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データック、独自の臨床研究ネットワークを強化。長崎大学病院 呼吸器内科 准教授の高園貴弘先生が参画

株式会社データック
~臨床家や疫学者をサポートすることで医学・医療の発展に寄与するための組織強化を~

株式会社データック(東京都千代田区、代表取締役兼医師 :二宮 英樹、以下:データック)は、臨床研究の質の向上を目的とする独自ネットワーク「データック・クリニカル・ラボ」へ、長崎大学病院 呼吸器内科 准教授の高園貴弘(たかぞの たかひろ)先生が参画したことをお知らせいたします。 データックは「医学の知の創出が加速された世界」をビジョンに掲げ、日常の臨床から得られる診療データ「リアルワールドデータ」を最大限に活かすことをミッションとする組織です。


高園貴弘先生プロフィール



長崎大学病院 第二内科(呼吸器・感染症) 医局長
長崎大学大学院 医歯薬学総合研究科 臨床感染症学

2003年長崎大学医学部医学科卒業。呼吸器内科医としての研鑽を積み、2011年に医学博士号を取得。2015−2017年McGill大学に留学しバイオフィルムに関する基礎研究に従事。
2021年より現職。日本感染症学会COVID-19治療薬タスクフォース委員、日本呼吸器学会COVID-19エキスパートオピニオン委員・インターネットサーベイランス委員、日本医真菌学会クリプトコックス症ガイドライン・希少真菌ガイドライン、ECMM/ISHAM One world guideline (Cryptococcus, Candida)国際ガイドライン委員等を務める。
アスペルギルス感染症に対する免疫療法に関する基礎研究で、研究代表者としてAMEDにも採択され研究を行っているほか、呼吸器感染症に関連する複数の特定臨床研究にも従事している。





データック・クリニカル・ラボ(Datack Clinical Lab)とは



リサーチ・マインドの高い20診療科40名(2023年8月現在)の医師が集結した、データック独自のネットワークです。実際の臨床現場から集まったデータ(リアルワールドデータ)の活用方法や研究デザインについて研鑽し、医学・医療のさらなる進歩へ貢献することを目指しています。





リアルワールドデータ(RWD)の価値について


世界的にリアルワールドデータが注目され、積極的な活用が進んでいます。その目的は様々ですが、例えば、Five Toosを代表としてランダム化比較実験(RCT)を実施しづらい状況におけるエビデンス構築、迅速さが求められるエビデンス構築医学の進歩とともに、日々変わり続ける臨床現場の課題把握、エビデンスに基づく医療の普及実態調査、医療資源に関する分析、医療施策の効果測定等で活用されています。

※ Five Toos:too few(症例数が少ない)、too narrow(特殊な患者が除外されている)、too median-aged(高齢者や小児は除外されている)、too simple(投与方法が単純)、too brief(投与期間が短い)を指します。


株式会社データックについて


代表・二宮が脳神経外科医として病院に勤務していたとき常に感じていたのが、医療の質がバラバラであるということです。受診する医療機関や医師によって治療が全く異なることも多く、このアンフェアな現状に強い課題感を持ちました。
それを解決するため、実際の臨床現場で得られる情報に基づいた「リアルワールドデータ(RWD)」に着目。その正しい扱い方、研究デザインの手法を広めることで医学に貢献することを目指し、データックを創業しました。



データックのサービス概要



データベース研究の中でも、クライアントとなる製薬企業における研究戦略の上流が特に重要であると考えております。そのためデータックでは、本リリース中でご紹介したデータック・クリニカル・ラボ(Datack Clinical Lab)に加え、東京大学・京都大学などの疫学、統計研究室に所属するプロフェッショナルのネットワークであるデータック・アカデミア・ラボ(Datack Academia Lab)も併設。専門医による臨床知識と疫学専門家による研究知識の掛け合わせによって、研究におけるすべてのフェーズにおけるサポートを行ってまいります。


会社概要


・会社名:株式会社データック
・所在地:東京都千代田区飯田橋1丁目8-9-707
・代表取締役:二宮英樹
・設立:2018年8月13日
・事業内容:リアルワールドデータ解析、その他関連事業
・URL : https://datack.jp/
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