医療・医薬・福祉

女性アスリートの健康課題の解決へ向け「スマルナ for Sports」がフィギュアスケート・小松原美里選手のサポートを開始

株式会社ネクイノ
 株式会社ネクイノ(大阪市北区、代表:石井健一、以下ネクイノ)は、女性アスリートの健康課題と業界の活性化に向けた取り組み「スマルナ for Sports」を通じて、2022年北京五輪フィギュアスケート団体戦、日本初の銅メダリストである小松原美里選手(所属:株式会社Almost Japanese)へのサポートを開始しました。



 この度の取り組みでは、小松原美里選手に、スマルナ for Sportsの産婦人科医師が専属ドクターとして、オンライン診察やピルの処方サービスを提供し、選手のコンディションに合わせたご相談や悩みに寄り添いサポートします。さらに、スマルナに連携する助産師と薬剤師が365日オンライン医療相談を受け付けるなど、最適なタイミングで医療へ、そして婦人科へアクセスいただける環境を整えることで、予防医療の領域から健康課題に対し総合的にサポートします。

■スマルナ for Sports について



■「スマルナ for Sports」提供の背景
 ネクイノは、オンライン診察プラットフォーム「スマルナ(※1)」をはじめ、婦人科領域を中心に、“女性の健康”や “QOL向上”などを目的とした多角的な健康支援に取り組み、女性の健康への関心や受療行動の変容のきっかけとなるサービスを提供しております。
 その中で、予防医療の領域から健康課題に対し総合的にサポートすることを目的とし、女性アスリートの健康課題と業界の活性化に向けた「スマルナ for Sports」をスタートいたしました。
 女性アスリートの皆さまをはじめ、全ての女性が自身の身体やライフスタイルと向き合い、自分自身で人生をコントロールしていくことが当たり前になる社会の実現を目指します。

■女性アスリートの健康課題
 女性アスリートの中には、試合と生理が重なり、本来のパフォーマンスを発揮できなかったり、生理痛や生理前に起こるPMSなどが原因で練習に集中できなかったりした経験を持つ方が多いという現状があります。ある調査では、約9割のトップアスリートが月経周期とコンディションに関連はあると回答しています。(※2)特に、アスリートは身体を酷使することも多く、コンディションに影響を与える特有の課題があるものの、日々の練習や試合のスケジュールの関係で医療へアクセスしづらい環境にあります。
 このような現状から、婦人科領域に特化したアセットを活かし、オンライン診察という手段を使い、必要なタイミングでいつでも医師や助産師、薬剤師などの医療専門家に気軽に相談してもらえるよう環境を整えるべく「スマルナ for Sports」を提供します。選手の皆さまに、科学的根拠に基づいた情報ほか、ピルについての正しい情報を届け、メディカルコミュニケーションを図ってまいります。

■小松原美里選手 コメント
 ミラノ五輪へ向けて、女性である自分の身体と向き合い、ベストを超えていくサポートを「スマルナ for Sports」にして頂ける事に感謝しております。どのように整え、より効率良く力を引き出す事ができるか、学ぶ意欲に満ちています。宜しくお願い致します。

<小松原美里選手 プロフィール>

小松原美里(こまつばら みさと)
フィギュアスケート・アイスダンス選手

1992年7月28日生まれ、岡山県出身。小学4年生からフィギュアスケートを始める。2016年にティム・コレト(小松原 尊)選手とアイスダンスのカップルを結成し、2017年に結婚。2018年から2021年まで全日本選手権4連覇を達成。2022年には北京オリンピック代表に選出され、団体戦で日本初の銅メダル獲得に貢献した。

女性アスリートの健康や生き方に強い関心を寄せ、海外の選手からピルを勧められたことがきっかけで、スマルナを通して低用量ピルの服用を始める。また、選手としてのキャリアと今後のライフプランを考え、2023年に卵子凍結を選択。アスリートとしての経験を発信することで、後輩選手や世の中の女性に様々な選択肢を増やしたいと考えている。現在、2026年のミラノオリンピック出場を目指し挑戦を続けている。

■スマルナ for Sports 専属の産婦人科医師について

窪田 真知(くぼた まち)
スマルナ医科歯科クリニック院長

福岡県生まれ、福岡大学医学部卒。
大学病院、福岡赤十字病院などで研修を積み、1998年産婦人科専門医取得。福岡、佐賀の総合病院・産婦人科クリニックにて出産も含めた総合診療に携わる。2015年産業医資格を取得。
現在、婦人科医・産業医として活動中。

<スマルナ for sports専属医師・窪田真知先生 コメント>
 審美系スポーツであるフィギアスケートは、その芸術的な美しさの裏に健康管理の難しさが潜むスポーツの一つです。冬季に競技が多いことや海外遠征もスケジュール管理を難しくします。美里選手が最良の状態で競技に出場できるよう、そして2026年ミラノオリンピックへ向けて進んでいけるよう、サポートしていきます。

(※1)スマルナについて
https://smaluna.com/
 2018年6月にリリースされた、オンライン診察でピルを処方するサービス。ピルの処方以外も、助産師や薬剤師が相談を受け付ける、スマルナ医療相談室を運営。10代~30代の方々を中心にご利用いただいている。スマルナアプリのダウンロード数は累計100万件を超える。
※医師の判断により対面受診を促す場合は医師の指示に従ってください。
※下記に該当する方は、ピルの処方が難しい場合がございます。
https://smaluna.com/qa/2116/

(※2)
 独立行政法人日本スポーツ振興センター 国立スポーツ科学センター(JISS)発行、2016年「Health Management for Female Athletes Ver.2-女性アスリートのための月経対策ハンドブック -」より
https://www.jpnsport.go.jp/hpsc/Portals/0/resources/jiss/info/pdf/Health%20Management%20for%20Female%20Athletes%20Ver2.pdf

■株式会社ネクイノ 会社概要
 医師や薬剤師、弁護士など、医療及び関連法規分野に知見を持つ人材が集まり、2016年6月に創業。ICTを活用したオンライン診察をはじめ、健康管理支援、未病対策など、一人ひとりのライフスタイルや健康状態に合わせて選択活用できる医療環境を生み出している。「世界中の医療空間と体験をRe▷designする」メディカルコミュニケーションカンパニーを掲げ、テクノロジーと対話の力で世の中の視点を上げ、イノベーションの社会実装を推進。2018年6月、婦人科領域に特化したオンライン診察プラットフォーム「スマルナ」をリリース。2020年には企業向け福利厚生サービス「スマルナ for Biz」、2023年よりアスリートを支援する「スマルナ for Sports」の提供を開始。

会社名:株式会社ネクイノ(英表記:Next Innovation Inc.)
代表取締役:石井 健一
所在地:〒530-0002大阪府大阪市北区曽根崎新地1丁目13番22号 御堂筋フロンティア WeWork
URL:https://nextinnovation-inc.co.jp/
設立:2016年6月3日
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