医療・医薬・福祉

マンガ「認知症のことで知っていてほしい5つのこと」を制作しました!

島根県
~ 認知症と診断されても100人いれば100人みんな違います ~

 認知症への正しい理解を深めるため、島根県では、啓発マンガ「認知症のことで知っていてほしい5つのこと」を制作しました。


■背景、経緯
 高齢化が進む中、日本の認知症高齢者数は令和2年に約600万人と推計されています。令和7年には、約700万人に増加することが見込まれており、これは65歳以上の5人に1人の割合です。
 島根県の認知症高齢者数は、令和2年の43,900人から令和7年には44,900人に増加すると推計されています。
 こうした中、昨年度県民を対象に実施した「認知症に関する意識調査」では、認知症に対するイメージで「今まで暮らしてきた地域で生活ができる」と答えた割合は33.3%に留まり、特に働き盛り世代である40代が最も低い結果(28.2%)となりました。
 こうしたことから、より幅広い世代に対して、認知症のある人の想いや気持ちを理解していただくよう、啓発マンガ「認知症のことで知っていてほしい5つのこと」を制作しました。

■配布先・活用方法
(マンガ冊子)県内の市町村、保健所、認知症疾患医療センターなどの医療介護関係者や、その他、県や市町村等が実施する各種研修や啓発イベントなどで活用します
(デジタルブック)デジタルブックで公開の上、二次元コードを活用し、広く周知します。
 ※島根県地域包括ケア冊子 (studio-object.com) 

■マンガの内容
 認知症のある人の想いや気持ちを理解していただくために、5つのことを伝えています。
・「認知症と診断されて変わってしまうのは、本人ではなく周りの人たち」
・「重度だと思われる人でも、色んな顔があることを知ってほしい」
・「普段と変わらないように接してほしい」
・「病名で人を見過ぎずに、ひとりの人として見てほしい」
・「なんでも認知症のせいにしないでほしい」
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