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夏川草介最新刊 現役医師として命と向き合い続け到達した境地『スピノザの診察室』発売

株式会社水鈴社
累計340万部のベストセラー『神様のカルテ』シリーズを凌駕する、新たな傑作の誕生!

株式会社水鈴社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:篠原一朗、以下水鈴社)は、現役医師であり作家の夏川草介氏による最新刊『スピノザの診察室』を、2023年10月27日(金)に発売します。



今も現役医師として地域医療に携わりながら、命と向き合う日々の経験をもとに、温かく誠実な筆致で物語を生み出し続ける夏川草介さん。最新作『スピノザの診察室』は、京都の市中にある地域病院を舞台に、町の人たちとのふれあいを通じ、生きることの本質を、深く優しいまなざしで綴りました。

『スピノザの診察室』書籍詳細ページ https://www.suirinsha.co.jp/books/detail11.html
最新情報は、水鈴社のSNSより随時発信いたします。 X:@SUIRINSHA / Instagram:@suirinsha


一足早く、作品を読んでくださった書店員の皆さまから、続々と絶賛のコメントが届いています。※一部・抜粋
医療現場の抱える問題、最先端医療のいま、そういったものも描きつつ、治療のあり方、ひいては人が生きること、死ぬこと。そういった哲学的な領域にもにた問いが投げかけらていて、胸に深く刺さりました。
雄町哲郎という医師が、医療現場から見つめる先にあるものの深淵さ、尊さに知らずに涙が溢れていました。出会えて本当に良かったと思える作品でしたし、多くの人に出会ってほしい作品です。(六本松蔦屋書店 峯多美子様)
読みながら「希望」とは何かをずっと考えていました。マチ先生と原田病院の人々、患者さんと紡がれる日々を通し、生に敬意を払い、死に誠実でいるということの中に答えがあるのではないかと思いました。そしてそれはとても難しい事だとも。自分がどのように生き通すかを鑑みるきっかけになる素晴らしい小説でした。(ジュンク堂書店吉祥寺店・田村知世様)
悲しみと苦しみの暗闇に包まれて、立ち行かなくなった人生の道を、ぽっと穏やかに照らしてくれる、やわらかな光のような物語。最後の、あるメッセージを見た瞬間、涙がぼろぼろとあふれて、止まりませんでした。まるで目に見えない奇跡に包まれ、読み終えた後、心が浄化されるようでした。(紀伊國屋書店福岡本店 宗岡敦子様)
何度も何度も鼻の奥がつーんとして物語に抱き締めてもらった気がする。あかん、感想を書きながら思い出したらまた泣きそうです。(未来屋書店大日店 石坂華月様)
ガツガツしたりギラギラした生き方が溢れる現代、そうではない自分や環境にどうしたらいいのか迷うものにとって、スピノザの哲学とともに哲郎の佇まいはお手本として示されたように感じました。(水嶋書房くずはモール店 和田章子様)

また、物語に豊かな彩を添えてくれるのが、長五郎餅、矢来餅、阿闍梨餅…といった老舗和菓子店の銘菓の数々。
京都の銘菓がとても美味しそうで、無性に食べたくなる甘党の人にはとても危険な小説でもあります。(くまざわ書店南松本店 立木恵里奈様)
この本に出てくる銘菓たちが気になってしかたがありません!どんな和菓子だろう?って検索してみて、猛烈にお腹が空きました。いつか京都に行ったら長五郎餅を絶対に買うと心に決めました。(笑)(紀伊國屋書店セブンパークアリオ柏店 伊藤奈穂子様)
和菓子を無性に食べたくなりました!いつか和菓子めぐりに京都に行きたいです。(明屋書店豊前店 加来智美様)
読んだ後には必ず物語に登場する和菓子を食べたくなる、甘いもの好きにはたまらない体験も味わえます。



スピノザとは、17世紀オランダの哲学者。この世界において人間は無力の存在であるとしつつ、”だからこそ”努力が必要と説いた人物です。
コロナ禍を経て、生きづらさや孤独、不安を抱える現代に、希望の明かりをともしてくれる一冊です。

■あらすじ
その医師は、最期に希望の明かりをともす
雄町哲郎は京都の町中の地域病院で働く内科医である。30代の後半に差し掛かった時、最愛の妹が若くしてこの世を去り、 一人残された甥の龍之介と暮らすためにその職を得たが、かつては大学病院で数々の難手術を成功させ、将来を嘱望された凄腕医師だった。 哲郎の医師としての力量に惚れ込んでいた大学准教授の花垣は、愛弟子の南茉莉を研修と称して哲郎のもとに送り込むが……。

■書籍情報
・書名:スピノザの診察室
・著者名:夏川草介
・発売日:2023年10月27日
・定価:1,870円(本体価格+税)
・体裁:四六判上製  
・ページ数:288
・装丁:名久井直子
・電子版:同日発売※実際の配信有無や開始日などは電子書籍ストアにより異なります。詳しくは配信予定日以降、各ストアにてご確認ください

■著者プロフィール
夏川草介(なつかわ・そうすけ)1978年大阪府生まれ。信州大学医学部卒業。長野県にて地域医療に従事。2009年『神様のカルテ』で第10回小学館文庫小説賞を受賞しデビュー。同書は2010年本屋大賞第2位となり、映画化された。他の著書に、世界数10カ国で翻訳された『本を守ろうとする猫の話』、『始まりの木』、コロナ禍の最前線に立つ現役医師である著者が自らの経験をもとに綴り大きな話題となったドキュメント小説『臨床の砦』など。
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