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「ごちゃまぜコミュニティ × 自分らしく暮らせる賃貸住宅」あしたの賃貸プロジェクト第4回シンポジウム無料開催!

一般財団法人 住宅改良開発公社
11/28(火)オンラインにて無料開催

賃貸住宅のあるべき役割とこれからのビジネスモデルを考える「あしたの賃貸プロジェクト」が第4回シンポジウムを無料開催いたします。今回のテーマは、「ごちゃまぜコミュニティ × 自分らしく暮らせる賃貸住宅」。これからの日本における賃貸住宅のビジネスモデルのヒントを提示する内容となっておりますので、ぜひご参加ください。




「ごちゃまぜコミュニティ × 自分らしく暮らせる賃貸住宅」について


未来が予測できない時代。超高齢化社会が進み、物価上昇による不安定な経済状況の中で、不利益な境遇に立たされる人々の増加が大きな課題となっています。
今回のシンポジウムでは、「住宅政策での賃貸住宅の位置づけはどうなっているのか」、「行政の具体的な打ち手はあるのか」、「社会的立場の弱い人々の住み替え時に何が起きているのか」を考えるとともに、賃貸住宅を舞台にした新しい動きもご紹介します。それは、誰もが役割があり、ホッとできて賑わいのある楽しい賃貸住宅、目の前の人を助ける・サポートしあうことによって実現した、「ごちゃまぜコミュニティ」。居場所ができることで、さまざまな人が集い、まち全体が暮らしやすい場所になっていくのではないでしょうか。

「あしたの賃貸プロジェクト」シンポジウムは、賃貸住宅のおかれている位置づけを確認し、「いま、賃貸住宅に何が起きているのか」、「課題解決のために何ができるのか」を考える機会を提供することを目的としています。皆様と新しい兆しを共有させていただき、議論を深めたいと思います。ぜひご参加ください。

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11月28日(火)13時00分~17時20分 <YouTube無料オンラインシンポジウム>
※視聴には事前登録が必要です。(11月27日 24時締切)
お申し込み特設サイト https://ashitanochintaipj.com/symposium4/
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住居費を下げて住み替えた世帯の分析 ~「あしたの賃貸アンケート」(2021年11月実施)より


一般財団法人住宅改良開発公社では、さまざまな境遇にある方々を含めた入居者を対象に「あしたの賃貸アンケート」(Webアンケート方式、回収件数10,401件)を2021年に実施しました。現在までの住み替えやその理由を解明し、自分らしく暮らせる住まいを検討することを目的として行ったものです。今回は、住居費が減少するような住み替えを行った世帯に着目して分析を行いましたが、厳しい現実が可視化される結果となりました。

■現在の住まいに住み替え後、住居費が減少した世帯は27.9%
住居費の変化が集計可能な2,451件のうち、一つ前の住まいと現在の住まいの住居費を比較したところ、住居費が減少した世帯の割合は27.9%でした。それらの世帯の住居負担率の平均をみると民間賃貸住宅の負担率が22.3%、公的住宅の負担率は13.7%、持家の負担率は1.5%であり、民間賃貸住宅の住居費負担率が高いことがわかります。

■住居費が減少した世帯の住み替えを民間賃貸住宅が支えている
住居費が減少した世帯を公的住宅・民間賃貸住宅別、性別でみると、公的住宅居住では、世帯年収が300万円未満世帯の割合が男性は52.9%、女性70.4%と17.5ポイントも女性の割合が高くなっています。民間賃貸居住でも同様に、300万円未満世帯の割合が男性は32.7% 女性50.5%と17.8ポイントも女性のポイントが高くなっています。平成30年住宅・土地統計調査によると、日本の住宅で居住されている住宅ストックのうち、公的住宅は約5%しかないため、住居費が減少するような経済的事情等での住み替えについては、民間賃貸住宅が支えている状況といえます。


■公的住宅で入居が少ない30平方メートル 未満の住戸を民間賃貸住宅でカバーしている
住居費が減少した世帯を公的住宅・民間賃貸住宅別、延床面積別でみると、公的住宅では30平方メートル 未満の住戸が少なく、2.8%となっている。加えて、50平方メートル 未満の住戸は公的住宅で18.8%、民間賃貸住宅で34.9%となっています。つまり、公的住宅で入居が少ない部分を民間賃貸住宅でカバーしているような結果が現れています。


本シンポジウムでは、こうした状況に対し、民間賃貸住宅から住まいを変えていく可能性を追求する内容となっております。皆様と新しい兆しを共有させていただき、議論を深めたいと思います。ぜひご参加ください。

こんな方におすすめです


・ 賃貸住宅でのコミュニティづくりに関心がある方
・ 入居者に寄り添った賃貸住宅を供給されたい方
・ 新しい賃貸住宅経営に興味のある方
・ 持続可能な長期経営をご検討の方
・ 賃貸住宅と福祉との関係に興味のある方
・ 賃貸住宅経営を通じた社会貢献の方法を考えている方
・ さまざまな賃貸住宅の事例を知りたい方
・ 建築やまちづくりに興味がある方
・ とにかく賃貸住宅が好きな方

シンポジウム概要


■名称        あしたの賃貸プロジェクト第4回シンポジウム
           ~ごちゃまぜコミュニティ × 自分らしく暮らせる賃貸住宅~
■開催日時      2023年11月28日(火)13時00分~17時20分
■配信方法      YouTubeでのライブ配信
■参加料       無料
           ※視聴には事前登録が必要です。(11月27日 24時締切)
           お申し込みは特設サイト
           https://ashitanochintaipj.com/symposium4/
■主催        一般財団法人 住宅改良開発公社
■後援        独立行政法人 住宅金融支援機構
           一般社団法人 全国住宅供給公社等連合会
           一般社団法人 プレハブ建築協会
           公益財団法人 日本賃貸住宅管理協会

■プログラム
13:00~13:05 主催者挨拶
         一般財団法人住宅改良開発公社 理事長 稗田 昭人

13:05~13:55【基調講演】まちの価値向上の真ん中にある賃貸
         東京大学大学院工学系研究科 建築学専攻 教授 大月 敏雄 氏

13:55~14:15 【あしたの賃貸レポート】 入居者ものがたり
         一般財団法人住宅改良開発公社 住まい・まち研究所 所長 松本 眞理
(休憩 5分)

14:20~15:00【事例講演1.】 アンダンチ:ヤギと子供の声と、多様性に開かれた地域の縁側
         株式会社未来企画 代表取締役 福井 大輔 氏

15:00~15:50【事例講演2.】 尼崎市「REHUL』プロジェクトの挑戦と今・これから
         事例講演2.-1 『REHUL』~事業の仕組みと尼崎市が目指したもの
         尼崎市都市整備局 住宅部 住宅管理担当 課長 秋岡 修司 氏

         事例講演2.-2 居住支援の隙間の支援
         生活協同組合コープこうべ 第1地区本部 本部長 前田 裕保 氏

15:50~16:30【事例講演3.】「遠くのシンセキより、近くのタニン」
     ~暮らしの選択肢を増やす“おせっかい”な不動産屋~
         株式会社Happy 代表取締役社長 首藤 義敬 氏
(休憩 10分)

16:40~17:20 質疑応答&クロストーク
         視聴者からの質問に講演者全員が生でお答えいたします


当プレスリリースURL
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000022.000069066.html
一般財団法人 住宅改良開発公社のプレスリリース一覧
https://prtimes.jp/main/html/searchrlp/company_id/69066
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