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九州初!熊本中央病院でWHILL自動運転サービス導入

WHILL株式会社
~快適な移動環境を整備し、足腰に不安がある患者様などの移動負担や病院スタッフの介助負担を軽減~


 熊本中央病院(所在:熊本県熊本市、院長:那須二郎)とWHILL株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長 CEO:杉江理、以下「WHILL社」)は、同病院において2023年11月6日(月)より「WHILL自動運転サービス」が導入されることを発表いたします。バリアフリーな移動環境を整えることで、特に長距離歩行や足腰に不安を抱えている患者様なども快適に受診いただけるようにするとともに、病院スタッフの負担を軽減し、医療環境およびサービスの向上を図ります。本サービスの導入は九州地方において初めてとなります。

 日本の高齢化率は29.1%と過去最高を更新し、75歳以上人口は初めて2,000万人を超える(注1)など、世界的にも高齢化が加速することが予想されます。それに伴い、歩きづらさを感じる高齢者層も増えるとともに、人材不足などが大きな課題となっています。熊本中央病院では、「質の高い誠実な医療による地域への貢献」という理念のもと、日々患者様に寄り添いながら最適な医療提供に努めるべく、さまざまな取り組みを進めています。今回のWHILL自動運転サービスはそうした取り組みの一環として導入に至りました。

 本サービスでは、自動運転パーソナルモビリティ(一人用の乗り物)を使ってタッチパネル操作で目的地まで移動することが可能です。病院内で手動車椅子を借りる方、長距離歩行や足腰に不安のある方などを含め外来受診に来られる患者様に対し、誰もが利用できる移動サービスを提供することにより、院内の快適な移動環境を整えます。同時に、自動運転によりサポートや介助を必要とせずにご自身で目的地まで移動することで、手動車椅子で移動サポートや道案内をするといった病院スタッフの負担を軽減します。これにより、より優先すべき業務やこれまで手が回らなかった業務などに集中でき、より質の高いサービスを提供できるようになります。

 熊本中央病院とWHILL社は今後も、WHILL自動運転サービスへの新機能追加などを進めながら、患者様そして病院スタッフに対し、移動という観点から、快適な院内環境整備に向けて連携してまいります。

■WHILL自動運転サービス 概要
◇運用開始日:2023年11月6日(月)
◇運用時間:10:00~15:00
◇導入台数:2台
◇導入エリア:2F 一部エリア
◇ステーション場所(乗り場):再来受付機付近、受付2付近
◇サービス内容:WHILLステーションから特定の場所までを自動運転にて案内。降車後は、無人運転により元の場所まで返却。
◇利用対象者:熊本中央病院にお越しになる外来受診の患者様やご家族など


熊本中央病院について:https://www.kumachu.gr.jp 

注1:総務省統計局「統計からみた我が国の高齢者」 https://www.stat.go.jp/data/topics/topi1380.html 
 
■自動運転モデルについて
自動運転モデルは、自動運転・自動停止機能などを搭載したモデルで、広い施設内の特定の目的地まで自動走行で移動できます。あらかじめ収集した地図情報と、センサー群で検知した周囲の状況を照らし合わせながら自動走行し、降車後は無人走行で元の場所に返却されます。

 WHILL自動運転サービスは現在、羽田空港、関西国際空港、成田国際空港、カナダのウィニペグ空港で導入されているとともに、国内の病院でも活用が広がっています。 https://whill.inc/jp/mobility-service 

<熊本中央病院について>
熊本中央病院は、1951年4月に開設し、「質の高い誠実な医療による地域への貢献」を病院理念として、かかりつけ医と連携し、入院を中心とした急性期医療を提供しています。また、「熊本県指定がん診療連携拠点病院」、「地域医療支援病院」の指定を受けており、今後も地域の拠点病院として、皆様に信頼される病院を目指していきたいと考えています。

<WHILL社について>
WHILL社は、2012年5月に日本で創業し、「すべての人の移動を楽しくスマートにする」をミッションとして、20以上の国と地域で近距離移動のプロダクトとサービスを展開しています。主な事業は、高いデザイン性や操作性などが特徴の近距離モビリティWHILLの開発・販売、およびWHILLを活用して気軽な移動体験を提供するモビリティサービス(法人レンタル/自動運転)です。WHILL社は2事業を柱に、近距離の中でも、他の移動手段では行けなかった、歩行領域(歩道・屋内外)の移動をカバーすることで、誰もがどんな場所にもつながる世界を構築します。
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