食品・飲料

資生堂との業務提携基本契約の締結について

カゴメ株式会社
オープンイノベーションによる「健康美と野菜の関係性」に関する共同研究及び商品の共同開発により、ビューティーウェルネス市場において、新たな需要創造を目指す

カゴメ株式会社(代表取締役社長:山口聡、本社:愛知県名古屋市)は2023年9月20日、株式会社資生堂と業務提携基本契約を締結しました。カゴメと資生堂は、オープンイノベーションにより、資生堂が考える“健康美(*)”と“野菜”の関係性に関する共同研究及び商品の共同開発により、今後更に拡大すると考えられるビューティーウェルネス市場において、新たな需要創造を目指します。 今後両社は、取り組みの第一弾として、資生堂が2024年2月に立ち上げるインナービューティーブランド「SHISEIDO BEAUTY WELLNESS(シセイドウ ビューティー ウエルネス)」から、健康と美容に関心の高い生活者にむけた共同開発商品を発売する予定です。 (*)肌・身体・心が調和した健やかな美しさのこと。


業務提携の経緯 


 カゴメはビジョンに「トマトの会社から、野菜の会社に」を掲げて、トマトをはじめとする野菜・果実のおいしさや健康価値を活かした商品の開発・普及に努めています。これまでの取り組みでは、カゴメトマトジュースに含まれるリコピンの「血中HDL(善玉)コレステロールを増やすことをサポートする機能」とGABAの「血圧が高めの方の血圧を下げることをサポートする機能」を表示した機能性表示食品等を通じて、生活者の健康に対するニーズを捉え、需要を拡大してきました。
 一方、資生堂は、企業使命「BEAUTY INNOVATIONS FOR A BETTER WORLD(美の力でよりよい世界を)」のもと、2030年には「Personal Beauty Wellness Company」として、美の力を通じて人々が幸福を実感できるサステナブルな社会を目指しています。その実現のため、2024年2月に、ビューティーウェルネス市場を創造するためにインナービューティー事業を本格的に開始し、一人ひとりの自分らしい健康美を実現するインナービューティーブランド「SHISEIDO BEAUTY WELLNESS」を立ち上げます。
 カゴメは、スキンケアの知見・研究開発力に強みを持つ資生堂との業務提携を通じて、 『“キレイな人は野菜・果物を食べている”を科学で解明する』 という共同研究のミッションに取り組み、野菜の機能性成分が体内の健康のみならず、美容にも影響することを明らかにしていくことで、将来の成長に繋がる新たな需要を創造していきたいと考えました。

資生堂との提携を通じて目指すこと 


・「健康美と野菜の関係性」に関する共同研究及び商品の共同開発により、野菜の新しい可能性を明らかにする。
・資生堂のブランド力、マーケティング力、販売力などのリソースを通じて、当社単独ではアプローチが難しい美容に関心の高い生活者に対して、野菜の健康美への価値を伝える。これにより、本協業のみならず、当社既存事業の成長にも繋げていく。
・当社としてもビューティーウェルネス需要の可能性を検証する。

資生堂とのオープンイノベーションにより、「健康美と野菜の関係性」に関する研究を進めるとともに、健康と美容に関心の高い生活者に喜んでいただける商品の開発を目指してまいります。
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