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認知症になっても、助けが必要になっても、住み慣れた街で私らしく暮らしたい!  そんな願いを叶えるため 認定NPO法人じゃんけんぽんが日々取り組んでいる挑戦の一端を聞いていただく事例発表会を開催します

認定NPO法人じゃんけんぽん
~ 2023年10月29日(日) 群馬県公社総合ビル 多目的ホール  入場無料 ~

特定非営利活動法人じゃんけんぽん(所在地:群馬県高崎市、理事長:井上謙一、以下:認定NPO法人じゃんけんぽん)は、『認定NPO法人じゃんけんぽん 2023年度 事例発表会』を2023年10月29日(日)10:30~17:00 群馬県公社総合ビル 多目的ホール(群馬県前橋市大渡町1-10-7)にて開催します。入場無料。 「どんな人でも自分らしく生きることができる」を目指して、じゃんけんぽんが取り組んできた、子ども・高齢者・障害者をささえる多世代共生型居場所の活動や、住宅確保が困難な方への居住支援、自分らしく過ごす在宅介護のかかわりなど11事例を発表するほか、『「思い」と「気づき」と「やっちまえ」があなたを変える』と題した基調講演も行います。 何らかの支援や介護が必要なご本人やご家族、健康寿命をのばしたい元気高齢者のみなさん、学生やボランティアに興味のある人など、地域のさまざまな方に興味を持って聞いていただける内容です。 事前申込みは、じゃんけんぽんホームページ(https://www.jankenpon.jp/)かFAX(FAX:027-350-3192)で受け付けています。





第1部  10:30~11:45  基調講演
講師 :一般社団法人地域ケア総合研究所 主任研究員   須江 祐子 氏
テーマ :「思い」と「気づき」と「やっちまえ」があなたを変える
講師略歴:1997年社会医療法人入社。介護老人保健施設にてフロアリーダー、主任を経て支援相談員、ケアマネージャーとして事業計画作成、収支管理、請求事務を担当。その後、訪問介護事業所に異動し管理者をつとめる。
2016年一般社団法人地域ケア総合研究所入社。現在は、同研究所主任研究員として、介護職員研修(主任・管理者育成、介護技術の標準化研修、リーダーシップ、チームマネジメント等)、業務改善、収支改善等の活動を行っている。


昨年の様子


第2部  13:00~17:00  事例発表
<発表テーマ>
(発表順は未定です。決まり次第じゃんけんぽんホームページでお知らせします)

・農体験を通じた地域の居場所とつながりづくり  (農福連携つながる農園)
・多世代共生型を活かした居場所づくり ~子どもへの支援を中心に~ (ふれあいの居場所 近隣大家族)
・サポートハウスの取組み ~居住支援の実践から~ (居住支援法人じゃんけんぽん)
・食べることは生きること ~最期まで生活に寄り添って~ (小規模多機能の家じゃんけんぽん棟高)
・やりたいことを目標に ~ケアプランを見直して多方面から取り組むことで意欲の向上へ~ (グループホームじゃんけんぽん群馬町)
・連れてってくれるの? 行っていいんかい? ~いつものあの喫茶店に行きたい~ (グループホームじゃんけんぽん大利根前橋)
・それでも家に・・・ ~ご家族の思いと共に支える~ (小規模多機能の家じゃんけんぽん国府)
・いつまでもただいまを ~小規模多機能だからできる 「やりたいことをいつまでもできる生活」の支援~ (小規模多機能の家じゃんけんぽん大利根前橋)
・N夫妻の一年 ~老々介護の在宅の支援~ (看護・小規模多機能の家じゃんけんぽん金井淵)
・自分らしさが、「自分の家」にある (訪問介護看護じゃんけんぽん金井淵)
・Aさんの「人生会議」 (居宅介護支援じゃんけんぽん地域生活支援室)
・い~ね保育園での経験から学ぶ 子どもとの関わり方 (企業主導型保育 い~ね保育園)


発表事例の概要



<ふれあいの居場所 近隣大家族>
高齢者の居場所として始まった近隣大家族ですが、最近は子どものニーズも増えてきています。今年は宿題カフェという夏休みの子どもの居場所も始めました。企業と連携して行った子ども食堂の活動や、SDGsを目指す体操着の有効循環やごみ削減に向けた取り組みなど、近隣大家族での活動について子どもを中心に発表します。


<農福連携事業 つながる農園> 

小さな子どもから高齢者までみんなが集まる、多世代共生屋外型居場所のつながる農園では、地域の高齢者たちが日常的にボランティアとして畑の作業に携わっています。家にこもってしまうのではなく、外に出て、作業しながらさまざまな人と交流することが、やりがい生きがいの創出になっています。これが元気高齢者の介護予防へと繋がっているのです。そんな事例をご紹介します。


<居住支援法人 じゃんけんぽん> 
高齢者や低所得者、障害者、刑余者など、住まい探しに困難を抱えている住宅確保要配慮者の支援をしています。居住支援を利用して住宅確保することで安定した生活につながった事例や、公営住宅に入れるようになるまでの短期間入居などの場としてパイロット実施しているサポートハウスについても発表します。


<認知症対応型共同生活介護(認知症グループホーム)> 
認知症になってグループホームで暮らすようになっても、いつも通っていたお店を懐かしいと思う気持ちや、昔の知り合いに会いたいという気持ちがなくなるわけではありません。じゃんけんぽんでは、職員一人一人がしっかり利用者さんに寄り添いながら、利用者さんの言葉や表情態度からご本人の夢や願いを引き出し、さまざまな視点から総合的なかかわりを繰り返しながら夢の実現をサポートをしています。

<(看護)小規模多機能型居宅介護> 
「年だから施設に入ったほうがいいのでは?」 「認知症だから施設に入ったほうがいいのでは?」と考えはそれぞれあると思います。怪我や身体に障害があったり、認知症などの症状あったとしても、利用者様一人一人の残存能力を維持することにより自宅での生活を継続することが可能な場合は多いです。もちろんご家族の方の協力や地域、医療との連携をとることは必要ですが、このような状態でもこんな利用の仕方をすれば在宅も可能であるというもう一つの選択肢を提示し、共に歩むことが私たちの役割だと考えています。ご自宅にいらっしゃるときは、ホームでは見られない笑顔や表情を見ることができます。それはきっと利用者さんの本当の姿であり、本人の望む場所だから見れるものだと思います。行動を制限されることなく「やりたいことをいつまでもできる」ことにより健康に長く生きることにもつながっていると思います。それを支えられることが小規模多機能型居宅介護の良さだと思っています。

<定期巡回・随時対応型訪問介護看護>
必要な時に必要な分のサポートが受けたい。サポートは必要だけど、自分の生活や空間は大事にしたい。必要な時に必要な支援をうけながら、自分らしく暮らし続けるを実現するための訪問介護・看護活用の事例です。


<企業主導型保育 い~ね保育園>
おむつ交換や手洗いを嫌がる子、ともだちを噛んでしまうことのある子ににどんな言葉をかけたらいいのだろう。新人保育士が悩みながら自身の子どもたちとのかかわり方を見直し、子どもとの信頼関係を構築することで改善につながった事例です。

子どもの声を聴く、気持ちを汲み取ることは、保育関係のどの本にも書いてあることであり、養成校や研修の場では繰り返し伝えられていることです。しかし、実際の現場ではどうなのか?保育士の都合になっていないだろうか?そんな保育士の葛藤と実践が垣間見えます。




発表順など最新情報は認定NPO法人じゃんけんぽんホームページをご確認ください。
URL:https://www.jankenpon.jp/
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