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AIメディカルサービス、米国を代表するがんセンターと内視鏡AIに関する共同研究契約を締結

AIメディカルサービス
~消化器内視鏡分野における日本企業との共同研究として初の事例~

内視鏡の画像診断支援AI(人工知能)を開発する株式会社AIメディカルサービス(本社:東京都豊島区、代表取締役 CEO:多田 智裕、以下「AIM」)とMemorial Sloan Kettering Cancer Center(所在地:米国、President: Selwyn M. Vickers, MD、以下「MSK」)は、2023年7月27日に共同研究契約を締結しました。消化器内視鏡分野における日本企業との共同研究契約の締結はAIMが初の事例となります。[1]


■共同研究の内容と目的
AIMは早期胃がんの鑑別に特化した内視鏡AI製品の日本国内の薬事承認に向けて取り組んでおり、このたびのMSKとの共同研究をきっかけに、米国における内視鏡AIの実用性を検証するための共同研究を開始します。

胃がんは、世界において全がんの中で4番目に死亡者数が多いがんで、米国においても毎年約2万6千人が罹患しています。[2]

がんの治療および研究分野において世界を代表するがんセンターのひとつであるMSKとの共同研究により、AIMとMSKは、米国の臨床現場における内視鏡AI活用の可能性を探ります。

■代表取締役CEO多田智裕のコメント
世界を代表するがん研究センターのひとつであるMemorial Sloan Kettering Cancer Centerと共同研究契約締結に至ったことを大変嬉しく思っております。
AIメディカルサービスは日本が世界をリードする内視鏡医療の豊富な知見や実績と、アメリカ消化器内視鏡治療の第一人者であるMark A. Schattner先生や西村誠先生も所属する、アメリカ東海岸トップのがんセンターであるMSKの叡智を組み合わせることで、米国の内視鏡臨床現場でがんの見逃しを防ぎ、内視鏡医療の発展に貢献する製品のFDA承認取得を進めていきます。MSKとの共同研究は当社が掲げる「世界の患者を救う」というミッションを実現するための大きな一歩であると確信しています。

■MSK Mark A. Schattner医師のコメント
“We are very excited to partner with AIM on this exciting project. Early detection of gastric cancer is a critical unmet need that has the potential to offer very significant clinical benefit to patients. The image processing and analysis developed by AIM is very promising and we look forward to refining it and incorporating it into clinical care to improve our patients’ outcomes,” said Mark Schattner, MD, FASGE, AGAF, Chief of Gastroenterology, Hepatology & Nutrition Service, MSK.

「このエキサイティングなプロジェクトでAIMと提携できることを大変嬉しく思います。 胃がんの早期発見は、患者に非常に大きな臨床的利益をもたらす可能性のある、重要なアンメット・ニーズです。 AIMが開発した画像処理と解析は非常に有望であり、我々はそれを改良し、患者の予後を改善するために臨床治療に取り入れることを楽しみにしています。」(Mark Schattner医学博士、FASGE、AGAF、MSK胃腸病学、肝臓病学および栄養部門長)

■AIメディカルサービスについて
AIMは「世界の患者を救う~内視鏡AIでがん見逃しゼロへ~」をミッションに掲げる、医療AIスタートアップ企業です。内視鏡医療は日本が最先端であり、質・量ともに世界最高水準のデータが蓄積されております。なかでも、AIMは100施設以上の医療施設と共同研究・製品開発を進めています。当社は内視鏡AIを医療現場にいち早くお届けすることで、がんの見逃しを減らし、世界の患者を救うことを目指しています。

■代表取締役CEO 多田智裕について
多田 智裕(ただ ともひろ)医師 医学博士


【所属・役職】
株式会社AIメディカルサービス 代表取締役CEO
医療法人ただともひろ胃腸科肛門科 理事長

【概略】
1996年東京大学医学部医学科卒業。東京大学医学部附属病院外科研修医として勤務。2005年に東京大学大学院医学系研究科博士課程修了。2006年よりただともひろ胃腸科肛門科を開業。2012年より東京大学医学部腫瘍外科学講座客員講師。2017年株式会社AIメディカルサービスを設立、代表取締役CEOに就任し、現在に至る。

■海外展開に向けたこれまでの取り組み
2019/11/7 「開発中の内視鏡画像診断支援AI(人工知能)システムが、米国食品医薬品局(FDA)よりブレイクスルーデバイス指定(画期的医療機器/デバイス指定)を受けました」
https://www.ai-ms.com/news/product/20191107

2021/4/28 「National University Hospital, Singapore(シンガポール国立大学病院)と共同研究契約を締結しました」
https://www.ai-ms.com/news/global/20210427

2022/7/11 「AIメディカルサービス、シンガポールに現地法人を設立」
https://www.ai-ms.com/news/global/20220711

2023/1/1 「AIメディカルサービス、ニューヨークに米国第2号拠点を開設~米国での事業展開に向けた体制構築を加速~」
https://www.ai-ms.com/news/global/20230101

2023/1/17 「AIメディカルサービス、シンガポール国立大学病院との連携を強化するため、 ヘルスケア・イノベーション・センター(CIH)にシンガポールオフィスを移転」
https://www.ai-ms.com/news/global/20230117

2023/2/9 「AIメディカルサービス、香港中文大学と共同研究契約を締結~消化器内視鏡分野における日本企業との共同研究として初の事例~」
https://www.ai-ms.com/news/global/20230109

2023/5/10 「AIメディカルサービス、フランス第2の国立大学病院であるHospices Civils de Lyonと内視鏡AIに関する共同研究を開始~ヨーロッパで企業として初の胃がん内視鏡AI研究に挑む~」
https://www.ai-ms.com/news/global/20230510

2023/7/27 「AIメディカルサービス、スタンフォード大学医学部と内視鏡AIに関する共同研究契約を締結~消化器内視鏡分野における日本企業との共同研究として初の事例~」
https://www.ai-ms.com/news/global/20230727

会社概要  ――――――――――――――――――――――――――――――
会社名 :株式会社AIメディカルサービス
所在地 :〒170-0013 東京都豊島区東池袋1丁目 18-1 Hareza Tower 11F
代表者 :多田智裕
設立 :2017年9月1日
事業 :内視鏡の画像診断支援AI(人工知能)の開発


[1] 2023年7月時点。自社調べ。
[2] International Agency for Research on Cancer “Cancer Today” を参照 [Accessed 2023/8/16]
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