キングスカイフロント「殿町プロジェクト」完成(ニュースリリース)
大和ハウス工業株式会社
■羽田空港に近接した、世界最先端のライフサイエンス・環境分野の研究開発拠点
大和ハウス工業株式会社(本社:大阪市、社長:芳井敬一、以下「大和ハウス工業」)と川崎市(市長:福田紀彦)は、ライフサイエンス・環境分野での世界最先端の研究開発から新産業を創出する、国際戦略拠点キングスカイフロントにおいて、2014年より開発を進めておりましたが、このたび、研究施設4棟、ホテルからなる「殿町プロジェクト」が完成しました。
キングスカイフロントは、東京国際空港(羽田空港)に近接した、川崎市殿町地区内に位置しています。約40万平方メートル の敷地にライフサイエンス・環境分野における世界最高水準の研究開発から新産業を創出する「国際戦略拠点」として、健康・医療・福祉・環境をはじめとした企業・機関が進出しています。
このたび完成したキングスカイフロント「殿町プロジェクト」は、大和ハウス工業が川崎市と連携し、「賑わい・交流機能」の創出をテーマに、約46,000平方メートル (※1)の敷地に研究施設4棟、ホテルを開発したプロジェクトです。
各研究施設は、ライフサイエンス関連企業の研究拠点として活用いただいています。また、「川崎キングスカイフロント東急REIホテル」は、世界初となる使用済みプラスチック由来低炭素水素とバイオエネルギーを活用し、施設内で使用する電力のCO2排出量削減を実現した環境に配慮したホテルとなっています。
今後、「殿町プロジェクト」は、地域に開かれた施設として、研究者や学生、地域住民などの交流イベントを開催するなど、「賑わい・交流」をさらに推進してまいります。
※1.東京ドームと同規模。
●ポイント
1.研究施設 4棟、ホテルからなる「殿町プロジェクト」
2.「多摩川スカイブリッジ」開通による利便性向上でヒト・モノ・ビジネスの交流が活性化
●背景
キングスカイフロントは、いすゞ自動車川崎工場跡地において開発が進む、世界最高水準の研究開発から新産業を創出するオープンイノベーション拠点です。規制緩和・財政支援・税制支援などの様々な優遇制度を活用できる国家戦略特区・国際戦略総合特区・特定都市再生緊急整備地域に指定されており、健康・医療・福祉・環境をはじめとした約70機関(※2)が進出しています。
両者は、2014年6月に「川崎市と大和ハウス工業によるキングスカイフロントまちづくりに関する覚書」を締結。羽田空港に近接している立地を活かし、キングスカイフロントのコンセプトである「最先端のライフサイエンス産業・研究機関が集積する国際戦略拠点」としてのまちづくりを行うため、「殿町プロジェクト」においては、最先端の研究をする企業、研究機関の誘致とともに、「賑わい・交流機能」を創出することをテーマに開発に着手しました。
一次開発では、東急ホテルズ&リゾーツ株式会社が運営する「川崎キングスカイフロント東急REIホテル」と研究施設「Research Gate Building-TONOMACHI 1-」(リサーチ・ゲート・ビルディング・トノマチ・ワン)、日本メドトロニック株式会社などが入居する「Research Gate Building-TONOMACHI 2-」(リサーチ・ゲート・ビルディング・トノマチ・ツー)を開発。大手製薬会社や大学などが入居しています。
2020年12月には、株式会社島津製作所などが入居する「Research Gate Building-TONOMACHI 3-」(リサーチ・ゲート・ビルディング・トノマチ・スリー)が竣工。2023年11月7日に、「Research Gate Building-TONOMACHI 4-」(リサーチ・ゲート・ビルディング・トノマチ・フォー)が竣工し、「殿町プロジェクト」が完成しました。現在4棟の研究施設には、14機関(※2)に入居いただいています。
※2.2023年11月現在。
1.研究施設4棟、ホテルからなる「殿町プロジェクト」
「殿町プロジェクト」は、医薬品や医療機器、再生医療等のライフサイエンス関連企業の研究拠点となる研究施設4棟と、世界初の“水素ホテル”である「川崎キングスカイフロント東急REIホテル」からなるエリアです。当ホテルは、使用済みプラスチック由来低炭素水素とバイオエネルギーを活用し、施設内で使用する電力のCO2排出量削減を実現していることに加え、植物由来の資源を使用したアメニティを導入するなど、環境に配慮したホテルとなっています。
キングスカイフロントで勤務する従業員や地域住民などが集いやすく交流しやすいまちづくりを進め、「殿町プロジェクト」の敷地の中心にはシンボルツリーを有した「コミュニティパーク」を設置。「殿町プロジェクト」の南北に位置する2つの公園と「コミュニティパーク」をつなぐ「プロムナード」(※3)をつくるなど、回遊性を高めました。また、敷地内には四季折々の木々を植栽し、自然と調和した環境を整備しました。
「殿町プロジェクト」の研究施設「Research Gate Building(リサーチ・ゲート・ビルディング)」は、次世代の医療として大きな成長が期待される再生・細胞医療の研究をはじめ、最先端の医療技術、医療機器の研究開発等を行うことができる最先端のバイオメディカルラボです。微生物などを安全に取り扱うことができる「バイオセーフティレベル2」(※4)に対応。間仕切りがなく柔軟なレイアウトが可能な大空間ラボや、物資の搬入出用クレーンを装備したメカニカルバルコニー(※5)を設置しているため、さまざまな企業のニーズに対応可能です。
※3.遊歩道のこと。
※4.細菌・ウィルスなどの病原体を取り扱う実験室の分類で、レベル1~4まで設定されている。
※5.研究などで必要な設備機器、配管・配線などを集約するスペース。「Research Gate Building-TONOMACHI 3-」のみ設置。
2.「多摩川スカイブリッジ」開通による利便性向上でヒト・モノ・ビジネスの交流が活性化
「殿町プロジェクト」は、キングスカイフロントと羽田空港をつなぐ新しい橋「多摩川スカイブリッジ」が2022 年3 月に開通したことにより、羽田空港(第3 ターミナル)から車で約5 分と、国内はもとより海外からもスピーディーなアクセスが可能になりました。また、首都高速道路「殿町インターチェンジ」から車で約1分(約450m)と至近のため、約4分(約4.5km)で「東京湾アクアライン」に接続が可能なことに加え、東名高速道路等の広域幹線道路網にも近接。国際貿易港の「東京港」「川崎港」「横浜港」にもアクセスしやすく、陸海空全てのルートが整っている立地です。
あわせて、キングスカイフロントの対岸には、羽田空港のほか、商業・オフィスなどからなる大規模複合施設「HANEDA INNOVATION CITY(羽田イノベーションシティ)」(2023年11月16日開業予定)や、エアポートホテルを核とした複合施設「羽田エアポートガーデン」などの施設も整備されています。羽田空港周辺地域および京浜臨海部の連携強化や、多摩川両岸の成長戦略拠点の形成・発展などにより、ヒト・モノ・ビジネスの交流が活性化することで、国際競争力の強化が期待されています。
■「殿町プロジェクト」概要
所在地:神奈川県川崎市川崎区殿町3丁目25番9、10、11他
交通:京浜急行電鉄「小島新田駅」より徒歩12分、JR東日本「川崎駅」よりバス約22分
敷地面積:46,172.96平方メートル
<Research Gate Building-TONOMACHI 1-・Research Gate Building-TONOMACHI 2->
2018年5月30日リリース:https://www.daiwahouse.com/about/release/house/20180530101751.html
<Research Gate Building-TONOMACHI 3->
所在地:神奈川県川崎市川崎区殿町3丁目25番40
敷地面積:14,675.32平方メートル
延床面積:22,116.75平方メートル
構造・階数:鉄骨造・4階建て
建物用途:事務所(研究施設)
建築主:芙蓉総合リース株式会社
設計・施工:大和ハウス工業株式会社
着工日:2019年1月10日
竣工日:2020年12月20日
お客さまお問い合わせ先:大和ハウス工業株式会社 東京本店建築事業部 TEL:03-5214-2200
<Research Gate Building-TONOMACHI 4->
所在地:神奈川県川崎市川崎区殿町3丁目25番7
敷地面積:11,772.94平方メートル
延床面積:13,283.35平方メートル
構造・階数:鉄骨造・4階建て
建物用途:事務所(研究施設)
建築主:芙蓉総合リース株式会社
設計・施工:大和ハウス工業株式会社
着工日:2021年10月18日
竣工日:2023年11月7日
お客さまお問い合わせ先:大和ハウス工業株式会社 東京本店建築事業部 TEL:03-5214-2200
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■羽田空港に近接した、世界最先端のライフサイエンス・環境分野の研究開発拠点
大和ハウス工業株式会社(本社:大阪市、社長:芳井敬一、以下「大和ハウス工業」)と川崎市(市長:福田紀彦)は、ライフサイエンス・環境分野での世界最先端の研究開発から新産業を創出する、国際戦略拠点キングスカイフロントにおいて、2014年より開発を進めておりましたが、このたび、研究施設4棟、ホテルからなる「殿町プロジェクト」が完成しました。
キングスカイフロントは、東京国際空港(羽田空港)に近接した、川崎市殿町地区内に位置しています。約40万平方メートル の敷地にライフサイエンス・環境分野における世界最高水準の研究開発から新産業を創出する「国際戦略拠点」として、健康・医療・福祉・環境をはじめとした企業・機関が進出しています。
このたび完成したキングスカイフロント「殿町プロジェクト」は、大和ハウス工業が川崎市と連携し、「賑わい・交流機能」の創出をテーマに、約46,000平方メートル (※1)の敷地に研究施設4棟、ホテルを開発したプロジェクトです。
各研究施設は、ライフサイエンス関連企業の研究拠点として活用いただいています。また、「川崎キングスカイフロント東急REIホテル」は、世界初となる使用済みプラスチック由来低炭素水素とバイオエネルギーを活用し、施設内で使用する電力のCO2排出量削減を実現した環境に配慮したホテルとなっています。
今後、「殿町プロジェクト」は、地域に開かれた施設として、研究者や学生、地域住民などの交流イベントを開催するなど、「賑わい・交流」をさらに推進してまいります。
※1.東京ドームと同規模。
●ポイント
1.研究施設 4棟、ホテルからなる「殿町プロジェクト」
2.「多摩川スカイブリッジ」開通による利便性向上でヒト・モノ・ビジネスの交流が活性化
●背景
キングスカイフロントは、いすゞ自動車川崎工場跡地において開発が進む、世界最高水準の研究開発から新産業を創出するオープンイノベーション拠点です。規制緩和・財政支援・税制支援などの様々な優遇制度を活用できる国家戦略特区・国際戦略総合特区・特定都市再生緊急整備地域に指定されており、健康・医療・福祉・環境をはじめとした約70機関(※2)が進出しています。
両者は、2014年6月に「川崎市と大和ハウス工業によるキングスカイフロントまちづくりに関する覚書」を締結。羽田空港に近接している立地を活かし、キングスカイフロントのコンセプトである「最先端のライフサイエンス産業・研究機関が集積する国際戦略拠点」としてのまちづくりを行うため、「殿町プロジェクト」においては、最先端の研究をする企業、研究機関の誘致とともに、「賑わい・交流機能」を創出することをテーマに開発に着手しました。
一次開発では、東急ホテルズ&リゾーツ株式会社が運営する「川崎キングスカイフロント東急REIホテル」と研究施設「Research Gate Building-TONOMACHI 1-」(リサーチ・ゲート・ビルディング・トノマチ・ワン)、日本メドトロニック株式会社などが入居する「Research Gate Building-TONOMACHI 2-」(リサーチ・ゲート・ビルディング・トノマチ・ツー)を開発。大手製薬会社や大学などが入居しています。
2020年12月には、株式会社島津製作所などが入居する「Research Gate Building-TONOMACHI 3-」(リサーチ・ゲート・ビルディング・トノマチ・スリー)が竣工。2023年11月7日に、「Research Gate Building-TONOMACHI 4-」(リサーチ・ゲート・ビルディング・トノマチ・フォー)が竣工し、「殿町プロジェクト」が完成しました。現在4棟の研究施設には、14機関(※2)に入居いただいています。
※2.2023年11月現在。
1.研究施設4棟、ホテルからなる「殿町プロジェクト」
「殿町プロジェクト」は、医薬品や医療機器、再生医療等のライフサイエンス関連企業の研究拠点となる研究施設4棟と、世界初の“水素ホテル”である「川崎キングスカイフロント東急REIホテル」からなるエリアです。当ホテルは、使用済みプラスチック由来低炭素水素とバイオエネルギーを活用し、施設内で使用する電力のCO2排出量削減を実現していることに加え、植物由来の資源を使用したアメニティを導入するなど、環境に配慮したホテルとなっています。
キングスカイフロントで勤務する従業員や地域住民などが集いやすく交流しやすいまちづくりを進め、「殿町プロジェクト」の敷地の中心にはシンボルツリーを有した「コミュニティパーク」を設置。「殿町プロジェクト」の南北に位置する2つの公園と「コミュニティパーク」をつなぐ「プロムナード」(※3)をつくるなど、回遊性を高めました。また、敷地内には四季折々の木々を植栽し、自然と調和した環境を整備しました。
「殿町プロジェクト」の研究施設「Research Gate Building(リサーチ・ゲート・ビルディング)」は、次世代の医療として大きな成長が期待される再生・細胞医療の研究をはじめ、最先端の医療技術、医療機器の研究開発等を行うことができる最先端のバイオメディカルラボです。微生物などを安全に取り扱うことができる「バイオセーフティレベル2」(※4)に対応。間仕切りがなく柔軟なレイアウトが可能な大空間ラボや、物資の搬入出用クレーンを装備したメカニカルバルコニー(※5)を設置しているため、さまざまな企業のニーズに対応可能です。
※3.遊歩道のこと。
※4.細菌・ウィルスなどの病原体を取り扱う実験室の分類で、レベル1~4まで設定されている。
※5.研究などで必要な設備機器、配管・配線などを集約するスペース。「Research Gate Building-TONOMACHI 3-」のみ設置。
2.「多摩川スカイブリッジ」開通による利便性向上でヒト・モノ・ビジネスの交流が活性化
「殿町プロジェクト」は、キングスカイフロントと羽田空港をつなぐ新しい橋「多摩川スカイブリッジ」が2022 年3 月に開通したことにより、羽田空港(第3 ターミナル)から車で約5 分と、国内はもとより海外からもスピーディーなアクセスが可能になりました。また、首都高速道路「殿町インターチェンジ」から車で約1分(約450m)と至近のため、約4分(約4.5km)で「東京湾アクアライン」に接続が可能なことに加え、東名高速道路等の広域幹線道路網にも近接。国際貿易港の「東京港」「川崎港」「横浜港」にもアクセスしやすく、陸海空全てのルートが整っている立地です。
あわせて、キングスカイフロントの対岸には、羽田空港のほか、商業・オフィスなどからなる大規模複合施設「HANEDA INNOVATION CITY(羽田イノベーションシティ)」(2023年11月16日開業予定)や、エアポートホテルを核とした複合施設「羽田エアポートガーデン」などの施設も整備されています。羽田空港周辺地域および京浜臨海部の連携強化や、多摩川両岸の成長戦略拠点の形成・発展などにより、ヒト・モノ・ビジネスの交流が活性化することで、国際競争力の強化が期待されています。
■「殿町プロジェクト」概要
所在地:神奈川県川崎市川崎区殿町3丁目25番9、10、11他
交通:京浜急行電鉄「小島新田駅」より徒歩12分、JR東日本「川崎駅」よりバス約22分
敷地面積:46,172.96平方メートル
<Research Gate Building-TONOMACHI 1-・Research Gate Building-TONOMACHI 2->
2018年5月30日リリース:https://www.daiwahouse.com/about/release/house/20180530101751.html
<Research Gate Building-TONOMACHI 3->
所在地:神奈川県川崎市川崎区殿町3丁目25番40
敷地面積:14,675.32平方メートル
延床面積:22,116.75平方メートル
構造・階数:鉄骨造・4階建て
建物用途:事務所(研究施設)
建築主:芙蓉総合リース株式会社
設計・施工:大和ハウス工業株式会社
着工日:2019年1月10日
竣工日:2020年12月20日
お客さまお問い合わせ先:大和ハウス工業株式会社 東京本店建築事業部 TEL:03-5214-2200
<Research Gate Building-TONOMACHI 4->
所在地:神奈川県川崎市川崎区殿町3丁目25番7
敷地面積:11,772.94平方メートル
延床面積:13,283.35平方メートル
構造・階数:鉄骨造・4階建て
建物用途:事務所(研究施設)
建築主:芙蓉総合リース株式会社
設計・施工:大和ハウス工業株式会社
着工日:2021年10月18日
竣工日:2023年11月7日
お客さまお問い合わせ先:大和ハウス工業株式会社 東京本店建築事業部 TEL:03-5214-2200
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(2023/11/14 16:29)
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