、命の大切さに向き合うイベント「inochi WAKAZO Forum 2022」が11月20日に開催された。 主催した一般社団法人inochi未来プロジェクトは「みんなでinochiの大切さと未来について考え、行動する」を掲げ、…
出産後の職場復帰は前代未聞 ~外科医を目指す女性に未来はあるか~
昨今、女性医師の増加は著しく、若い世代の医学部入学者は女性が3分の1を占める。女性医師の場合、妊娠・出産の時期と修練の時期が重なることで、子どもを持つことを諦めたり、医師のキャリアを断念したりすることが多い。外科研修中に結婚し…
男性社会を強く生き抜く女性外科医 ~ポジティブ思考の源を探る~
女性の社会進出が進み、さまざまな分野で女性の活躍が期待される時代となった。幼少時から病気と闘い、ポジティブに生きる術を身に付けた児玉ひとみ医師は、男性中心だった外科医の世界に飛び込み、子育てをしながら見事にキャリアアップを成し…
「女はいらん!」、門前払いで火が付く ~日本初の女性泌尿器外来開設秘話を聞く~
尿失禁は40歳以上女性の4割以上が経験し、悩んでいても恥ずかしくて我慢している人が多い。36年前の1986年に日本で初めて女性尿失禁外来を開設し、女性泌尿器医療の向上に貢献してきた加藤久美子医師(日本赤十字社愛知医療センター名古屋第一…
大学研究職に終止符を打ってリセット ~優等生医師が始めた自分らしい生き方とは?~
呼吸器内科の臨床医として、研究者として、教育者として、どんなことでも全力で向き合ってきた竹宮孝子医師。子どもの頃から責任感が強く、周りからの期待が大きいからこそ、それに応えようして頑張ってきた。努力をしながらコツコツ結果を出し…
23年度より医学部定員削減へ ~「地域枠」で医師偏在は解消できるか~
地域医療に従事する医師養成を目的に設定された「医学部地域枠制度」。各都道府県の医師定着で一定の効果を示しているとして、今後も拡大していく方向が固まった。一方、段階的に増やしてきた医学部定員数は削減し、増え続ける医療費を抑制する…
医師確保の頼み綱「医学部地域枠」の実態 ~若き医療の担い手への重すぎる責務とは?~
「医学部地域枠」とは、地域の医師偏在を解消するために各大学や各都道府県で設定されている医学部入試の選抜枠だ。2008年度から段階的に定員数を増やし、2020年度は医学部定員9,330人中1,679人と、約6人に1人にまで拡大している。地域医療を志…
「災害医療×DMAT」あの時の教訓 〜ダイヤモンド・プリンセス号、救急医からメッセージ〜
新型コロナウイルスの感染者が発生したダイヤモンド・プリンセス号に、DMAT(災害派遣医療チーム) として出動した中森知毅医師(横浜労災病院 救命救急センター救急災害医療部長)を招き、クルーズ船内での真相と災害時に医療者が果たすべき役…
医師だからこそ知ってほしい性の多様性 ~LGBTQ当事者としてできること~
近年、性的マイノリティーの権利や差別に対する問題に関心が高まっている。存在は知っているけれど周りにいないという理由で、無意識のうちに差別や配慮に欠けた対応をしている人も多いのではないだろうか。当事者としてLGBTQの研究をしている…
多様な背景を持つ医師が求められる時代 ~SE、高校講師、留学、回り道をしたからこそ分かること~
医学部の学生は現役で合格し、6年で卒業して医師国家試験に受かれば24歳で医師となる。杉原正子医師は4年制大学の数学科を出て、システムズエンジニア(SE)、国語教師、海外留学を経て、医師になる道を選んだ、いわば「回り道医師」。さまざま…