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11月11日は「介護の日」、介護施設の若手社員を中心に支持され、新型保養所「カクレバ」の累計利用者数が150人突破

株式会社デザインクラブ
介護職など人材の定着が課題の職場で特に人気に

中小企業の社員の絆を深めるための新型保養所「カクレバ」を展開する、株式会社デザインクラブ(本社:兵庫県神戸市、代表取締役社長:小川千賀子)の累計利用者数が開業から半年で150人を突破したことをお知らせします。 利用者のなかで特に多いのが、介護施設の運営会社です。「シフト勤務などでスタッフが一堂に集まる機会が少ない」「現場の職員がストレスを抱えやすい」「会社幹部と腹を割って話す機会が少ない」という介護の現場が抱える課題に、「社員の絆を深める」という「カクレバ」のコンセプトが受け入れられたためと考えています。


「カクレバ」とは


星と風の庭
会議風景
「カクレバ」とは、中小企業の社員の絆を深めるために生まれた、全く新しいタイプの保養所です。都会を離れ、里山にある古民家を一棟貸切って、社員が集います。法人契約すると、兵庫県、岐阜県にあるすべての「カクレバ」を利用できます。

いずれも里山などの過疎地なので、周囲に繁華街の類はありません。終電を気にする必要もありません。まさに何者にも邪魔されず、古民家にこもり、社員同士で仕事と飲食をともにします。夜には都会では見ることができない美しい星空、そして鈴虫の奏でる音色に触れることができます。

そうした日常と隔絶した特別な空間で、普段は社員同士でも、どこか遠慮して言えなかったことまで、語り合えるようになるのです。

会議室では生まれない、「現状の壁」を打ち壊すためのアイデアを出し合う。あるいは、酒を酌み交わしながら、普段は打ち明けられない本音を語り合い、チームの結束を強くする。

日常のなかに「里山の保養所」という「非日常」を取り入れることで、職場のコミュニケーションを「進(深)化」させ、組織の活性化を実現するための新型保養所。それが「カクレバ」なのです。

ヒットの背景


コロナ禍を期に中小企業でもリモートワークが普及しています。あるいは世代間の価値観の隔たりも、ますます広がってきています。

にもかかわらず、中小企業の職場ではコンプライアンス、残業規制、そして若い社員の早期退職を気にするあまり、かつてのような「直言」や「飲みニケーション」もできず、人間関係が希薄になっています。

こうしたコミュニケーションが希薄になりがちな状況のなかで、「カクレバ」の利用が特に多くなっているのが、介護施設の運営会社です。

介護労働安定センターが発表した昨年度の「介護労働実態調査」によりますと、介護職員の離職率は事業所ごとの格差が大きい実態が明らかとなっています。

離職率が10%未満の事業所が50.7%を占める一方で、30%以上の事業所も17.4%に達しています。規模の小さい事業所、開設して間もない事業所などが離職率が高い傾向があると言います。

前の事業所を辞めた理由を介護職員に聞くと「職場の人間関係に問題があった」が27.5%で最多となっています。次いで「事業所の理念や運営に不満があった(22.8%)」、「他に良い職場があった(19.0%)」が挙がっています。いずれも同僚、あるいは経営陣との人間関係や相互の理解不足が原因で退職に繋がっているという実態が浮き彫りとなっています。

介護施設の場合、シフト勤務などでスタッフが一堂に集まる機会が少ないだけに、解決は容易ではありません。こうした問題を解決するために、「カクレバ」という場が望まれているのです。

「カクレバ」概要


カクレバ兵庫神河町
星と風の庭
住所:兵庫県神崎郡神河町南小田1015-2



カクレバ兵庫生野町
イクノステイ 甲社宅9号棟、イクノステイ 甲社宅19号
住所:兵庫県朝来市生野町口銀谷697-1

カクレバ飛騨高山
草の庭
住所:岐阜県高山市桜町125

櫟の庭
岐阜県高山市本町4丁目70−1

紀文の庭
住所:岐阜県高山市大新町1丁目48

「カクレバ」に関するお問い合わせ先


電話:078-334-7816(担当:山中)までご連絡ください。

会社概要


株式会社デザインクラブ
代表取締役社長:小川千賀子
本社:神戸市中央区京町76-2 明海三宮第2ビル 8F

代表の小川千賀子はリクルート、そのグループ会社のリクルートコスモス(現コスモスイニシア)でマンションなどのインテリアデザインを担当。1998年に独立し、マンションやホテルのインテリアデザインを手がけるデザインクラブを創業。創業の際に兵庫県の外郭団体・ひょうご産業活性化センターからの出資を受ける。ドーミーイン、カンデオホテルズなど、日本有数の大手ホテルチェーンのデザインを手がける。

コロナ禍を期にしたリモートワークの普及、価値観の多様化などで、社内のコミュニケーションが希薄になる企業が数多く存在していることを知ったことから、社員の絆を深めるための新型保養所「カクレバ」の構想を思い立つ。

従業員の9割が女性で、出退勤自由、リモートワーク、専門職採用などをいちはやく取り入れ子育てしながら働く事ができる「女性が働きやすい職場」の実現にも注力している。代表・小川の著書「99%失敗しない 65歳からの理想のリフォーム&家づくり」(日本文芸社)など。
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