医療・医薬・福祉

【日本初*】在宅医療専門の夜間・休日往診代行サービス、株式会社当直連携基盤が九州地方初の福岡支店を10月2日開業

株式会社当直連携基盤
患者の「最期まで自分らしく生きる」を叶え、在宅医療を提供する主治医の持続可能な働き方改革の実現に貢献

株式会社当直連携基盤(住所:東京都中央区、代表取締役:中尾 亮太、以下:当直連携基盤)は、「Realizing memento mori - いまを生きる、希望をつくる。-」を企業理念に、在宅医療機関の夜間・休日の往診、看取りをサポートする当直医師の紹介およびコールセンターサービスを提供する日本で最初の在宅医療専門支援機関です。医療法人に依存しない当社が、在宅医療支援に特化し、当直医師を紹介するサービスは日本初*の事例です。(*当社調べ) 東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県、愛知県、大阪府に続き、今年10月2日に九州地方初、7地域目となる福岡県福岡市に支店を開業いたします。



■ 当直連携基盤の実績
自社独自のメディカルバディシステムで、主治医・ご家族・患者の思いを叶える

登録医師約1000名、往診件数約2.5万件、お看取り5000名の実績

首都圏、大阪府、愛知県など支援医療機関は280以上!10月2日、7地域目の福岡県に開業



■ 当直連携基盤の2つのサービスと特徴
バディ往診(夜間休日往診代行)


夜間・休日の当直時間帯に、主治医に代わって当直医師が往診を代行。自社のメディカルバディが同行し現場をマネジメント。診療や患者家族とのコミュニケーションをサポートします。独自の診療スタイルの開発や最新テクノロジーの導入、そしてチームの心構えといったあらゆる面から、主治医からバトンをしっかり引き継ぎ、切れ目のない在宅医療を届けるサービスです。

【特徴】
バディ往診の様子
1.バディ往診という診療スタイル
在宅医療のスペシャリストであるメディカルバディと当直医師がチームで対応することで、主治医のバトンをつなぐ在宅医療を提供できます。またバディは振る舞い・言動・カルテ記載といった多面的な視点で当直医師を評価します。

2. カルテ連携
普段の診療方針を引き継いだ当直対応を行う上で、カルテ連携は生命線です。クラウド型電子カルテ・電子カルテ・紙カルテなど、医療機関が使用するカルテそのままで当直チームと連携できる独自システムを開発しました。

3. 物語をつなぐバディレポート
診療後は対応内容を細かくまとめたレポートを提出します。そこには当直医師のカルテには通常記載されない患者や家族の感情も含めた情緒的情報も折り込み、現場の空気感を正確に共有します。
【バディ往診の業務フロー例】

バディコールセンター(夜間コール一次受け)


夜間・休日の家族や施設からの電話を確実に受け取り、ストレスフリーな方法で主治医や担当者に内容を共有する在宅医療専門のコールセンターです。電話に出るのは現場を知るメディカルバディであり、5,000件を超える看取り対応の経験から困難なケースにも柔軟に対応します。内容の共有にはチャットツールを活用し、夜間に急な呼び出し音に驚かされることもなくなります。

【特徴】
1.在宅医療の温度感を保った対応
在宅医療を熟知したメディカルバディが電話対応するため、患者対応のファーストタッチに求められる在宅クリニックとしての「温度感」まで再現します。

2.AIによる通話内容分析
通話内容をAIが自動テキスト化。客観的に品質評価を行います。

3.コールテックによる着信管理・チャットによる申し送り
呼び出し待ち時間の管理、受電する前に切電となった際のコールバック管理など、自社開発のコールテックシステムで着信を管理しています。また、主治医にはチャットによる申し送りを行い、一目で内容を把握できます。 折り返しまでの時間も短縮でき、急な着信音に驚かされることもありません。対応内容も記録に残るためメモを取る手間も省力化できます。

【バディコールセンターの業務フロー例】


■ 自社独自のメディカルバディについて : 非医療者が患者と家族の物語や、主治医の診療方針をつなぐ
当直連携基盤は、“Take a Baton”を合言葉に、24時間365日切れ目のない在宅医療を提供できるるよう、在宅医療を主治医の“フルマラソン”ではなく、当直医師とメディカルバディを含めた“チームプレー”に変えていきたいと考えています。
高齢多死社会を迎える日本において、終活に代表されるように「最後まで自分らしく生きる」ということも重視されています。日本財団の調査※によると、当事者の58.8%が「人生の最期を迎えたい場所」は「自宅」と回答。また、人生の最期をどこで迎えたいかを考える際に重視することについて、子世代の85.7%が「(親が)家族等と十分な時間を過ごせること」と回答しています。しかしながら現状は在宅医療に関わる医師の精神的・肉体的負担、人材不足により地域の包括支援システムの構築が遅れていることにより、約8割が病院で亡くなっています。在宅医療では「家で死にたい」「家で看取りたい」という患者様、ご家族の思いを叶えるケアが大切な役割となっています。

当直連携基盤は、こうした患者様とご家族の思い、主治医と患者様との間で話し合われている医療方針などこれまでの“物語”というバトンをしっかり受け取り、一貫性のある当直、オンコール対応をするため、メディカルバディを導入しています。メディカルバディは、医師や看護師ではなく、前職ではパティシエや運送業、IT企業など様々な業界からきている当社社員です。。非医療者であることにより、医療業界の常識・価値観にとらわれず、患者様・ご家族の目線に近いコミュニケーションが可能となります。医療の専門家である医師、在宅医療の価値観を熟知したメディカルバディが往診することで、患者様・ご家族が望むケアを提供します。
※参考資料:日本財団「人生の最期の迎え方に関する全国調査」

【メディカルバディの仕事内容】
・ 入電対応 ・ 往診時の診療サポート
・ バディレポートの作成:通常医師のカルテには記載されないご家族の様子や意思決定の経緯など情緒的な情報を記録
・ 地域事業者(施設、ケアマネージャーなど)のと連携
メディカルバディ研修の様子

【メディカルバディ研修】
・ 座学研修 (約1ヶ月)
  - 保険制度
- 病院医療と在宅
- お看取り時のサポート、カルテの読み方、など
・ OJT(約 2ヶ月)
- 人事部の教育担当者や先輩バディと共に往診対応に同行





■ 当直連携基盤の創業ストーリー
2013年 代表中尾と実姉が在宅医療診療所「千葉中央ひかりクリニック」を創業、事務長を務める


2016年 院長である実姉の出産を機に、在宅医療24時間体制の仕組み化に着手


2017年 千葉市の5つの在宅クリニックと共に共同当直体制を開始


2018年 共同当直体制を7診療所・1病院に拡大


2019年 株式会社当直連携基盤を創業

2020年 培った経験を共に、当直連携モデルを首都圏(一都三県)に展開。愛知県名古屋市に新拠点開設

2021年 在宅医療専門のコールセンター事業(現:バディコールセンター)を全国に展開

2023年 10月2日 福岡県福岡市に新拠点を開設予定


■ 当直連携基盤のサービスがわかる!インフォグラフィックス



■ 会社概要 https://tochoku.com/


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株式会社当直連携基盤 代表取締役社長  中尾亮太プロフィール
2005年慶應義塾大学物理情報工学科へ入学し、そのまま慶應義塾大学大学院へ進学、量子論を研究。修士論文にて優秀修士論文賞を受賞。修了後、ITコンサルティングを行うフューチャーアーキテクト株式会社に入社し、技術応用戦略室にて勤務。その後に医師の姉とともに地元千葉市にて千葉中央ひかりクリニックを創業。事務長として6年間勤務。2018年に当直連携基盤を設立。一社)全国介護事業者連盟 監事。
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※その他、医師の働き方改革などに関する参考資料は下記よりダウンロードください
https://prtimes.jp/a/?f=d130026-1-55e7721d99a43ab9bb343faa71fe0370.pdf

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【誤表記について】
2023年10月2日16:26分ごろ インフォグラフィックスの数字に誤りがありましたので修正しています。申し訳ございませんが、ご了承ください。
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