【12月は山形県で開催】こども宅食応援団は2023年度、全国10ヵ所を回る対話イベント「親子の支援を語ろうキャラバン」を実施中
一般社団法人 こども宅食応援団
2023年12月15日(金)山形市 山形テルサ研修室A
一般社団法人こども宅食応援団(所在地:佐賀県佐賀市、代表理事:駒崎弘樹、以下「こども宅食応援団」)は、2023年12月15日、山形県で「親子の支援を語ろうキャラバン」を実施しました。この取り組みは、親子の支援に携わる地域の団体が“地域みんなで親子を支えるつながり”を深める目的で、こども宅食応援団が、2023年6月から全国10地域にて開催しているイベントです。
親子の支援を語ろうキャラバンについて
「つらい状況にある親子をなんとかしたい」そんな想いで、親子の支援に携わる地域の団体がつどい、語り合い、“地域みんなで親子を支えるつながり”を深める取り組みとして、こども宅食応援団は、2023年6月から全国10地域にて「親子の支援を 語ろうキャラバン」を実施しています。
「親子の支援を語ろうキャラバン」記事はこちら https://hiromare-takushoku.jp/2023/06/08/5622/
12月に山形県で開催したキャラバンでは、地元で親子の支援に携わる、山形市社会福祉協議会 地域福祉課 片倉 美香さん、NPO法人クローバーの会@やまがた理事長 樋口 愛子さんにご登壇いただき、活動事例の発表や座談会などを行いました。山形県内の自治体、山形市で子ども食堂を運営する方、児童家庭支援センターの皆さまなどと一緒に、「親子のつらい」を見逃さない地域・社会を目指して、今、私たちにできることを語り合いました。
イベント概要
「親子の支援を語ろうキャラバン」
2023年12月15日(金)13時30分~16時
会場:山形テルサ研修室A https://yamagataterrsa.or.jp/
山形市双葉町1-2-3
■プログラム
開会のご挨拶 山形市長よりご挨拶
第1部
「こども宅食とは?」(30分)
定期的な「食のお届け」をきっかけに家庭を見守り、寄り添う伴走型支援「こども宅食」について、活動の概要 や、家庭へのアプローチの特性、地域の支援へとつなげる役割など、映像を交えて、こども宅食応援団の理事原水からお伝えしました。
第2部
山形市が取り組む「おやこよりそいチャット」の紹介(40分)
地域の実施団体より「こども宅食の事例紹介」
地域特性や実施団体によって、こども宅食の活動は多様に広がっています。キャラバン開催地の山形県で、こども宅食を実施している団体にご登壇いただき、親子の見守りを通じた発見や課題などを紹介頂きました。
また、山形市がフローレンスと取り組む「おやこよりそいチャット」(※)についてもご紹介いただきました。
※「おやこよりそいチャット」
SNSなどでのオンライン支援と、対面支援を組み合わせて子育て家庭に伴走するハイブリッドソーシャルワークを実践する取り組み。社会福祉士や精神保健福祉士など専門的な資格を持つ複数名が相談員として対応。
第3部
参加者による「座談会」(60分)
親子の支援に携わる団体の皆さん全員で座談会を実施「親子のつらいを見逃さない社会」を目指して、今、私たちにできることとは?をテーマに語り合いました。
■「山形の支援の状況が良く分かった」
今回のキャラバンには、山形県内で親子の支援に関わる約20名の方にご参加いただき、日々の活動への熱い想いを聞かせていただきました。訪問するご家庭の抱える課題は様々あり、今後、こども宅食のお届け世帯を増やしていく中で、取り組む団体が共に手を取り合い、団体の得意(特性)を活かした支援の形(ネットワーク)を構築し連携することの大切さについても語られました。参加された方からは、「山形の支援の状況が良く分かった」「伴走支援のあり方について改めて考えたい」など感想が寄せられました。
視察に来られた山形市 市長よりご挨拶
山形市長は、「山形市では「おやこよりそいチャットやまがた」を開始し、特に支援の必要が高い世帯へは「こども宅食」をきっかけに見守り支援を行なっています。また、妊娠期から子育て期まで切れ目ない支援を行うための相談支援機関を開設し、親子がより身近で気軽に相談支援を受けられるよう、体制の強化を図って参ります。」と述べました。
登壇者プロフィール
山形市社会福祉協議会 地域福祉課
片倉 美香さん
https://www.yamagatashishakyo.or.jp/
山形女子短期大学卒。学童保育指導員、保育士として保育園に勤務後、2002年に社会福祉法人山形市社会福祉協議会に入職し「つくも保育園」に勤務。本年から山形市社会福祉協議会地域福祉課にて、子どもの居場所づくり支援センターや子ども見守り宅食相談員を担当している。
NPO法人クローバーの会@やまがた 理事長
樋口 愛子さん https://clover-yamagata.jimdofree.com/
1973年山形県飯豊町生まれ、ダウン症の姉と育つ。2015年 長女の不登校をきっかけに不登校ひきこもりの子どもをもつ親の会「クローバーの会@やまがた」を立ち上げる。2016年からは親の会の仲間と子ども食堂「みどりこどもひろば」を開始し、親子の居場所づくりやひとり親家庭への食糧支援に取り組んでいる。2019年より山形県若者相談支援拠点を受託。2021年からは不登校の小中学生の居場所「フリースクールよつば」を開始。現在は親の会の立ち上げ支援、子どもと親の居場所マップ作りに奔走中。
団体概要
一般社団法人こども宅食応援団
https://hiromare-takushoku.jp/
「こども宅食」は生活の厳しい子育て家庭に定期的に食品を届ける取り組みです。食品のお届けをきっかけにつながりをつくり、見守りながら、食品以外の様々な支援につなげていきます。こども宅食応援団は、この「こども宅食」の仕組みを、日本中に広げていくため、こども宅食事業に取り組む自治体やNPO等に対して活動資金やノウハウの提供、事業推進のための伴走的な支援を実施します。また、こども宅食事業や事業を通じて解決しようとしている社会課題の認知度拡大のための広報活動を実施します。こども宅食応援団は、認定NPO法人フローレンスグループであり、連携してこども宅食の全国普及に取り組んでいます。
※「こども宅食」は登録商標です。
認定NPO法人フローレンス
https://florence.or.jp/
こどもたちのために、日本を変える。フローレンスは日本の子ども・子育て領域に関わる課題解決と価値創造に取り組む、国内最大規模の認定NPO法人です。 日本初の訪問型病児保育事業で2004年に設立し、こどもの虐待、こどもの貧困、障害児家庭の支援不足、親子の孤立の課題を解決するため、多様な保育事業を運営するほか、全国で「こども宅食」「おやこよりそいチャット」「にんしん相談」「赤ちゃん縁組」などの福祉事業と支援活動、政策提言をおこなっています。
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2023年12月15日(金)山形市 山形テルサ研修室A
一般社団法人こども宅食応援団(所在地:佐賀県佐賀市、代表理事:駒崎弘樹、以下「こども宅食応援団」)は、2023年12月15日、山形県で「親子の支援を語ろうキャラバン」を実施しました。この取り組みは、親子の支援に携わる地域の団体が“地域みんなで親子を支えるつながり”を深める目的で、こども宅食応援団が、2023年6月から全国10地域にて開催しているイベントです。
親子の支援を語ろうキャラバンについて
「つらい状況にある親子をなんとかしたい」そんな想いで、親子の支援に携わる地域の団体がつどい、語り合い、“地域みんなで親子を支えるつながり”を深める取り組みとして、こども宅食応援団は、2023年6月から全国10地域にて「親子の支援を 語ろうキャラバン」を実施しています。
「親子の支援を語ろうキャラバン」記事はこちら https://hiromare-takushoku.jp/2023/06/08/5622/
12月に山形県で開催したキャラバンでは、地元で親子の支援に携わる、山形市社会福祉協議会 地域福祉課 片倉 美香さん、NPO法人クローバーの会@やまがた理事長 樋口 愛子さんにご登壇いただき、活動事例の発表や座談会などを行いました。山形県内の自治体、山形市で子ども食堂を運営する方、児童家庭支援センターの皆さまなどと一緒に、「親子のつらい」を見逃さない地域・社会を目指して、今、私たちにできることを語り合いました。
イベント概要
「親子の支援を語ろうキャラバン」
2023年12月15日(金)13時30分~16時
会場:山形テルサ研修室A https://yamagataterrsa.or.jp/
山形市双葉町1-2-3
■プログラム
開会のご挨拶 山形市長よりご挨拶
第1部
「こども宅食とは?」(30分)
定期的な「食のお届け」をきっかけに家庭を見守り、寄り添う伴走型支援「こども宅食」について、活動の概要 や、家庭へのアプローチの特性、地域の支援へとつなげる役割など、映像を交えて、こども宅食応援団の理事原水からお伝えしました。
第2部
山形市が取り組む「おやこよりそいチャット」の紹介(40分)
地域の実施団体より「こども宅食の事例紹介」
地域特性や実施団体によって、こども宅食の活動は多様に広がっています。キャラバン開催地の山形県で、こども宅食を実施している団体にご登壇いただき、親子の見守りを通じた発見や課題などを紹介頂きました。
また、山形市がフローレンスと取り組む「おやこよりそいチャット」(※)についてもご紹介いただきました。
※「おやこよりそいチャット」
SNSなどでのオンライン支援と、対面支援を組み合わせて子育て家庭に伴走するハイブリッドソーシャルワークを実践する取り組み。社会福祉士や精神保健福祉士など専門的な資格を持つ複数名が相談員として対応。
第3部
参加者による「座談会」(60分)
親子の支援に携わる団体の皆さん全員で座談会を実施「親子のつらいを見逃さない社会」を目指して、今、私たちにできることとは?をテーマに語り合いました。
■「山形の支援の状況が良く分かった」
今回のキャラバンには、山形県内で親子の支援に関わる約20名の方にご参加いただき、日々の活動への熱い想いを聞かせていただきました。訪問するご家庭の抱える課題は様々あり、今後、こども宅食のお届け世帯を増やしていく中で、取り組む団体が共に手を取り合い、団体の得意(特性)を活かした支援の形(ネットワーク)を構築し連携することの大切さについても語られました。参加された方からは、「山形の支援の状況が良く分かった」「伴走支援のあり方について改めて考えたい」など感想が寄せられました。
視察に来られた山形市 市長よりご挨拶
山形市長は、「山形市では「おやこよりそいチャットやまがた」を開始し、特に支援の必要が高い世帯へは「こども宅食」をきっかけに見守り支援を行なっています。また、妊娠期から子育て期まで切れ目ない支援を行うための相談支援機関を開設し、親子がより身近で気軽に相談支援を受けられるよう、体制の強化を図って参ります。」と述べました。
登壇者プロフィール
山形市社会福祉協議会 地域福祉課
片倉 美香さん
https://www.yamagatashishakyo.or.jp/
山形女子短期大学卒。学童保育指導員、保育士として保育園に勤務後、2002年に社会福祉法人山形市社会福祉協議会に入職し「つくも保育園」に勤務。本年から山形市社会福祉協議会地域福祉課にて、子どもの居場所づくり支援センターや子ども見守り宅食相談員を担当している。
NPO法人クローバーの会@やまがた 理事長
樋口 愛子さん https://clover-yamagata.jimdofree.com/
1973年山形県飯豊町生まれ、ダウン症の姉と育つ。2015年 長女の不登校をきっかけに不登校ひきこもりの子どもをもつ親の会「クローバーの会@やまがた」を立ち上げる。2016年からは親の会の仲間と子ども食堂「みどりこどもひろば」を開始し、親子の居場所づくりやひとり親家庭への食糧支援に取り組んでいる。2019年より山形県若者相談支援拠点を受託。2021年からは不登校の小中学生の居場所「フリースクールよつば」を開始。現在は親の会の立ち上げ支援、子どもと親の居場所マップ作りに奔走中。
団体概要
一般社団法人こども宅食応援団
https://hiromare-takushoku.jp/
「こども宅食」は生活の厳しい子育て家庭に定期的に食品を届ける取り組みです。食品のお届けをきっかけにつながりをつくり、見守りながら、食品以外の様々な支援につなげていきます。こども宅食応援団は、この「こども宅食」の仕組みを、日本中に広げていくため、こども宅食事業に取り組む自治体やNPO等に対して活動資金やノウハウの提供、事業推進のための伴走的な支援を実施します。また、こども宅食事業や事業を通じて解決しようとしている社会課題の認知度拡大のための広報活動を実施します。こども宅食応援団は、認定NPO法人フローレンスグループであり、連携してこども宅食の全国普及に取り組んでいます。
※「こども宅食」は登録商標です。
認定NPO法人フローレンス
https://florence.or.jp/
こどもたちのために、日本を変える。フローレンスは日本の子ども・子育て領域に関わる課題解決と価値創造に取り組む、国内最大規模の認定NPO法人です。 日本初の訪問型病児保育事業で2004年に設立し、こどもの虐待、こどもの貧困、障害児家庭の支援不足、親子の孤立の課題を解決するため、多様な保育事業を運営するほか、全国で「こども宅食」「おやこよりそいチャット」「にんしん相談」「赤ちゃん縁組」などの福祉事業と支援活動、政策提言をおこなっています。
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(2023/12/18 12:34)
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